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Tansa創刊6周年! 探査報道取材を続けるために新しいマンスリーサポーターを50人募集します!

寄付先

NPO法人 Tansa

Tokyo Investigative Newsroom Tansa

支援総額

88,651円

/ 100,000円

89%
  • 支援総額

    88,651円

  • 支援者数

    39人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2023年1月31日

  • 終了日

    2023年2月28日

キャンペーンは終了しました

Tansaは現在、およそ300人のマンスリーサポーターにご支援いただいています。しかし、時間とお金がかかる探査ジャーナリズムを長期的に応援してくださる人数としては、まだまだ足りないのが現状…。

記者1人を雇用するには約200人からのマンスリーサポートが必要で、Tansaが良質な探査報道を読者の方々に毎日届けられるニューズルームなるには、1万人のマンスリーサポーターが必要です。今回6周年を迎えるにあたり、新たなマンスリーサポーターを募集します。目標は50名。ぜひこの機会に長いお付き合いをご検討いただければ嬉しいです。

ストーリー

Tansaとは

探査報道に特化した独立メディア

Tansaは、探査報道を専門とする報道機関です。当局発表を右から左に流す「記者クラブ報道」とは違い、暴露しなければ永遠に伏せられる事実を、独自取材で掘り起こし報じます。従来は「調査報道」と呼ばれてきましたが、単なる調査ではなく、膨大な労力と高度な技術が必要なため「探査報道」という言葉を使っています。問題の構造に切り込み、犠牲者や被害者の置かれている状況を変え、将来の被害を防ぐことが目的です。暴露するのは、政府や企業、犯罪集団組織などが隠蔽する不正です。テーマは、大きな力に虐げられている人々のために、何を変えたらいいかという視点で選びます。

GIJN加盟の国際ニューズルーム

Tansaはジャーナリズムのグローバルスタンダードである、世界規模での連携を重視します。探査報道が挑む国家権力や企業は、すでに国境を越えて広く活動しているからです。Tansaは2017年、探査ジャーナリズム組織でつくる国際的アソシエーション「探査報道ジャーナリズム世界ネットワーク(GIJN)」に日本で初めて加盟し、公式メンバーとなりました。報道機関としては国内で唯一の加盟組織です。2023年2月現在、90カ国から244組織が加盟しています。記事は、日英2言語で発信しています。

企業からの広告料は受け取りません

Tansaは、権力からの影響を受けず独立した運営・報道をするため、企業からの広告は一切受け取りません。また、経済事情にかかわらず誰もが良質な記事にアクセスできるよう、記事の購読料も取っていません。記者の人件費を含む活動資金は、個人からの寄付、財団からの助成金、探査報道ジャーナリスト養成学校「Tansa School」での収入で賄っています。


5つの約束

1.旬のニュースを消費せず、事態が変わるまで報道します

私たちは、探査報道によって犠牲者が置かれている状況を変えることを目指しています。取り上げるテーマは犠牲者を救うために何を変えたらいいのかという視点で選びます。読者の興味に合わせて次に移ることはしません。着手したら、事態が変わるまで粘り強く報道を続けます。 

2.手間ひまかけます

隠された事実を発掘するため、手間を惜しみません。「買われた記事」は取材の本格着手から10か月、製薬マネーデータベースの作成には3000時間、「消えた核科学者」は7年半かかりました。記者クラブに所属して情報のパイを奪い合い、いずれ分かることを早く報道するような競争に私たちは加わりません。 

3.最高水準の技術で臨みます

私たちは常に世界中のパートナーたちとつながっています。GIJN主催の国際会議には、2017年の南アフリカ大会、2018年のソウル大会、2019年のハンブルク大会と3年連続で参加しました。探査報道を手がけるジャーナリストたちが持ち寄った最新の取材技術を、その都度吸収しています。これまで34カ国の報道機関と協力して取材、発信をしてきました。あらゆる問題を国際的な視点で捉え、世界水準の技術を磨き続けます。

4.顔色をうかがわず、全力でぶつかります

私たちは常にジャーナリストとしての倫理を最優先して、取材相手に全力でぶつかります。権力や広告主に遠慮をすることはありません。取り得るあらゆる手段を使って、不正の事実と証拠を入手します。

5.若手ジャーナリストを育成すると共に、技術は社会で共有します

インターネット上で誰もが情報を収集し発信できる時代では、ジャーナリストは職業人としてより高度な仕事が求められます。Tansaが運営する探査報道ジャーナリスト養成学校「Tansa School」で、全国の若手ジャーナリストやジャーナリスト志望の学生を育成します。またTansaが日頃の取材で培った技術は社会で広く共有し、市民が的確な情報を収集して発信する手助けをします。


これまでの報道

Tansaは2017年の創刊以来、数々のスクープを放ち、状況を変えてきました。徹底した取材による事実の発掘や社会へのインパクトが評価され、これまでに「報道の自由推進省賞(日本外国特派員協会)」、「貧困ジャーナリズム大賞(反貧困ネットワーク)」、「ジャーナリズムXアワード大賞(ジャーナリズム支援市民基金)」「PEPジャーナリズム大賞2022(アジアパシフィックイニシアチブ)」などを受賞しています。シリーズの一部を紹介します。

  • 誰が私を拡散したのか

知らない間に、写真や動画が性的な「商品」にされている。取引の舞台はスマホアプリだった。カネ目当ての投稿者が次々と「商品」を投稿・拡散する。当局の摘発も追いつかない。被害者の苦しみは永遠に続く。アプリはGoogleやAppleで提供され、少なくとも10万回以上ダウンロードされた。巨大プラットフォームが支える構造をなくさない限り、この地獄は終わらない。

