【本日最終日!】「障がい者だからできない」を減らしたい!パソコン教室の復活のためのクラウドファンディングに挑戦します!

寄付先

NPO法人 特定非営利活動法人MAMIE(マミー)

特定非営利活動法人MAMIE

支援総額

843,532円

/ 800,000円

169%
160%
100%
  • 支援総額

    843,532円

  • 支援者数

    106人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2023年4月15日

  • 終了日

    2023年5月26日

キャンペーンは終了しました

5/25【セカンドゴール達成!】キャンペーン最終日まで走り抜けます!

本日5/25セカンドゴールとして設定をしていた80万円を無事達成することができました!

これだけ多くの方々が、団体の活動や想いに共感をしてくださったのだと思うと大変心強く、また、これからの活動にきちんとみなさまからの熱量や想いを反映していかなければと日々背筋が伸びる思いです。ここまでご支援・ご協力いただき、本当にありがとうございます。

残りの期間も近いので、最後のゴールは設定しませんが、引き続き多くの方に団体のことについて知っていただけるよう尽力していきたいと思っておりますので、ぜひ最後まで応援を宜しくお願いいたします!

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5/14追記【より多くの方にパソコン教室を!ネクストゴール80万円に挑戦します!】

4月16日(日)に開始した、MAMIEのパソコン教室復活のためのクラウドファンディングキャンペーンが無事初回目標の50万円を達成することができました!

ご支援・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。

たくさんの温かい応援メッセージに何度も励まされながら、ファーストゴールを達成することができました。

目標は達成しましたが、まだまだより多くの方に届けることが必要だと感じています。そのため、継続して活動していくための活動費用として、5月26日までに80万円をネクストゴールとして掲げて参りたいと思います!

残りの期間も多くの方に団体のことについて知っていただけるよう尽力していきたいと思っておりますので、ぜひ最後まで応援を宜しくお願いいたします!

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NPO法人MAMIEは、聞こえる・聞こえないに関係なく、お互い助け合えるような世の中を目指し、聴導犬啓蒙活動、ユニバーサルデザイン舞台、パソコン教室の開催などの事業を行っています。

今回、コロナ禍で事務所の退去を余儀なくされましたが、新たな拠点でのパソコン教室の継続と収入が減ってしまった団体の存続のため初のクラウドファンディングに挑戦します!

【募集概要】

◆主催:NPO法人MAMIE

◆期間:2023年4月16日(日)〜 5月26日(金)

◆目標金額:50万円(最終目標:80万円)

◆寄付金使途:パソコン教室講師費用、交通費、諸経費等

◆御礼・特典:御礼メール・活動報告・オリジナルクリアファイルプレゼント等

※今回は活動の初期費用である50万円をまずは集め、最終的には活動を継続していくため80万円を目指しています。

ストーリー

聴導犬、聴覚障がいを広め、障がい者の社会参加を目指すMAMIE

手話でのキャンペーン説明はこちらをご覧ください!


■聴導犬「マミー」との出会い


MAMIEという名前は古いフランス語で「大切な人」という意味です。代表の安藤には昔、耳の代わりになってくれたペット犬おり、名前は「マミー」でした。生まれつきまったく耳が聞こえない子だった為、母親が一匹の犬を連れて来ました。この犬が音の根源を教えてくれたことで「見えない音」に興味を持ちながら成長しました。マミーがいなかったら今の安藤はいなかったのかもしれないとも思っています。厳しい社会背景の中、明るく生きてこれたのもこの犬がきこえない安藤を引っ張って、きこえる家族と繋げてくれました。

「人と犬のつながりそのものが大きくなり、社会参加へと繋げてくれる。それが「聴導犬」であることを皆さんに知ってもらいたい。」

「聞こえない人はどんなところに困るのか?それも含めて知ってもらえたら・・・」

その願いをこめて2007年4月MAMIE(マミー)が設立されました。任意団体としてMAMIEの活動は2004年8月からスタートしており、NPO法人設立16年目、そして活動を開始して20年目を迎えています。

■聴覚障がいと聴導犬

聴覚障がい者は情報が不足している状況下におり(情報障害)、コミュニケーション障害という障がいも含まれます。たとえば漢字を知っていてもふりがなを間違えることが多く、聞き間違い・思い込みがあります。それは聴覚障がい者にとっては当たり前のことであり、ふりがなを間違えたことを笑われて恥ずかしい思いをする人もいます。

