トルコ・シリアを襲った大地震への支援活動をテーマにした公開イベントを開催いたします。シリアへの支援を巡る「政治的事情」とは何か、またその中で奮闘する支援団体の活動を紹介します。

（Piece of Syriaも登壇いたします）

【日時】

2月23日（木）20:00〜22:00

【プログラム】

・趣旨説明
・シリア支援を巡る政治的事情（東京外国語大学 青山弘之）
・シリア政府支配下の支援の様子（team beko 佐藤真紀）
・トルコ政府及び反体制派支配下の支援の様子（Piece of Syria 中野貴行）
・全方位支援基金（サダーカ・イニシアチブ）の説明
・質疑応答

【参加費】

無料

【参加方法】

オンライン（Zoom）
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZcldO-rpjgqHtL1rOOEQdtxlikP7L3wrk1D

詳細および参加登録は、以下のページよりご覧ください。

https://syriapeacenet.themedia.jp/posts/41409253?categoryIds=540593

【趣旨】

2月6日（月）未明、シリア国境近く、トルコ南部を震源とする地震が発生しました。地震発生直後から、地震の被害を憂い支援を届けたいと思う日本からの声が大きく聞こえてきました。その一方で、「政治的事情がシリア国内への支援の障害となっている」という懸念も見られます。

地震の発生から遡ること12年以上の間、被災地域では内戦状態となり、異なる支配勢力による分断支配が継続していました。この政治的事情が支援活動に影響しているのは間違いありません。ですが、その中でも、何とか被災者に支援を届けようと、現地で多くの団体が奮闘することも事実です。

本イベントでは、シリアへの支援を巡る「政治的事情」とは何か、またその中で奮闘する支援団体の活動を紹介します。併せて、異なる支配領域のすべてに対応する全方位支援用の基金（サダーカ・イニシアチブ）の設立を発表します。