そもそもWeDとは？

私たちNPO法人WeDは、佐賀県唐津市で高校生の「○○したい」を応援しながら、高校生の主体性を育む事業に取り組んでいます。そのために私達は高校生の活動に伴走者として寄り添いながら、「活動のための場所」「きっかけとなる機会」「地域や先駆者とのつながり」を提供しています。

将来像が見えにくい現状

唐津市には、大学がありません。だからこそ将来像が見えないことが多いです。

選択肢に気づくきっかけがとても少ない。インターネット等で将来の選択肢の多さは理解していても、それを実際に選択している身近な先輩が少ないため、一歩が踏み出しにくい状況があります。身近に話を聞くことができる人、相談できる人がいることは当たり前ではないのです。

だからこそ私たちは、WeDとして、

1. 高校生にとって選択肢が多くあることを示す

2. 「〇〇できる」の成功体験

3. 憧れられる立場となり背中を見せる

ために活動を行っており、毎年200名程度の高校生、受益者に対して活動を提供しています。これらを通して少しでも高校生の可能性を広げ、理解した上での選択ができるようにすることを目指しています。選択肢が多くある中から自分で選ぶことができる環境を準備することで、良い将来への一歩近づくのではないかと信じています。

主催事業と高校生支援

WeDは、活動を開始して約3年が経過しました。組織が大きくなり求められることも多くなり、2021年4月よりNPO法人化をして現在まで活動を続けてきました。

　WeD主催事業としては、月に2回のボランティア活動と、月に1回の体験活動を行っています。高校生支援／高校生主催事業として、現在高校生チームが4団体設立しており、定期的なイベント開催を行っています。「SUPで無人島に渡り海岸清掃を行うチーム」や「古民家をカフェとしてオープンさせ高校生の交流の場所をつくるチーム」、「まちなか文化祭を実施運営するチーム」「有名アーティストが出場するキャンプフェス『Karatsu Seaside Camp』のボランティア運営をするチーム」などが高校生の自主性によって生まれています。

　その他現在では、外部団体からの協力依頼多数(イベントやボランティアの案内依頼、協同依頼、視察）が生まれ、唐津市からの事業受託としてWILLプロジェクトなども行っています。

古民家のアップデートを目指して

現在、拠点としている古民家では、普段は高校生が学びや活動の場所として、また定期的なイベント「高校生カフェ」の場所として活用しています。いつでも来れる場所として用意しており、友達と話すためだけの場所、宿題を行う場所、またミーティングをするためにも活用してもらえるような場所となっています。

しかし、この施設は築100年ほどの古民家であり、冷暖房機能の不足や建具の歪み、外壁の一部崩落など改修が必要な箇所があります。隙間風やボロボロの障子のままで、高校生が利用するにあたって快適な場所に現在はできていません。まずは、場所を準備したものの、利用する場所としての改善が必要です。

また、不定期で行っている「高校生カフェ」では、設備の不足の理由からオリジナル商品を開発することはせずに、他店から商品を仕入れて販売する程度です。このため地域の食材を活用したメニュー開発やカフェ経営を学ぶことまでは出来ていません。つまり、高校生たちが活動するための器具や必要な物品を現在は揃えることができていない現状があるのです。

マイナスをゼロにそしてさらにプラスにしていくことで高校生の利用を増やしていきたいと思っています。

誰でもいつでもきて頼るれる場所を

普段活用している古民家を、誰もが安心して使える居心地の良い空間とするため、リノベーションを行います。障子の張り替えやエアコンの設置、より多くの子どもたちが利用できるようwifi設備の強化等を実施していきます。場所としての利用だけでなく、様々な用途に合わせて使ってもらえる場所となるよう整備を行っていきます。

また、地域理解を深めるため地元食材を活用したメニューを開発したり、カフェ経営までも学べるよう、調理や店舗機能充実のための設備を整えます。キッチンが使えるからこそ1日ここにいて何かしたい！そんな高校生が増えるように場所を準備します。