このように課題や難しいこともありますが、耳の聞こえない人をサポートする犬のことを聴導犬と言い、生活のサポートをしてくれます。聴導犬は音を知らせるだけでなく、「聴導犬」と書かれたケープを身につけ、一緒にいることで聞こえない人の目印になります。

代表の安藤も聴導犬ユーザーで、現在の聴導犬は、2頭目のラブラドールレトリバーのアーミです。そして、聴導犬と共に全国で講演活動を行っています。MAMIEの活動の中でもイラストやパラパラマンガを使ってわかりやすく教育関係者に説明をしたり、聴導犬アーミによるデモンストレーションも披露をして啓蒙活動を行っています。

■外からはわかりにくい障がい

聴覚障がい者は見た目、どこが障がい者なのか、わかりにくい障がいといわれており、それが誤解、勘違い、思い込み、すれ違いが起きてしまいます。また遠慮してしまったり、スルーしてしまったりすることもあり、社会から置いてけぼりになりがちなのです。語彙力も少なく、言葉の引き出しが少ないため、相手にうまく説明できないことも少なくありません。

コミュニケーション障がいを防ぐためにもパソコンで、障がいをカバーできる方法が今、徐々にですが、解決方法になっています。パソコンを教えるためには手話を使いながら教えたり、もしくは口の形を見せて丁寧にマンツーマン指導しなければ理解できません。聴覚障がい者が理解できるよう、じっくりと時間をかけながら情報を得る方法も含め、指導する場が必要になります。

パソコンを習いたくても講師が聴覚障がいを理解した上で指導してくれないと理解できない、コミュニケーションが取れない、そのデメリットを無くして行くため私たちは活動を続けてきました。

■MAMIEの取り組み

MAMIEは障がい者向けのパソコン教室開催をきっかけに活動がスタートしました。そして現在、NPO法人MAMIEは「聴覚障がいと聴導犬を広める」「障がい者の学ぶ場を増やす」を中心に全国各地で活動しています。

下記3つを主な事業としています。

  • 聴導犬啓蒙活動の講演やワークショップの開催

    • 「聴導犬と聴覚障がいの啓発活動」(学校・福祉学習・サークル・団体等)

  • 聴覚障がい・聴導犬の理解促進の為のユニバーサルデザイン舞台

    • 「みきまる座のユニバーサルデザイン舞台」

  • パソコン教室

    • 「知的・発達・聴覚障がい向けパソコン教室」


企業と団体等とも連携をしながらこれまでワークショップの開催を行うなどを中心に関わらせていただいています。

寄付を集める理由

■コロナ禍の減収と活動維持の苦悩

活動を続ける中で、障がいを持つ人の周りを取り巻く環境は大きく変化してきたことを間近で見てきました。知的障がい者の仕事は掃除が主でしたが、ロボットの出現により、仕事が無くなったという声を多く聞きました。

障がい者向けのパソコン教室が少ないこともあり、知的障がいは親同伴が多いため、親御さんも一緒に参加できるパソコン教室を設置し、生徒さんだけでなく、親御さんにも情報を共有するなどの方法でコミュニケーションを図っています。

そして、MAMIEは活動を続けてくる中でホームページ制作の業務委託を18年間依頼されていましたが、2022年6月、コロナ禍の影響により契約が取り消され、月の収入が半分以下となってしまいました。コロナ禍の影響で、イベント、講演が中止、延期になったこともあり、厳しい日々が続いております。そして2023年2月末に事務所兼パソコン教室を撤退し、代表の給与を無給にすることで、なんとか、障がい者パソコン教室だけは継続しようと今に至っています。


苦しくても活動を続ける意味

これまでのパソコン教室は障がい者よりも一般の方がほとんどの生徒が主でした。コロナ禍により一般の生徒さんは全員辞められましたが、障がい者は継続してくださる方が多く、以前よりも増えているのです。そして、障がい者だけでなく、不登校の子どもたちも来てもらうことができる教室になっています。

