持続可能なLGBTQ+当事者の居場所づくりのために、プライドハウス東京の代表交代応援クラファン!

寄付先

NPO法人 プライドハウス東京/ Pride House Tokyo

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あや

支援総額

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    263,714円

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    29人

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  • 終了日

キャンペーンは終了しました

プライドハウス東京がLGBTQ+当事者のための持続可能な居場所づくりを目指して、クラウドファンディング開始。日本初の常設の大型LGBTQ+センター「プライドハウス東京レガシー」をたくさんの人たちと一緒に作っていきたいです。応援よろしくお願いします!

ストーリー

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)を契機に2018年にNPO、専門家、企業、大使館と多様なセクターがコンソーシアムとなりスタートした、プライドハウス東京コンソーシアム。2020年10月には東京2020大会のレガシーとして、日本初の常設の大型LGBTQ+センター「プライドハウス東京レガシー」を新宿御苑前にオープンしました。

↑2021年4月、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)の橋本聖子会長に「プライドハウス東京レガシー」を訪問いただきました

この度、プライドハウス東京は持続可能な取り組みを目指して、2023年4月に「NPO法人プライドハウス東京」を設立し、LGBTQ+に関する課題に取り組むノウハウを次の世代に伝えていくための、代表交代を実施することとなりました。

LGBTQ+当事者の方やアライの方が、安心・安全に集うことができ、あらゆる支援が提供される場所を持続的な場所にしていくためには、皆さんからのご支援が必要です。是非、応援いただけると嬉しいです!

画面右下の「支援する」ボタンで寄付できるので、是非気軽な気持ちで寄付をお願いできると嬉しいです! ※ 決済にかかる手数料と利用料は寄付金額に上乗せした金額となります。

今回のクラウドファンディングを盛り上げるために、期間中にもさまざまイベントを実施します!ぜひ一緒に盛り上げていただけると嬉しいです!

【イベント予定】

3月2日(木)~3月4日(土)
東京マラソン財団のチャリティ寄付先団体として東京国際フォーラムで行われるEXPOに出展

3月5(日)
現代表と次期共同代表が代表交代のバトンパスとして東京マラソンに出走

3月21日(火・祝)
「LGBTQ+ユースEXPO 〜自分らしく働くってワクワク〜」24歳以下のLGBTQ+や「そうかもしれない」と感じている人のためのユースEXPO、開催決定

2023年4月1日(土)
プライドハウス東京新体制スタート(代表交代・NPO法人化)

4月22日(土)・23日(日)
東京レインボープライドに出展

■ 寄付金の使いみち

新宿御苑前のプライドハウス東京レガシーは日本初の常設の大型LGBTQ+センターです。今回のクラファンはプライドハウス東京レガシーの持続可能な運営のために使用させていただきます。

■プライドハウス東京レガシーとは?

2020年5月に緊急実施したLGBTQユース約1600名を対象としたアンケート調査「LGBTQ Youth TODAY」では、コロナ禍で安心できる人や場所との繋がりを約4割が失い、家が安心できる場所でないと約7割が感じている結果があり、それをもとに同年10月11日に新宿御苑駅前近くに、常設の総合LGBTQセンターとして「プライドハウス東京レガシー」を開設。約3000冊のLGBTQコミュニティ・アーカイブの本棚、相談スペース、カフェコーナーを備え、LGBTQ当事者を中心としたスタッフが常にサポートを行える体制。LGBTQに関する情報発信を行いつつ、法律・医療・教育などの専門家や自治体との連携会議をもち、包括的支援の提供を目指しています。また、アドボケーターという伴走者を養成するオンライン講座、安心できる居場所をオンライン上で提供するプログラム、LGBTQを支援するアライを増やすためのコンテンツ開発を行っています。

プライドハウス東京レガシーは水曜日と木曜日の休館日を除いて13時~19時までオープンしています。オープンから現在までに約7500人(2023年1月末現在)の来館者にいらしていただきました。来館者は、約3000冊の蔵書を自由に見ることができたり、プライドハウス東京レガシースタッフとお話しをしたり、来館された方が自由に安心・安全に過ごせる場所を提供しています。また、トランスデーやユースデー、デフデーなど、社会のシステムによって抑圧を受けやすい方々がレガシーに訪問しやすくするために、特別な日を設けて誰もが安全・安心に利用できる居場所作りを目指しています。

このセンターを運営していくために、家賃や光熱費、レガシー運営スタッフや相談員などの人件費を含めて4000万円が年間必要となります。

■プライドハウス東京とは?

