まつどでつながるプロジェクトとは

まつどでつながるプロジェクトは、子どもや子育ての孤立予防を通して「誰もが共に寄り添い、自分らしく生きられる社会」の実現を目指しています。

まつどでつながるプロジェクトを立ち上げる前までは、メンバーそれぞれが自身の思いを掲げ活動をしていました。
しかしそれぞれの活動を通して感じてきた子育てを取り巻く環境への「もどかしさ」が、プロジェクトを立ち上げるきっかけになりました。

＜当事者から感じた「子どもを取り巻く不条理」＞

●家族以外の人（情報）とのつながりが希薄になっている

・自分自身は孤立している意識はなくても、いざという時に頼れる人や相談できる人がいない。

・子育ての悩みを相談できる場所がわからない。相談するほどではないと思っている。

●必要な人に届いていない、いわゆる支援は自分に関係ないものだと思っている

・本当は子どもにとって厳しい環境にあるけれど、虐待、DVという認識を持てていない。

・支援を頼るほどの言語化・理解ができていないが、つらい、しんどいという気持ちがある。

●子育ては親（母親）の責任とされていて、情報の格差が生まれている

・市内には様々な支援やサポート体制があるが、自らアクセスしなければつながらない。

<まつどでつながるプロジェクトの事業方針>

「子育てしやすい」を実感できる街にするために大きく3つの方針をかかげています

①子育ての早い時期から、どの段階でもつながる

母子手帳交付・医療・市役所各種届け・就園・就学・商店・企業など、様々な場所で周知をはかり、能動的でなくても日常の中でアクセスできる。

②自ら積極的につながれない人にこそつながる

自ら声をあげる人を待つのではなく、個人に届ける・地域に入っていくアプローチによって、これまでの仕組みではこぼれてしまっていた人の声を見える化する。

③子育ての周りにいる人たちがつながる

子育てを支える資源がつながり、目指していきたい未来を確認し合える場を作ることで、地域におけるセーフティネットが強化される。また支援者・当事者だけではなく、様々な主体を巻き込み、街全体の子育てに対する意識を変えていく。

<事業内容>

上記3つの事業方針を具体化し事業化したのが以下の6つのプロジェクトです。

①つながるリンク…行政・民間の子育て情報を一元化したWEBサイト　

②つながるLINE…ふとした時につながることができるLINE相談

③つながるファミリーカレッジ…家族の節目に届ける家族設計ワークショップ

④ウェルカムベビープロジェクト…赤ちゃんの誕生と共に地域で支える出産お祝いプレゼント

⑤オンラインパーク…子どもたちの学びとつながりを切らさないためのオンラインの居場所

⑥駄菓子屋カフェくるくる…自らつながれない、つながろうとしない世帯への「移動販売車（キッチンカー）」によるアウトリーチ型支援活動

⑦円卓会議…孤立した子育てを減らすための官民連携のネットワークづくり

⑧伴走支援…一人ひとりと継続して寄り添うサポート

プロジェクト3年目で人と人がつながっていくことの大切さを改めて実感しています。このクラウドファンディングを通して、より多くの方に子育ての実情を知っていただき、プロジェクトをさらに前進させていきます。

〇つながるリンク

https://m-tsunagaru.com/