増えた背景には、リモートワークがわからない、パソコンの仕事ができないので覚えたい、仕事をIT(ロボット)に取られた、という声が多くありました。障がい児の親御さんは障がい者がおいてけぼりにならないようにパソコン教室を継続してほしいと応援して下さっています。不景気でMAMIEも危ないかと、一時は閉鎖する覚悟はしたものの、障がい者パソコン教室は必要だという声が多かったので内心、不安はあるものの、応援して下さる嬉しさの方が勝っています。

障がい者のパソコン教室はMAMIE設立のきっかけにもなった事業のひとつです。20年前、MAMIEができるまで代表の安藤はシングルマザーでしたが、それでも働くことができたのはパソコンのスキルを持っていたからです。HP制作、illustrator、Photoshop、ワード、エクセル、パワーポイント、あらゆるパソコンのソフトを身につけた事で障がい者でも働きながら子どもをひとりで育てられたのも他ならぬパソコンのお陰です。

そんな安藤ですが・・・声をかけてくれたのは社会福祉法人プロップ・ステーションの竹中ナミです。彼女を心から尊敬してやみません。安藤が聞こえないことで、うまくかみ合わなくなり、夫からも追い出されてしまい、子どもも夫に取られてしまい、仕事もない、家もない安藤は酒に明け暮れていました。そんな時にパソコンを習うことを勧められ、疑問もあったが、「パソコンひとつで世界を変えるで」と、安藤はそんな彼女の言葉の影響を受け、人生が180度、いや、240度変わりました。そしてパソコンをがむしゃらに覚え、仕事を手にし、家庭裁判に向かい、子どもを引き取ることができたのです。

■パソコン教室を続けるために

安藤は社会で障がい者がおいてけぼりになっている、弱者のままでいいのか、心残りがありました。この社会をよくしたいという一心で会社を辞め、MAMIEを設立しました。

語彙力が足りない障がい者にとってはカタカナの専門用語を理解できるようになるまでは時間がかかります。急にオンラインパソコン教室だけでは難しいので対面式のパソコン教室を開催し、毎回参加してもらうことで、生徒さんのレベルをどう上げていくか話し合いながらパソコンの技術を身につけられるよう、進めているのがMAMIEのパソコン教室の特徴です。

意味が理解できるよう、絵を書いたり、身振りなど、手取り足取り指導しないと伝わらないことは多々あります。障がい者だけでなく、不登校の子どもたち、高齢者、その他子どもたちにも参加できる幅広いパソコン教室にしていきたいと思っています。それだけでなく、パソコン教室の中で、タイピング試験やパソコン検定試験を受けられるよう、環境を整え、仕事に繋げれるように持っていきたく思います。

事務所を撤退してしまった今、新たに場所を借りてリスタートします。豊中市からお声かけをいただき、新たな場所が見つかり、動き出すことができる兆しが見えています。これまでのように固定ではないため、新たな場所に生徒さんに慣れてもらうところからのスタートとなるため、ハードルは上がりますが、それでもこれまでの声やパソコンを使えることで将来の選択肢が広がると信じているため、私たちは活動を続けます。


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■「障がい者だから」を減らせるように

ゆくゆくは障がい者も働くことが当たり前の社会へと成長し、社会へ貢献ができる障がい者へと成長してほしいと願っています。人間、誰でもいやでも障がい者、病気にかかります。多様化、少子化、高齢化が進んでいくこの世のためにもひとりでも多くの人がパソコンのスキルを身につけ、仕事ができるように広げていくことが安藤の夢です。

尊敬する師匠、友人でもある竹中ナミさん。彼女は昔安藤にこう言っていました。

「障がい者でも税金が支払えるような世の中に」

不公平で言ってる訳ではない。

自分に投資して、自分を高める必要がある。と


安藤には彼女の言葉が自分の中でストンと落ちていくのがわかった。

「私は不幸ではない。障がい者=弱者ではない。障がい者ではなく、自分の足りないもの、補えるものをパソコンとして自分の手足として動かす。」

これが障がい者の挑戦していくための必要な社会のあり方です。この事業を20年前でも原点となった豊中市でコロナ禍でつぶれかけていたパソコン教室をもう一度息を吹き返したいものです。息子は手話もできる、どんな障がい者でも対応できる講師に成長してくれました。その息子に講師としてひとりでも多くの障がい者に指導できる環境を豊中市と共に用意し、力を入れていきたいと願っています。

