読むだけで寄付に対するイメージが変わる!寄付の女神のバースデーメルマガ

寄付先

認定NPO法人 地球市民の会

誕生日

3月23日

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鈴木亜香里

支援総額

116,705円

/ 10,000円

1167%
100%
  • 支援総額

    116,705円

  • 支援者数

    25人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

寄付の女神の悩みの原因

2023/3/23 13:16

寄付の女神の悩みの原因のメインビジュアル

こんにちは!お読みいただきありがとうございます。

今日、3月23日は私の誕生日です♡

「寄付のイメージが変わる!」などとポジティブなことを言っていますが、今日はちょっと悩みを書きたい気分です。そして、なぜこのメルマガを始めることにしたのかという理由も書きたいと思います。お付き合いくださいませ♪

実は、2022年12月ごろから2023年2月ごろまで、私は悩んで落ち込んでいました。

(いつもポジティブだと思われることが多いのですが、悩むこともあるんですよ!)

1)寄付が伸び悩んでいた

2022年10・11月に、クラウドファンディングを実施しました。無事に目標の300万円は集めることができましたが、かなり苦戦しました。最後の二日間で100万円をかき集めたという感じです。頑張りすぎた反動で、しばらく燃え尽き症候群のようになってしまいました。

https://syncable.biz/campaign/3521

これまで3年連続でクラウドファンディングを実施しました。ありがたいことに、毎回目標達成はできています。しかし、私は納得がいっていませんでした。毎回、300万円から400万円ぐらいで落ち着いて、なかなかグーンと伸びていかないんです。他団体は、毎年どんどん金額を増やしているのに、私のところはいつも300万円。

「クラウドファンディングは、信用の両替装置」と言われます。これまでどれだけ信用を積んできたかで、集まる金額が変わります。私に対する信用はいつも300万円で、それ以上伸びていかないんです。寝ても覚めてもクラファンのことを考えて、体を壊しそうになりながら一生懸命頑張ってきても、これ以上信用が増えない・・・。私の自己肯定感は、どんどんむしばまれていきました。

2)寄付のお願いがウザいと言われた

2023年2月~3月上旬に、私の所属する地球市民の会で支援者アンケートを実施しました。アンケートには、たくさん応援のコメントをご記入いただきました。が、その中で、私の気持ちをえぐるようなコメントもありました。

「寄付のお願いが多すぎて、疲れてしまうことがある」というコメントです。

254名もの回答の中から、たった2,3の意見です。たった1%。でも、落ち込んでいた私にトドメをさすには十分でした。

私は「寄付をすると幸せになる!」と思って、寄付のお願いをしているのに。善意の声掛けをウザがるとは、どういうことなの??と思いました。また、寄付を集めなかったら、ミャンマーの困っている人を助けることができません。

世界には困っている人がたくさんいて、寄付さえ集まればその人たちの力になることができるのに。私に信用があれば、寄付をたくさん集められるのに、私に信用がないせいで寄付を集めることができていない。「寄付集めの仕事をやめたほうがいいんじゃないか。NGOで働くのをやめたほうが良いじゃないか」と考えることすらありました。

また、「世界には困っている人がいるのに、少しの寄付すらも出せない人たちばかり。なんて地獄のような世界だ!ヘル・ジャパン」とも思いました。当事者意識がない社会。私はとっても孤独でした。

「私は信用されていない」

「困っている人がいても、誰も助けようとしない地獄のような社会」

そんなイメージ(思い込み・設定)が、私の中にありました。

3)寄付をお願いしないファンドレイザーとの出会い

2023年2月18・19日には、ファンドレイザーの祭典「ファンドレイジングジャパン2023」というイベントが開催されました。ファンドレイジング業界のトップランナーたちがオンラインでセミナーに登壇します。たくさんの学びが得られるし、集まってくる人たちがとてもポジティブなコミュニティーなので、参加すると勇気がもらえます。私もこの二日間はPCの前に張り付いて、たくさんのセミナーを視聴しました。

