現在、地震被害を受けたシリア国内の子ども達の教育支援・心のケアに力を入れています。
引き続きのご寄付をお待ちしています。
https://piece-of-syria.org/whatyoudo/donation.html
(2024.4)「活動報告」に最終報告を掲載しました。
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2月6日(月)未明、シリア国境近く、トルコ南部を震源とする地震が発生しました。その後の余震でも、建物の崩壊などで多くの死傷者を出しており、今後も増えることが予想されています。
私たちPiece of Syriaは、「最も支援が届きにくい場所に住むシリアの子ども達に支援を届ける」活動を続けており、活動地であるシリア北西部が被災したこと受けて、食糧・医療品・毛布・テントなど現地のニーズに合わせた物資配布を開始いたします。
2016年から現地で活動してきたネットワークを活かして、被災した方に、今まで一緒に活動をしてきた仲間たちに、支援を届けます。
雪も降るほど寒いシリアの冬の中、余震が続いて不安なシリアの人たちに、温かく安心してもらうために、ぜひ皆さまからのご支援をお願い致します。
(※最新の状況は「活動報告」からお伝えします)
【募金総額 ¥10,566,377(638名)2023.3.16】
¥ 4,493,304(155名/楽天銀行)
¥ 2,993,447(393名/キャンペーン)★バースデードネーションを含む
¥ 815,644 (77名/通常)
¥ 72,000 (11名/GIVE ONE)
¥ 161,982 (KANPAI for Syria)
¥ 2,300,000(助成2件)
ストーリー
クラウドファンディングは終了しましたが、引き続き、ご寄付は大歓迎です。
ニュースが減っていく中ですが、復興支援はむしろこれからが重要になってきます。
是非、お力をお貸しください!
寄付はこちらから
https://piece-of-syria.org/whatyoudo/donation.html
銀行振込の場合
銀行名:楽天銀行
口座名:トクヒ)ピ-スオブシリア
支店名:第三営業
支店番号:253
口座番号:(普通)7246297
(報告書やニュースレターを送付のため、下記google formへのご記入を是非お願い致します)
https://forms.gle/fT6PGovGnG52zFJ49
★地震緊急支援にご協力いただいている企業・お店の紹介
https://piece-of-syria.org/news/info/earthquake_thanksforsupport.html
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届きにくい場所にこそ、支援を届けたい
戦争が長期化する中で注目されることが減っていたシリアですが、物価が2年で8倍になるなど、実は「戦争が始まってから、今が一番、生活が大変だ」と話すほどの状況でした。その中で起こったのが2月6日に起こった地震です。
2月8日の時点で9000人を超える死者、支援が届かず遺体が放置されているほどの状況にあります(BBC NEWS)。特にシリアでは、2011年から続く戦争によって、元々建物が壊れやすく、物資も十分ではない上に、政治的な複雑さから支援が届きにくい場所でもありました。
さらに、シリアの被害状況についての情報もなかなか入りにくいこともあり、支援するのも簡単ではありません。
(支援先の幼稚園スタッフから届いた街中の写真)
■ シリアの被害状況について
私たち、特定非営利活動法人Piece of Syriaは、2016年から「どこからも支援が届きにくい場所に住むシリアの子ども達に教育を届ける活動」を実施しています。
シリア人が多く活動する、トルコのNGO【Education Without Borders】とパートナーとなり、シリア北西部アレッポ県郊外とトルコ南部ガズィアンティップ市で今まで2400名近くの子ども達に教育を届けてきました。
その活動地が、今回の大地震で被災しました。
シリア北西部は、トルコと比べて、公共サービスが脆弱な地域のため、サポートがありません。そして、長引く戦争の影響で簡単に建物が崩壊しやすい状況にあります。実際、多くの人たちが建物の下に生き埋めになっているが、重機がなく、人々が絶望している、と聞きます。
彼らの多くは他の地域に避難したいと願います。ですが、それは難しく、崩壊の危険がある家にいないといけないという状況の中にいます。
(夜はマイナス1~4度にもなるシリアの冬。崩壊するリスクのある家か外か、という選択に)
■ 被災地の課題
「まず必要なのは温もりと食糧だ」と現地スタッフは話します。