講師紹介

はじめまして。パソコン教室の講師をしている安藤一成と申します。MAMIEが設立する前、豊中市障害者センターで「障害児パソコン教室」が出来た当時、私は小学校2年生でした。当時、私のほかには障害を持つ生徒さんが6人いました。母(安藤美紀)が講師をしていたこともあり、自分も障がいを持つ方と一緒にパソコンを勉強していました。自然にそれが身についたのか、「障がいがなくてもあっても関係ない」という環境で育って参りました。やがて自分も障がい者と共に何かできることはないか、考えるようになり今に至ります。あの頃のパソコンは私にとって新鮮なものでしたが、今は仕事をするためにはなくてはならないものになっています。時代は変わりつつあり、そのスピードに追い付くよう、新しいものをどんどんと頭の中に入れなければなりません。それについていけるようになれれば、障害の有無は関係なくなってきます。障がい者を支えるテクノロジーの進化と共に生徒さんに寄り添って指導していく講師を目指しています。コロナの煽りを受けてしまったMAMIEですが、まだ希望は残っています。その『希望』に皆様、新生MAMIEに生まれ変わるよう、お力添えをお願いいたします。

代表メッセージ

はじめまして。NPO法人MAMIEの代表の安藤美紀と申します。生まれつき聴覚障がい。シングルマザー、障がい者として一人で息子を育てる中、救われたのはパソコンを身につけた多くのスキルでした。そのスキルによって「働く喜び」を得るだけでなく、社会的にも自立でき、息子が成長するまで見届けられたことです。そのパソコンのスキルを身につけるまでの多くの苦悩はあったのですが、自分だけの力ではありませんでした。ある師匠との出会い、そして私にもたらしたものは何か?をこのプロジェクトを通じて語りたい。声を大にして伝えたいのは障がい者=「弱者」ではない。コロナ禍でNPO法人MAMIEの経営は傾き、一時閉鎖を考えた。自分を責め続ける日々の中、私の視線にあったのは知的障がい児が「できた!できた!」とパソコンの前で喜ぶ姿でした。私は彼の無邪気な笑顔を無駄にすることはできない。「もう一度原点に戻って」という友人のアドバイスが私の心に響いた。「そうだ、20年前に戻って考えてみよう」と事務所を撤退、そして拠点は20年前暮らしていた豊中市へ。そこで何ができるか?どうぞ、MAMIEの今後の活動を応援下さるよう、お願い申し上げます。


寄付のお願い・寄付金の使途・リターン

■MAMIEの目指す社会

MAMIEの目指す社会は、障がいの有無に関係なく、社会参加できること。知的障がい、発達障がい、聴覚障がい、高齢者、引きこもり・・・個人に指導できる教室を常に置くことです。

障がい者だと何もできないと思われがちですが、パソコンのスキルをレベルアップしていくことが自信につながり、自立へとつながっていき、社会参加ができる環境になります。

それをバックアップすることが私たちの役割だと感じています。

生徒さんひとりを中心に必要な情報を交換していく、困りごとがあったらみんなに相談して、それを解決していく力があるというのがMAMIEのメリットであるため、これからもインクルーシブコミュニケーションの実現を目指して活動して参ります。

障がい者だから、ではなく、逆にAIと融合しなければならない。そのためには、パソコンのスキルを身につけることが必要です。パソコンが自分の目、耳、口、手足となる。

そういう未来になるのには、そんなに時間はかからないと思います。コロナ禍では、ものすごいスピードで時代が変わりました。


だからこそ、障がい者はパソコンの技術なしではやっていけないのです。

いつか障がい者はITと融合し、サイボークと変化します。ザイボークとして生きる未来を選ぶかのように、多くの障がい者はパソコンを身につける必要があると考えています。


■寄付金の使途

いただいた寄付金は、より多くの方にパソコン教室を届けるため、パソコン教室再開の初期費用と継続のために、大切に活用させていただきます。

また、ご寄付いただいた皆さまには、MAMIEが今回特別に作成したグッズや活動報告等のリターンをご用意しています。


ぜひあたたかい応援、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

NPO法人

特定非営利活動法人MAMIE(マミー)

〒5320012

大阪府大阪市北区芝田2-8-1共栄ビル3階

0668854141

http://mamie.jp

代表:安藤美紀

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