そして、居場所の整備だけでなく、高校生のプロジェクトの支援も行っていきます。アイデアや行うことのヒントは与えるものの、高校生発案の動きをサポートすることが私たちの役目です。そのため、何かを提案するのではなく、バックアップするスタンスを大切にしています。今回は直近開催予定のまちなか文化祭チームの活動を資金面でバックアップできればと思っています。そして、高校生たち自身にも今回、クラウドファンディングに挑戦する機会を提供します。

これらの実現を通して、集いやすく、行きやすい場になることが想定されます。現状通い慣れている学生だけでなく、その友達を呼べるようになります。より多くの高校生が利用できる場所があることを認識し、居場所を求めてここにくることができます。インターネットもあるためミーティングの場所としても利用ができます。そして、高校生たちが活動しやすい環境と様々なアイデアを実現できるよう「資金」という彼らの壁をサポートしていくことで可能性を広げることができると信じています。

設備を整えることで、何でもできる場所！まさにこの拠点がなり得るのです。居場所もそして、唐津にないものができます！そんな場所を目指すためにもご支援をいただきながら、唐津市にも貢献できるような場所にしていきたいと思います。

代表メッセージ

ワクワクをあなたと！！
WeDのページをご覧いただきありがとうございます！！  

WeDは、「高校生がやりたい！ことを追いかけられる地域づくり」というビジョンをかかげ、「高校生達のために何ができるのか、自分達ができる限りのことをしよう、したい！」という熱い気持ちの仲間とともに運営しています。

任意団体として2019年にスタートした団体は、2021年4月にNPO法人になりました。WeDに関わる高校生の数も、居場所を利用する人数が約200人、そのうちチームを作って主体的に活動する高校生は50人を超えました。さらにはWeD卒業生がスタッフの一員として高校生を支える立場へなってくれるなど、人材の好循環も作ることができました。

たくさんの幸せをこのWeDの活動からもらっています。地域の高校生やWeDを支えてくれる皆様のおかげと感謝の気持ちばかりです。

このたび、高校生にとって、いろんなチャレンジの場、ホンモノに触れる場、他校生や大人とのつながりが生まれる場となるように、居場所のアップデートを進めています。

高校生が大人と同じように、いや、大人よりもワクワクしながら過ごせるよう、今後もどんどんサポートしていきたいと思っています。

どうぞ、私たちの支援を通じ、高校生の応援をよろしくお願いいたします！

NPO法人WeD
代表理事　吉森　旭希

より自主性を持った人材を育成していく

高校生にとっての可能性と選択肢の幅を広げるきっかけを与えることで、より自主性を持った人材へと成長させることが私たちの目標です。小さくまとまってしまわず、もっともっと広い世界を見て、そして自分にとって一番良い選択をしてもらう。現状は高校生たち自身だけではこれは難しいのです。だからこそ私たちがその役割を持ち、サポートをしていきます。結果、より自主性、そして主体性を持つように成長していく事に繋がると信じています。

さらには、「地域(唐津)の種」を宿して成長した高校生は、将来、地域(唐津)と繋がり地域を支えてくれる存在となることを願っています。どの道に進んだとしても、地元や唐津という地域と繋がり続け、何らかの形で貢献をしてくれると思います。そのために、私たちは最初のきっかけを提供できるようこれからも活動して参ります。

最後に

寄付金の使途については、下記のような使途で使わせていただきます。

高校生たちの挑戦として、本キャンペーンに紐づいた形で、自分達で一部の寄付を集める形をとっています！

NPO法人WeDとして、そして高校生と共に目標を達成できるよう頑張っていきます！

また、本キャンペーンを通じてご寄付をいただいた皆様には、以下の形での御礼をご用意しております。

ぜひぜひ高校生への応援、そしてWeDの応援をどうぞよろしくお願いいたします！