NPO法人MOTTAIです！！
わたしたちの活動がはじまってから、3月6日でちょうど3年が経ちました。
3歳の誕生日となりますので4年目に向けて、一緒にお祝いしていただけませんか？
ところで昨年12月にカナダで開催された国連の生物多様性条約締約国会議（ＣＯＰ１５）で、世界は今後、貴重な生態系などを保全する区域を大幅に広げることになりました。その中でも具体的アクション目標である23の「2030年ターゲット」のうちターゲット16では「持続可能な消費の選択の奨励と世界の食料廃棄の半減、過剰消費の大幅削減、廃棄物発生の大幅削減など、公平な方法で消費のグローバルフットプリントを削減する」が掲げられています。
MOTTAIの活動が「2030年ターゲット」に関係することもありより注目が集まるのではないかと思っております。
ストーリー
【今日までの道のり】
代表菅田のSFC時代の話
NPO法人MOTTAIの設立やその活動の原点となっているのは、菅田が受験生の時に見た、ある狩猟に関するブログちはるの森
のちにブログの筆者に実際に会いに行って話を聞いたり、実際に鴨の解体をしたことで、命が食べ物になるまでの過程を体験しました。
その結果、食べ残しを一切しないようになり、それと同時に、食べ残しがあまりにも多く行われている社会の現状に怒りや疑問を覚え、食べ残しの問題を解決したいという思いで、学生時代は鶏の解体WSや狩猟体験、廃棄になりそうな食材を持ち寄る料理会(モッタイNight)など、現在に至るまで食に関する活動を続けてきました。
モッタイNight
「モッタイNight」とは菅田の友人が2014年ごろから始めた「もったいないの精神で地球にちょこっと恩返し」をコンセプトに行われる活動でした。そこでは、お店で出るような廃棄になりそうな食材を使った料理会をしたり、みんなで食べ物を持ち寄って料理をしたりしていました。その精神と名前を受け継ぎ、カレーや鍋などあらかじめ決められた料理について主催者がルウや鍋の素を持ってきて、参加者が具材を持ってくる、というスタイルで行われています。
現在、コロナの影響で活動を休止していた「モッタイNight」ですが、今年度から状況の様子を見つつ再始動していきたいと考えています。
自主開催していた解体ワークショップ
菅田が慶應大在学中の２０１６年から鶏解体ワークショップという「『ニワトリ』が食べ物になる過程をみよう！」というテーマで開催していました。
鶏を自らの手で絞める体験から『生きた動物がお肉になるまでの工程』『食べ物に変わる瞬間』『普段スーパーで購入する鶏肉との違い』『食料問題』などについて参加者全員で考えるワークショップです。
「鶏の生態」や「解体の手順」、「刃物の取り扱い」について学んだ後、鶏の解体を体験してもらいました。
2020年 に法人化
2021年 「農家・漁師・猟師のお手伝いマッチングサービス」開始
「お手伝いをしてほしい農家・猟師・漁師」と「農業・狩猟・漁業をお手伝いしてみたい人」を、ゆるく繋げることを通じて、食べ物ができる裏側に触れる体験を提供します。また、お手伝いの報酬は「お金ではなく、食べ物である」ことが特徴でお手伝いを受け入れる側（ホスト）にとっても、お手伝いしてみたい側（ワーカー）にとってもハードルの低いマッチングを目指しております。
2022年 鶏解体ワークショップ開始
知っているようで知らない鶏について解体を通じて学び、普段見えていない“食の裏側”を感じ・考えるワークショップです。大磯にある鶏の楽園・コッコパラダイス
（2021年12月から2023年3月までに計100人以上の方に参加して頂きました！！）
今年度以降に向けて
今年度は第一産業マッチングサービスのアプリリリース化や出張鶏解体WSなど活動をより一層本格化させる準備が完了し、新たなメンバーを加える為にも本部体制を整えていきます！！また、過去のテレビ取材や、活動紹介ムービーなどYouTubeにて皆様にお届けさせて頂きます！
4月6日(木)に今日に至るまでのMOTTAI活動報告会を開催予定です！！(詳細はFacebookにて追ってお伝えします。)
そして日頃からMOTTAIを応援し寄付をして頂き、イベントに参加して頂いた皆様へ
皆様のご支援や日頃の「食」や「農業」に対する意識や疑問から、現在に至るまでの３年間、止まることなくMOTTAIが活動を続けて行くことができました！！
改めまして、皆様のお支えがあったからこそと、MOTTAIメンバー一同より大変深く感謝申し上げます。
これからも皆様のご支援や関心を持って頂いたご期待に添えるよう、より一層精進して参ります！
引き続き、応援の程よろしくお願い致します！！
MOTTTAIでは4年目も「当たり前の裏側にアクセスしやすい社会を創る」の実現に向けて、MOTTTAIのメンバーが実際に触れたり見たり体験したり一次情報を増やすことに取り組んでいきます。
「実はこんな感じになってたんだ」と、驚くことから一緒にはじめてみませんか。
どうぞ応援よろしくお願いします！
頂いたご支援は、全額MOTTAIの団体運営費として活用させていただきます。
MOTTAI メンバー一同