あるセミナーで、大きな気づきをもらいました。その方は「寄付をしようか迷っている方に、寄付のお願いをしない」と言うのです。

寄付をしなかった人にアンケートをとると「寄付をお願いされなかったから」という理由が上位に来ています。なので、ファンドレイジング業界では「寄付はお願いしてなんぼ」。どんどん寄付をお願いしようと言われていて、私もそう信じて、寄付のお願いをしてきました。しかし、その方は寄付のお願いをしないんです。

なぜかというと、寄付をしてもらうことを目的としていないから。社会参加の一つの方法として寄付があり、お相手の方にとって一番良い方法を一緒に考えていくそうです。結果的に、寄付をしてもらえなくても、活動を知ってもらえただけでもありがたい。そう考えているそうです。

今まで私は、「寄付すると幸せになれる!」と考え、「寄付こそが正義だ!」と自分の価値観をお相手に押し付けていたんだなと反省させられました。

また、登壇者の方々は口をそろえて「人は根源的に、困っている人がいたら助けたいという気持ちを持っている」と言います。人や社会に対して、圧倒的な信頼感を持っているようでした。一方で私は「誰も助けてくれる人がいない地獄!」と思っています。全く正反対でした。

その時、気づいたんです。「私が人・社会を信頼していなかったから、私は信頼されなかったんだ」ということに。だから、クラファンが伸び悩んでいるんだ。「私は信用されていない」「困っている人がいても、誰も助けようとしない地獄のような社会」と考えていたから、頑張ってもうまくいかなかったんだと理解でき、セミナー中にPCの前で一人で声をあげて泣いていました(笑)

それから、アンケートに「寄付のお願いが多い」と書いてくださった方にも感謝できるようになりました。わざわざアンケートに書かずに無視しても良いのに、私が今より成長できるように伝えてくださって、本当にありがたいことだなぁと自然に思えました。

4)社会を信頼して、寄付のお願いをやめてみる!

私のマインド変化の様子をまとめてみます。

悩み:寄付が集まらない、ウザいと言われる

思い込み:私は信頼されていない、この世界は地獄

原因:私が社会を信頼していなかったから、社会からも信頼されなかった

→だったら、私から社会を信頼したら、社会からも信頼されるようになるかも!

今、こんな感じです。私が社会を信頼するって、どういうことか、まだはっきりとわかっていないですが、変化の兆しが現れたところです。

社会を信頼するための行動として、とりあえず2023年中は、寄付のお願いをやめてみることに決めました。

私がしんどい思いをしてお願いしなくても、社会には助けてくれる人がたくさんいるはずだと、信じて飛び込んでみます。本当にそれで寄付が集まるのか不安はまだまだあります。それでも社会を信頼する!私は、寄付が現場でどのように生きているのかを伝える役割に徹したいと思います。

5)ワーク

個人的に、かなり大きな価値観の転換だったため、長々と書いてみました。

何か悩みがあったら、その原因に何らかの思い込みがあります。思い込みを特定できたら、それを外すのは簡単です。

寄付を集めることに疲れたファンドレイザーの力になれたらと思い、このメルマガを始めることにしました。ファンドレイザー以外にも、ビジネスで伸び悩んでいる方、日常生活で悩みがある方など、誰でも応用できる考え方だと思います。ぜひ、試してみてください♪

それでは、今日のワークです!

あなたの今の悩みは何ですか?それは何故起きていると思いますか?

優等生的な答えではなく、感情を書き出してみましょう。ぶっちゃけで!心の叫びを書き出してみましょう。

例)私の場合1

悩み:寄付が集まらない、ウザいと言われる

思い込み:私は信頼されていない、この世界は地獄、ヘル・ジャパン!!!

例)私の場合2

悩み:イベントに人が集まらない、良い内容なのに、広報もしているのに、無料なのに

思い込み:私の話を聞きたい人なんていない!私の話を聞け!!!

やってみてね!


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〒8400822

佐賀県佐賀市高木町3-10

0952-24-3334

http://terrapeople.or.jp/main/

代表:理事長 山口久臣

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