くらら庵ってどんなところ?
2023/3/13 23:48
本日もReframeのページにお越しくださりありがとうございます。
これまで「私たちが立ち向かう社会課題」「不登校支援における課題」について、お届けしてきました。
それでは、実際に「Reframeくらら庵ってどんなところで、何をしているのか」気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これからはわたしたちについても紹介していきたいと思います。
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くらら庵は、京都らしい町家の一軒家です。
当初、キッチン、洗面台などがなかったため、4月に工事費や設備費のクラウドファンディングを実施しました。
おかげさまで183名もの皆さまから温かいご支援・ご協力をいただき、水回りの工事、設備を整えることができました。ありがとうございました。
4月のクラウドファンディングページはこちら↓
京都市円町に「学校がしんどい子ども&就職を目指す若者」の居場所を作りたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
トイレの壁面を漆喰に塗り替えたり細かな設備の調整は理事たちでDIYをし、のれんや看板は手作りしました。
今のくらら庵は、みんなで協力して作り上げた温かい場所になりました。
くらら庵は「わたしらしくいられる場所」。
やりたいこと、好きなこと、なんでもできる場所です。
朝10時から夕方6時まで過ごすことができます。
何時に来ても、何時に帰ってもいい場所です。
子どもたちは、毎日それぞれが好きなことをしています。
時には体験プログラムもすることがありますが、希望者のみ参加できるようにしています。学校に行くことも行かないことも、子ども自身が決めるようにくらら庵での過ごし方も子ども自身が選び、実行しています。学校に行っている時は学童保育に行っていた子どもも多くいます。
しかし、不登校になってからは学校に行っているお友だちに会うことも気まずくなってしまい、学童にも行きづらくなっていることがよくあります。
また、学童は放課後の時間に利用できる場所なので、朝から友だちと遊びたい子の居場所にはなりにくくもなっています。
くらら庵は、朝から開いているので、毎日元気いっぱい通ってきてくれています。
ご両親のお仕事の関係で、朝早めに預けたい場合には臨機応変に対応もしています。
不登校の居場所の利用登録者は、現在25人です。
そのうち、毎日来ている子どもは5人。そのほかは、気が向いた時に利用したり、週1回〜3回など決めて利用してくれています。
そのため、収入は毎月一定ではありません。
2022年9月以降からは、やっと収入が20万円前後になりましたが、それまでは15万円ほどでした。
そのため、赤字にならないように支出を抑えながら慎重に運営しています。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
朝倉美保
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