「こども美容室」ってなに？

私たちは、こどもたちにヘアセットやメイクのやり方を教えながら、自分を好きになることをサポートする団体です。

全国約70人の美容師が活動しており、ママでもあるメンバーを中心に全国10ヶ所以上で、「こども美容室」イベントを開催しています。

基本的な活動は、常時サロンや自宅、オンラインなどでレクチャーを行っていまが、時には各メンバーの美容室で「こども美容室マルシェ」を開催したり、地域イベントなどへ出店も行っています。

こども美容室は、自分で自分をかわいくできるように、プロの美容師さんに教えてもらう場所です。

▶団体のビジョン

【for children】

「こども美容室」とは、美容師が、こどもたちへ「#もっとお気に入りの自分に」をテーマに、自分で自分をかわいくする方法を教えるプロジェクトです。

自分自身の力で、もっと自分を好きになるために、美容師は”やってあげる”のではなく、その子自身が”自分でできるように”　その子に合わせた方法で教えてあげたり、アドバイスをしたり、練習したり、時に相談にのりながら、こどもたちを応援しています。

自分の手で、自分と向き合い、もっと自分らしく、もっと自分をお気に入りにできると、自分に自信がもてたり、さらに自分を大切にできます。

そもそも、子どもたちは自分に興味があり、自分が大好きで、もっと自分を好きになりたいのに、その手も、気持ちも止めているのは、周りの大人たちかもしれません。

▶こども美容室のあゆみ

もともと代表の川口が2020年5月コロナ禍に、オンラインで活動をはじめる。

その後２０２１年７月に、ママ美容師のコミュニティ「mamabi park」にて【こどもたちと美容部】を設立。その後、有志で集まったメンバーと「こども美容室」のプロジェクトがスタート。

同年９月にはインスタグラムの専用アカウントで、レクチャー動画やライブを配信。

さらに、「こども美容室マルシェ」として、全国で大型のイベントも開催。また各地域のイベントにも出店する。

これまで、こども美容室マルシェや各地域のイベントも開催！のべ1000人を超えるこどもたちに「こども美容室」を体験していただいています。

▶想い

こどもたちの『もっと自分を好きになる』を後押ししたい！

私たちは美容のプロとしてこどもたちと関わることで、自由に自分を表現し、自分の手で「かわいい！」「かっこいい！」「自分ってなかなかいいな」と感じる”体験”を届けています。

北海道から沖縄まで、こども美容室認定の美容師や、お手伝いしてくださ方々が約７０名ほどで活動中。

▶課題

今、こどもたちは、多様性を受け入れる社会と、校則やマナー、TPOなどのルールがある社会の、両局面ある世界で生きています。

無意識に決めつけられた常識や大人の押しつけなどに対し、窮屈さを感じることもあれば、「自分らしく」などの言葉に、自分らしさとは何かに戸惑う子もいます。

おしゃれは個人の自己表現のひとつです。

それを抑圧されることで、自分らしさを見つける機会が失われているかもしれません。そうなれば、とにかく周りと一緒なら安心という気持ちが次第に強くなることもあります。

また、コロナ禍での長いマスク生活により、マスクを外すこと、自分を見せることへの抵抗を感じるこどもたちが増えており、自分を表現することすら引け目を感じるこどもたちがいることも事実です。

美容やおしゃれは、小さいうちからしなくてもいいのでは・・と考える大人は思った以上に多く、うちの子にはまだ早い・・と感じる場面も少なくありません。私たちメンバーの多くも子を持つ親ですから、その気持ちは同じように感じたこともあります。

ただ、自分をかわいくすること、おしゃれをするということは、自分に興味があるということで、自分をもっと好きになりたい、もっと素敵になりたい！という気持ちは自然な感情です。大人だってそうです。

ですが、外側からの抑圧や、何気ない一言で、その気持ちを押さえつけてしまったら、自分に対してどこか自信がなくなったり、私なんていいや、なんていう少し投げやりな気持ちが生まれるかもしれません。また、大人の意見に反発して過度に行き過ぎたおしゃれをしてしまったり…。

これまでこの世の中は、、美容に関して、特に「こどもたちのおしゃれ」に関して、積極的に教えてくれる場所はほとんどと言っていいほどありませんでした。

授業で習うこともなく、習い事があるわけでもありません。大人になっても、本当にこれでいいのかな、、と思っても、誰に聞いたらいいのかわからない。美容師さんやメイクさん、専門家に聞ける場合はいいですが、聞けない方も多いもの。

特に、こどもたちにはそんな場所がなかなかありません。美容室で相談したくても、自分の意見より時にお母さんの意見が通ることもあったり。

こどもたちだって、一個人として自分を表現する自由があってもいいはずです。もちろん社会のルールや学校の規則を守ることは、人として、大人もこどもも大事なことですが、それ以外の時間は、もっと自分にとって「好きな自分」を見つける時間を作っていくことも必要です。

こども美容室は、美容師さんにかわいくしてもらう場所ではなく、自分で自分をかわいくできるように、プロに教えてもらう場所です。

見た目や美容に関することは、実はお母さんや身近な人に聞いても、「参考にならない！」「わかってない！」と思うお子さんも多いようです。

まずは、自分に興味をもつこと、そしてもっと自分を好きになるためには？お気に入りの自分になるためにどうしたらいいんだろう？と疑問をもち、その想いを受け止め、自分自身を表現できる機会をつくりたい！そんな美容師や場所を、全国にたくさんつくりたいと思っています。