「プライドハウス東京」は、セクターを超えた団体・個人・企業・大使館などが協働するプロジェクトです。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されるタイミングを契機と捉え、LGBTQ+に関する情報発信を行うホスピタリティ施設を設置し、多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供することを目指しています。プライドハウス東京は、全ての人が、性のあり方によって取り残されることなく、平等に、すこやかに生きられる社会づくりに貢献し、さまざまな分断を超えるための希望と経験を創出することをミッションとして掲げています。また、LGBTQ+&アライのコミュニティが、さまざまな制約を超えて、安心してつながり、互いに活力を得て、より良い暮らしに向けて多様なステークホルダーと協働できる、持続可能な場づくりを提供することをビジョンとして目指しています。


■ プライドハウス東京メンバーからのメッセージ

●松中権(初代代表)
「日本にも常設のLGBTQ+センターがあったらいいな」私自身が、そう強く思うようになったきっかけは、2013年夏に、アメリカ国務省によるInternational Visitor Leadership Programという3週間のプログラムに参加した時でした。

アメリカの大小の都市に、どんな性のあり方であっても、誰でも、いつでも安心して訪れることのできる居場所がありました。その空間に入った瞬間の言葉にはできない、やさしく包み込まれたような存在自体の肯定感に近い感覚、スタッフの皆さんの「あなたは一人ではないよ」という孤独感を和らげてくれる眼差しを、今でも忘れることはできません。特にアメリカでも非常に保守的な町とされる、オクラホマ州のタルサのセンターは、公的な支援や企業協賛もなく、市民セクターのみで立ち上げ、運営しているとお聞きし、とても勇気をもらいました。

コミュニティの様々な世代の方々からも、同じような経験をしたことがある、日本にもいつかつくりたい、という声をたくさん聞いてきました。多くの方々が、希望を感じてきた存在だったのだと思います。

2020年春に新型コロナウイルス感染拡大のなかで、LGBTQ+のユースが置かれた危機的な状況を受け、本来なら、東京2020競技大会のレガシーとして実現を目指していた常設センターを、10月11日、前倒しして立ち上げたのが、「プライドハウス東京レガシー」です。物件探しはもちろん、古いテナントの壁紙剥がしやペンキ塗り、レイアウト検討や運営方針とマニュアルづくり、ユース支援者の養成講座やスタッフ研修、コミュニティアーカイブづくりなどなど、まさに、みんなでつくりあげた居場所です。そして、たくさんのご支援をいただきました。

開設以来、のべ7500人の方々にご利用いただき、いろいろな相談支援には1000人をこえる方々にアクセスいただきました。日本全国のNPO・専門家・企業・自治体・教育機関・大使館・国際機関などのみなさんとともに、多様なイベントやプロジェクトを立ち上げ、継続してきました。改めて、この場をお借りして、御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

いま、プライドハウス東京レガシーは、「こんな場所があったらいいな」から、「この場所がずっとあったらいいな」「この場所がこんな風により良くなったらいいな」と思っていただける居場所となれるように、プロジェクトとして次のフェーズに進もうとしています。関わってくださっている方々のたくさんの思いを、次の世代、次の時代へとバトンを渡していけるか、渡し続けていけるか、とても大切な岐路に立っているのだと実感しています。

4月1日からの代表交代は、私を含めた関わるスタッフやメンバー全員が、次に進むために選んだ道のひとつです。代表交代だけでなく、NPO法人格を取得し、様々な体制も強化することとなりました。全国の居場所づくりをしている団体との、つながりづくりも始めました。誰もが、訪れる人であり、迎える人であれるために。誰もが、支えあえる人であれるために。より開かれた存在を目指す、大きなチャレンジです。プライドハウス東京レガシーを、未来につなげていく仲間の輪を広げていきたいと思っています。ぜひ、ごいっしょに。