「暖房用の灯油や毛布、そしてテントを配らないといけない。既に現地では配布は開始しているか、お金が必要だ。購入するためのお金さえあれば、物資を届けることができる」
パートナー団体の現地スタッフと現地コミュニティが力を合わせて、必要な人のところに必要なものを届けることができます。
そこで、食糧・暖房用の灯油・テント・毛布など現地のニーズに合わせたもの(場合によっては現金を)配布して、最も困窮している家庭に、確実に届けていきます。
ですが、「人々の誇りのために、支援を受けている人たちの写真を撮ることはできない」とシリア人スタッフが話します。
シリアといえば「戦争」や「難民」というイメージが強いですが、戦争前は教育レベルも高く、日本よりも観光客が多いくらいの魅力たっぷりの国だったのです(その話も是非いつか皆さんにお伝えできる機会を作りたいです)。
ですから、シリアの友人たちは普段「支援してほしい」ということを言いたがりません。そんな彼らが今回は「支援が必要なんだ」という声をあげている状況です。
■皆さんと一緒にできること
1家族あたり50ドルがあれば、当面生活できる食糧・灯油・医療品などを届けることができ、
100ドルでテントを届け、家の崩壊の恐れから逃れることができます。
刻一刻と状況は変わりますが、臨機応変に必要な支援を必要な方々に配ります。
物資があっても、購入する費用がないのが現状です。
是非、皆さまからの温かいご支援をお願いいたします。
※支援ボタンを押すと、金額を自由に選べます
※3月5日までのキャンペーン期間ですが、スピードが重要なので、現地の送金は期間終了する前から適宜、実施していきます。
■ Piece of Syriaのパートナー紹介
今まで関わってきたスタッフ・先生・子ども達が被災しています。
団体創設以来、共に活動をしているトルコ在住の教育プロジェクトマネージャーも被災しました。彼は地震に起きたことをこう語ります。
「地震が起きた時、何が起きたかが分からずに、靴も服も見につけずに、妻と1階まで逃げた。そのまま13時間、路上にいた。雪が降るなかで。
とにかく、ここから避難しなければ、と4時間かけて、タクシーをつかまえて、空港に向かった。が、支援・軍事関係以外のフライトは全てストップしていた。
なので、次はバスターミナルに向かった。6時間待ったが、全ての便がキャンセルになった。待っていると、2回目の大きな地震。この時は高い建物が周りになかったから良かった。
なんとかバスに乗れて、妻の家族の住むイズミールに向かった。道中でも地震が起こり、建物や木が倒れて、周りには火事がおきて、立ち往生しながら、31時間かけてなんとか着いた。自分の家がどうなってるか分からないよ」と。
しかし、彼はこう付け加えます。
「僕も落ち着いたらまた被災地に戻って活動をする。誰も見捨てるなんてできない」
彼はシリアから逃れて自身も難民という立場でありながら、私たちと活動をする前から時に貯金を切り崩しても、教育支援を続けており、その想いに共感して私たちは活動を共にしています。
(地震がおこる2週間前のSAKURA幼稚園の教室の様子)
<NPO法人Piece of Syria代表 中野貴行から>
私たちが目指すのは、シリアの人たちが自分達の力で平和なシリアを実現し、皆で遊びに行ける国になって、「支援が不要になること」です。ですが、今しばらく、シリアの人たちに、温もりを、希望を届けるお手伝いを、皆さんとご一緒させてください。
「ひとかけらを、ひとつなぎに」をコンセプトのもと、一人ひとりの力を合わせて、パズルのピース(Piece)のように、一人ひとりの力が小さくても、力を合わせることで平和(Peace)を実現できる力を持つことを目指して、ピースオブシリアという名前をつけました。
あなたの力が必要です!是非、希望を持てる未来を作る支援を、一緒に届けましょう!
【銀行振込はこちら】
銀行名:楽天銀行
口座名:トクヒ)ピ-スオブシリア
支店名:第三営業
支店番号:253
口座番号:(普通)7246297
(報告書、ニュースレターをお送りしますので、振り込み前にこちらにご記入をいただけますと幸いです)
https://forms.gle/AHUXCVfBjqwTRHX28
【メディア掲載】
●テレビ朝日「内戦下のシリアで…幼稚園運営の日本人 「教育の場を」きっかけは“1人の少女の夢”」(2023年2月1日)
●BS東京「グロースの翼」内で紹介
●朝日新聞「『お金持ちになりたい』と言った少女へ いつか伝えたい言葉」(2022年11月21日)
●朝日新聞(ひと)中野貴行さん 内戦後のシリアで200人の幼稚園を運営するNPO代表(2022年11月19日)
●JAMMIN「シリア内戦から11年。悲しみを乗り越えて、これから先の10年を考える」
●オルタナS「シリア内戦から11年、「平和」願うNPOの思い」
●共同通信・新聞11社掲載「内戦でバラバラ またひとつに」(2019年6月)