水流早貴のバースデードネーション-貧困の連鎖を断ち切るための、子供の教育支援

寄付先

NPO法人 結び手 Musubi-Te Foundation

誕生日

5月17日

水流 早貴

支援総額

262,214円

/ 100,000円

262%
100%
  • 支援総額

    262,214円

  • 支援者数

    38人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2023年5月16日

  • 終了日

    2023年5月31日

キャンペーンは終了しました

「理不尽な環境下に生まれたとしても、誰もが努力できる社会を創る」をミッションに、約4年間インドで、貧困地域の女性のエンパワーメントや子どもの教育支援に取り組んできました。

この度、水流早貴の誕生日にバースデードネーションを行います!インドの貧困地域の子どもたちが、貧困の連鎖を断ち切れるよう、主に教育支援の活動に活用します。

ストーリー


「インドで何やってんの??」とお久しぶりな方も見て頂いてるかもしれないので、改めて活動のきっかけ、これまでの活動、今取り組んでいることについて書きたいと思います。



▼活動のきっかけ

これまで4年間、インドで「理不尽な環境下に生まれたとしても、誰もが努力できる社会を創る」をミッションに、社会問題の解決に取り組んできました。

学生時代、世界十数カ国を巡り、その中で偶々訪れたのがインドでした。
すべて飲み込まれそうになるほど圧倒的なエネルギーと、困っていたら誰かがそっと手を差し伸べてくれる人懐っこい人々に魅了されて、学生時代に計10回以上インドに渡航しました。

何度かインドに足を運ぶ中で、ビハール州を訪問しました。お釈迦様が悟りをひらいた地で、今でも世界各国から仏教徒が訪れ、瞑想や、祈りを捧げる仏教最大の聖地でもあります。
同時に、インド最貧困州とも呼ばれ、教育や雇用機会など様々な問題を抱えている地域です。

そんなビハール州を偶然訪れたとき、貧困家庭に生まれたために、学ぶことを諦めたり、夢を実現することができない子どもたちに出逢いました。



その状況を目の当たりにし、生まれる場所なんて選べないし、人生のくじ引きで偶然インドの貧しい家庭に生まれたというだけで、機会が得られないなんて、なんて理不尽だろうと憤りを感じました。

それがきっかけで、「理不尽な環境に生まれたとしても、誰もが努力できる社会を創りたい」と思うようになり、貧困問題の解決への挑戦が始まりました。

貧困問題の解決を模索すべく、大学を1年休学して、インドのNGOでのボランティア、インターンに参加したり、フィリピンの社会的企業で、国際協力やサステナブルなソーシャルビジネスについて学ばせてもらいました。

▼これまでの活動
新卒で人材会社に入社しました。社会人になってからも、想いは変わらず貧困問題の解決に取り組みたく、2年目の頃からは週末に社会起業家塾に通ったり、夏季休暇にインドネシア最大規模の社会的企業で事業運営を学びました。

そして4年前、社会起業家のプラットフォームである、ボーダレスジャパングループにジョインし、インドにて、スラム街の女性の経済的自立を目指したハウスクリーニング会社、SAKURA Home Serviceを創業しました。

貧困の連鎖を断ち切るべく、子どもたちが教育を受け続けられる社会を目指して、スラム街の母親を雇用し、プロのハウスキーパーの育成を行いました。
創業して約半年後にロックダウンがあり、コロナ禍は事業停止など大変なこともありましたが、何度か事業転換もしながら、10名を雇用してきました。



しかしながら、人材育成のスピードと事業拡大のバランスが取れず、持続可能な形で継続することが難しくなってしまい、昨年こちらは事業終了しました。

SAKURAで研修などを担当していた子は、今は社会活動家として、結び手とともに教育支援に携わっています。
元SAKURAスタッフたちは、日本人の個人宅や法人の清掃員、インドの清掃会社の一員として活躍しており、今でも皆とは定期的に連絡をとっています。先日、とあるスタッフがディープクリーニング(専門清掃)を個人で始めようかなと話していました。

事業終了に伴い、様々な葛藤や痛みはありましたが、彼女たちはこれまでほとんど教育も受けてこなかった中、スキルを身に着けて、人としても成長し、自立できていることを誇りに思います。

▼今取り組んでいること
コロナ禍で、知っている人たちが次々とコロナや飢えで亡くなっていく状況に直面し、2020年・2021年に緊急支援活動を行いました。

結び手共同代表の福岡さんとは、コロナ禍にオンラインでお話ししたのが最初でした。それぞれインドの異なる地域で人とのネットワークがあったため、共にできる限りのことをやろうと、都市部のスラム街から農村まで、貧困地域で職を失った方々への食糧支援、医療サポートなどに取り組みました。

当時、何の組織団体でもなかった、個人の私たちを信じて、寄付を託して頂いた方々に心から感謝しています。

コロナ禍で、特に貧困地域の人々への影響は大きく、残念ながら支援できず、亡くなってしまう方々もいました。

こんな緊急事態は、今後一切ない方が良いのですが、万が一何か緊急事態があってもすぐに支援を届けたり、長期的には支援に頼ることなく、貧困の連鎖を断ち切るために社会問題の解決に取り組むべく、2022年に法人化(NPO法人結び手)しました。

NPO法人結び手は、「外部環境が原因で努力できない人をなくす」をミッションに、社会問題の解決に取り組んでいます。

これまで、インドのビハール州・ラジャスタン州などを中心に、貧困家庭出身の子ども向けに、アフタースクール運営を行い、270名以上の子どもたちに教育の機会を届けています。村の先生を雇用し、オフラインの教育とともに、オンライン教育の導入も進めています。



他には、日本とインドの国際教育、研修プログラムの企画運営、社会活動したい人と団体を繋げるなど、情報と人を結ぶ役割を担ってきました。
有難いことに、ミッションに共感いただけて、協力者も増え、心強い組織になってきています。

私たちは、本質的な社会問題の解決に繋がることを優先的に取り組んでおり、いきなり建物を建てるなどはせず、青空スクールから始めました。限られた資金の中、それを建物代に活用するよりも、一人でも多くの子供たちが教育を受けられることが、彼らの未来にとってポジティブな影響があると考えるためです。

また、自分たちの目で実際に見てもない地域や団体への支援も行いません。

私は、貧困地域で暮らす人々と関わるうえで、彼らと目線を合わせて対話すること、声を聞くこと、対等であることを大事にしています。
可能な限り彼らの言葉でリアルを理解したいので、ヒアリングなど会話は、拙いヒンディー語ですが、自分が直接コミュニケーションを取るようにしています。

インドには貧困を取り巻く様々な複雑な社会問題があり、1つの現場に行くだけで、複数の取り組むべき課題が見えてきます。

まだまだやるべきことは沢山あるので、活動を拡大していきたいと思っています。わたしたちの想いに賛同いただける方は、ぜひ寄付でご支援いただけると大変嬉しいです。

ボランティア、プロボノなど社会活動に関わりたい方もお気軽にご連絡ください。

これまで人生の中で、本当に多くの皆さんに支えられて、今日まで活動を続けることができています。いつもありがとうございます、そしてこれからもより良い社会をつくっていく一人として、頑張ります!





https://www.musubite.org

代表:福岡洸太郎

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