●五十嵐ゆり(2代目共同代表)
自分らしくあることを否定されることなく、まるごと受け止めてもらえる居場所は、誰にとっても大事なものです。自尊心や自己肯定感を育むことにもつながりますし、そうした安心できる居場所の大切さは、多くの方も実感しているのではないでしょうか。特にLGBTQ+当時者にとって、そうした居場所は「命綱」にもなると、これまでのセンター運営を通して強く実感しています。学校や家族とのこと、仕事、人間関係やパートナー、退職後や老後の暮らしなど、多岐にわたる対話と情報のニーズに触れてきました。オープンして3年目となって、認知度の広がりとともに、「プライドハウス東京レガシーに行けば、何かあるかも」という期待値も同時に高まっているように感じます。また、LGBTQ+の子どもをもつ保護者の方、学校の先生、企業・自治体関係者の方々も、情報を求めてお越しになります。そして、来訪者から「ありがとう」「思い切って来てよかった」という嬉しい言葉に触れるたび、運営側の私自身にとっても、また大事な居場所の一つであることを痛感します。LGBTQ+に対する差別や偏見がまだまだ根強い状況なのは、昨今の報道で皆様もよくご存知かと思います。だからこそ「プライドハウス東京レガシー」の安定的・持続的な運営を、多くの方と一緒に実現させていきたいのです。どうぞ、このアクションにご参加ください。どのような性のあり方であっても尊重され、安心して暮らせる社会を、みなさんと一緒に作っていきたいと思います。

●小野アンリ(2代目共同代表)
私は、トランスジェンダー、ノンバイナリー、パンロマンティック、パンセクシュアルで、福岡県で育ちました。
子どもの頃、私は自分の性のあり方がよくわからず、知識を身につける方法もなく、大人になったらどんなふうに生きていけるのかのロールモデルもいなくて、相談できる人もおらず、さみしさや不安を感じていました。
そして、自分のような性のあり方の人は笑い者にされたり、よくないものにされたりする周りの人達の言動の中で自分を隠して、自分に嘘をついて生きるしかないと思っていました。
でも、高校三年生の時に初めて自分のことを話した友達が、性のあり方も含めた丸ごとの私を受け止めて、大切にしてくれたことで、私の人生は変わり始めました。
「自分みたいな思いを他の誰にもさせたくない」と、その時に思ったことが今の活動の原点です。
ずっと福岡でLGBTQ+の子ども・ユースに関わる活動をしてきた私は、2年前に東京に拠点を移し、以来プライドハウス東京の様々なユースサポート事業や、多言語・多文化推進事業に携わってきました。
プライドハウス東京レガシーでいつも感じるのは、この場所に私が子どもの頃に来ることができ、ありのままの自分で当たり前に受け入れられていると感じられる居場所を持てていたら、私の人生は大きく変わっていただろうということです。
だから、どのようなLGBTQ+や「そうかもしれない」と感じている人達にとっても安心、安全に過ごせ、ここは自分のための場所なのだと感じられるようなプライドハウス東京レガシーをこれからも安定して続けていき、よりよく進化させていきたいと思い、共同代表となりました。
ぜひ、プライドハウス東京レガシーの応援をよろしくお願いします!

●野口亜弥(2代目共同代表)
誰もが安心・安全に過ごせる空間を作ることは簡単なことではないことをプライドハウス東京の活動を通して知りました。場所だけがあればいいわけではありません。サポートを必要とする方々が、自らの意思で「行こう」と思える空間を作るためには、どんな時でも暖かく迎えてくれるスタッフや温かみのある空間作りが必要です。定期的に楽しいと思えるイベントが開催されていることも、あの場に行きたいと思えるモチベーションになります。安心できる居場所に行ったからといって、必要としているサポートが自動的に受けられるわけではありません。トレーニングを受けたスタッフが来館者さんとお話をする上で、一人ひとりが求めている本当サポートを明らかにし、最適な相談支援を紹介することも重要な役割となります。また、日本で暮らすLGBTQ+当事者も多様です。障がいがある方、外国にルーツがある方もいらっしゃいます。誰に対しても届けられる情報が保障され、誰一人取り残さない空間を作るためには、より深く多様性に向き合い、アクセシビリティを整えていく必要があります。多くの皆さんと一緒に、誰一人取り残さない安全で安心な空間を作っていきたいと思います。是非力を貸してください。仲間になってください。よろしくお願いします!

〒1600022

東京都新宿区新宿1-2-9JF新宿御苑ビル2階

https://pridehouse.jp/

代表:五十嵐ゆり/Yuri Igarashi、小野アンリ/Anri Ono、野口亜弥/Aya Noguchi

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