私たちが立ち向かう社会課題① 不登校の現状
2023/2/27 01:11
クラウドファンディング7日目
11名のご支援をいただきました!
ありがとうございます!
本日より私たちReframeが立ち向かう社会課題についてお伝えしていきます。
第1弾は、『不登校の現状』についてです。
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不登校は9年連続増加
小中の不登校の生徒は9年連続増加、
高校は横ばいのものの高水準の状況です。
2021年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小・中・高等学校等における不登校児童生徒数は24万人と過去最多となっています。
しかし、支援に繋がっている生徒は50%未満で、解決の糸口のないまま悩んでいる家庭が多く、さらにコロナ禍になってからは自主休校する生徒も増え、不登校に繋がりやすい状況にもなっています。
文部科学省は2022年6月10日、
不登校に関する調査研究協力者会議において検討を重ねてきた、
今後の不登校児童生徒への学習機会と支援のあり方について報告書を取りまとめ、教育委員会や小・中・高等学校等の関係機関へ通知しました。
そのため、学校教育現場においても、
今後は下記のような様々な取り組みが行われていくかと思われます。
教育機会確保法の学校現場への周知・浸透
心の健康の保持に係る教育の実施
フリースクール等民間団体との対話の場を通じた連携促進
家庭教育支援の充実
学校復帰のみにとらわれず、不登校児童生徒の将来を見据えた社会的自立のため、多様な価値観を認め、児童生徒の目標の幅を広げるような支援の実施
また、この報告書のおわりには、下記のようなことも記載されています。
子どもの休養の重要性
心の安心
子どもの意志や主体性の尊重
子どもの理解者の重要性
多様な価値観を認めること
学校教育関係者も変わっていく必要性
私たちの居場所くらら庵では、これらの6つの重要性・必要性を実現している場所であり、学校と連携しながら子どもの多様な生き方、学び方、進路を提供しています。
京都市内の行政の不登校支援は、『京都市教育支援センターこどもパトナ』がありますが、主に小学校4年生以上が対象になっています。
また、フリースクールも小学校3年生以上のところが多く、低学年の子どもたちの居場所が不足しています。
そのため、私たちReframeは低学年から利用できる居場所、フリースクールとして開所しました。
そして、利用生徒の小中学校との連携も実施し、現在10校の校長、担任の先生と繋がりながら、子どもたちの将来を見据えた支援を行っています。
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私たちが立ち向かう社会課題は、
今日お伝えした「不登校」だけではありません。
次回に続いていきますので、次の活動報告記事をお待ちいただけたらと思います。
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