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  • 公害「PFOA」

「PFOA」は、フッ素加工のフライパンや撥水加工の衣服に使われている化学物質だ。だが胎児への影響や、発がん性が判明。日本では2021年10月に製造が禁止された。その矢先、大阪・摂津市の住民の血液から高濃度のPFOAが検出される。近くにはPFOAを製造してきたダイキンの工場。なぜ、住民の体内に蓄積するまで製造を続けたのか。

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  • 虚構の地方創生

コロナ禍で全国に渡った地方創生臨時交付金が、無駄遣いの温床になっていた。だが巨額をつぎ込んでも、東京一極集中は進むばかりだ。2014年以来の「地方創生」は政権維持と大企業のための虚構だった。

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  • 国葬文書隠蔽

岸田文雄首相は世論が二分される中、安倍晋三元首相の国葬を実行した。学者からは憲法違反の指摘も挙がる中、拠り所としたのは「法の番人」内閣法制局のお墨付きだ。ところが官邸側は、Tansaの情報開示請求に対して内閣法制局との協議文書を「廃棄または未作成」と主張し隠蔽した。Tansaは岸田首相に対して、行政不服審査請求を行い協議文書の開示を求めている。

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★ほかにも様々なテーマに関する報道を行なっています。Tansaの記事はこちら

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Tansaメンバーからのメッセージ

渡辺周 / 編集長

明治以来のマスコミ体制が崩壊へと向かう中、多くの記者たちの心が折れて忖度が蔓延し、政府も大企業もやりたい放題です。私の仕事はこの状況に風穴を開ける若手ジャーナリストを育成し、健全なジャーナリズムを再興することです。とても嬉しいことに、Tansaには空気を読まず全力で大きな相手にぶつかっていく若手ジャーナリストたちが集っています。100からの引き算ではなく、ゼロからの足し算を楽しむ若者たちです。もちろん私もまだまだフルスロットルでジャーナリストとしての職務を全うします。ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

佐野誠 / ボランティア

私は寄付者としてTansaにかかわり始め、3年ほど前からボランティアをさせてもらっています。巨大な権力に立ち向かう小さな組織のために何かしてやりたい、そんな思いからでした。資金面では2年先の確約もないなか、若い記者たちが社会を良くしようと日々奮闘しています。この先も若者たちが生活の心配をせずに仕事を続けられるよう、ぜひ月々のご支援をお願いいたします。私も寄付を続けます。

辻麻梨子 / リポーター

現在、「誰が私を拡散したのか」というシリーズを連載しています。本人に同意のない性的な写真や、子どもの性的虐待を撮影した動画が大量に取引されている現状を変えるためです。加害者グループに入り込んで手口を暴いたり、取引の温床となっているアプリを提供しているGoogleやAppleに取材したりと、時間も手間もかかることばかりです。小さなチームでこうした報道ができるのは、どんな広告主にも依存せず、読者の方々の支えによって成り立っているからです。そのことを誇りに思い、これからも良い報道をします。ぜひご支援ください。

小倉優香 / リポーター

Tansaに入って初めて担当している取材テーマは、ネオニコチノイド系農薬の取材です。ネオニコは、その危険性から海外ではすでに規制されていますが、日本では規制が進んでいません。私はこの取材を通して、日本がネオニコを使い続ける利害構造を明らかにしたいです。これまで、農薬会社や農水省、環境省にも取材をしてきました。今までに経験したことのない大きな相手に戸惑うこともありますが、前職の栄養士時代に保育園で共に過ごした子どもたちを守るためだと思うと頑張れます。ネオニコを使っていない農家の方や、研究者を取材するためにも、地方へ何度も足を運んでいます。こうして取材を重ねられるのも、読者や寄付者の方の支援があってこそです。引き続き取材を続けていくためにも、ぜひご支援よろしくお願いいたします。

中川七海 / リポーター

Tansaが掲げる「5つの約束」の一つに、「手間ひまかけます」とあります。私はTansaを知った当初、これが不思議でした。報道機関が手間を惜しまないのは当たり前だと思ったからです。ところがTansaの記者になり、Tansaのいう「手間ひま」が生半可なものではないとわかりました。一つのファクトを取るために、現場に何度も足を運びます。原稿のたった1行のために、一つの事象をあらゆる角度から検証します。必要な取材費はケチりません。「事態を変えて、被害者を救いたい」という思いが滲み出る取材手法です。その積み重ねの先に、スクープが生まれることを知りました。探査報道で勝負するには、資金が必要です。どうか、マンスリーサポートでのご協力をお願いいたします。


寄付の使いみち

人件費

もっとも不足しているのが記者や事務スタッフの人件費です。約200人のマンスリーサポートで、記者1人を雇用することができます。メンバーが増えればより多くの記事を発信したり運営体制を強化したりすることにつながります。

取材費

探査報道に欠かせない、取材にかかる経費です。取材現場までの旅費交通費、情報公開請求の費用、書籍・資料の購入などに使用します。

事業費

記事を掲載するウェブサイトの維持費のほか、データベースの製作やシンポジウム開催、Tansa School運営などに使用します。

その他

事務所で使用する物品の購入や顧問弁護士、税理士などへの業務委託、電話回線やオンラインシステム利用料などに使用します。

*マンスリーサポーターの皆さまには、Tansaの活動案内パンフレットをお送りしております。

安定した運営には、継続寄付(マンスリーサポート)が必要です。Tansaの活動や記事に共鳴いただける方からのサポートをお待ちしております。

NPO法人

Tansa

〒1050013

東京都港区浜松町2-2-15浜松町ダイヤビル2階

https://tansajp.org/

代表:渡辺周

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