▶NEXT GOALのミッション

ファーストゴールでは、多くの方々のおかげで、たった４日でゴールとしていた３０万円に到達いたしました！

これだけ多くの方に応援され、注目され、必要と感じていただける活動なんだということを改めて実感いたしました。

総務省のデータによると、日本にいるこどもの数は１４９３万人（１５歳未満）です。

たとえ６００名に届けられたとしても、その数たったの０．００４％

ですが、目の前のこどもたちに一人ひとり寄り添いながら、これからもずっと続く活動として、多くの応援者の方々とともに、さらにこの活動を広げ、一人でも多くのこどもたちへ届けるために、ネクストゴールは１０００人（５０万）を目指して、また一歩一歩、前進していきたいと思います！

たくさんの仲間、こどもたちの応援団をお待ちしております。

▶ゴールデンウィークのイベント

今年のゴールデンウィークは「こども美容室ウィーク」として全国一斉開催します。

一人１チケット（５００円相当）を６００人に届けます！（１名/５００円×６００名=３０万円）

各エリアの詳細は、活動報告ページに載っています！

▶大阪　 https://syncable.biz/campaign/4361/reports/7216#menu

▶静岡　 https://syncable.biz/campaign/4361/reports/7218#menu

▶秋田　 https://syncable.biz/campaign/4361/reports/7219#menu

▶福岡　https://syncable.biz/campaign/4361/reports/7223#menu

▶群馬　https://syncable.biz/campaign/4361/reports/7226#menu

▶埼玉　https://syncable.biz/campaign/4361/report/7261#campaign-tabs

追加開催！！　

▶滋賀　https://syncable.biz/campaign/4361/report/7239#campaign-tabs

▶愛知　https://syncable.biz/campaign/4361/reports/7263#menu

こちらの地域以外にも開催予定！
随時アップしていきます！！

▶参加者様のお声

こどもたちの声

・はじめて自分でやってみた。うまくできた（小１）

・最初はむずかしかったけど、かわいくできた。リボンもつくったのでまた使いたい（小２）

・髪の毛をストレートアイロンできれいにできた（小４）

・メイクもできて嬉しかった（小３）

・髪の毛を巻くのがむずかしかった。うまくなってお友達にもやってあげたい（小３）

・前髪のコツを教えてもらったので、明日からやってみようと思います（中１）

・メイクに興味があったけどなかなかできなかったので、今日やり方を教わったから今度やってみたいと思う（小６）

保護者の声

・子どもたちの嬉しそうな顔を見て、素敵な活動をされているなあと思った

・一生懸命鏡にむかってやっている姿がかわいかった。私も教えてほしいー！

・小さい時からこうやってちゃんと教えてもらって、髪の毛やメイクも正しくケアできるようになると本当にいいなと思いました。

・いつもなら「だめー！」と止めてしまうのですが、プロの美容師さんたちが見守りながら、こどもたちのやりたい！という気持ちに寄り添ってくださってて、さすがだなあと思った。家でもあまりダメダメ言わずにやらせてみてもいいかなと思った。

・妻が現在入院中なので、こどもの髪の毛を毎日くくるんですが、なかなかお気に召してくれず、朝から不機嫌です。今日は娘がまだ小さかったので、私が教わり娘の髪でやってみました。とても嬉しそうな娘の顔を見れてホッとしました。毎日練習してみようと思います。

・中学生になった途端、毎朝鏡にむかって「かわいくない」「うまくできない」と怒っているのが気になって、みわさんに相談しました。画面上でしたが、娘の悩みを聞いてくださり、一緒に楽しみながら練習してくださり、娘はあの後うきうきでおでかけに行きました。

▶今後の取り組み

私たち「こども美容室」は、全国にいる美容師とともに、各地域の美容室やそれぞれの活動場所が、こども食堂のように地域の居場所になっていくことを目指していきます。

そうすることで、こどもたちがより、自分を大切にするためのケアや、かわいくかっこよくなるための技術や方法、時に誰にも伝わらない悩みなど、プロに話せる場として、これからますます身近な存在として活動を続けたいと思います。

そのために、下記のような取り組みを行っていく予定です。

【こどもたち向け】

①　GWイベント後も各地域の協力美容室に無料チケットを設置

子どもたちが自由に利用できるようにしていきたいと考えています。

② 「こども美容師」として、職業体験を定期的に開催

地域の子どもたちと共に、美容を考えたり、学びを通して誰かをかわいくすることの楽しさを味わうことができる取り組みを行いたいと考えています。

【美容師向け】

③ 美容師もこどもたちも守る取り組み

こどもたちと関わる上で、この先センシティブな内容もきっと含まれてきます。美容師は自分ひとりで解決しようとせず、事務局や、専門家とも連携をとりながら運営していきます。

また、大人による無責任な発言や、無自覚な行為で、こどもたちを傷つけてしまわないよう、コミュニケーションを学ぶ場、勉強会なども定期的に開催し、受講者には終了証や資格などを発行。参加者の方が安心してご利用いただける取り組みをスタートしていきます。

■さいごに

・ご支援をいただく際、個人情報の入力をお願いしています。これは団体からのお礼メールや報告書送付のために使用いたします。

・ご寄付完了後に「応援メッセージ」としていただいたコメントは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。