寄付する理由は、ひとそれぞれ・・・
2022/11/28 18:05

今日は、急に寄附金額が伸びて驚かれた方から、お問い合わせをいただきました。
びっくりしますよね。「誰々?」「いくら?」「どうして?」
この夏、親しい友人が天国に旅立ちました。彼女は年に一度、数枚の新券に思いを込めて、手渡してくれていたおのでした。今回はご主人からこの機会にとお申し出があり「香典返し」としてご寄付いただいたのでした。
私は葬儀社にいたので、香典返し先に迷われる方も多くいらしゃいました。寄付金が有効に使われるのだろうか、すぐに困っている人のために使われるのだろうかなど、せっかく世の中に貢献したい気持ちがあっても、なかなか決めきれない様子でした。
団体を立ち上げたときの最初の仕事は奨学金を集めること。初めての新聞記事が載って真っ先にご寄付されたのは、ご主人を亡くしたばかりのご高齢の女性。銀行の窓口で「詐欺ではないか?」と行員さんから確認のお電話をいただいたものでした。
「領収証は不要だけど、せっかくだから主人の名前で書いてください。仏壇に備えてすぐに破棄します」
依頼、実に多くの方々のご協力を得て活動を続けることが出来ています。
記事を読んで何か出来ないかと思った。
以前から子ども支援に関心があった。
県外に住んでいるから宮崎のために何かしたい。
奨学金で学校に行かせてもらっていたから。
最近のニュースをみて、何が起きているかわからないけど。
純粋にだれかのためにというおもいが集まっていることは変わりなく、ただただお一人ひとりの理由は様々なエピソードがあるものです。
寄付者のエピソードだけでも、一冊の本になりそうですね。
それはまたいずれ・・・。
写真は、寄りどころ福八(高城町)での終活セミナー
(終活では残すお金の行き先も決めておきます)
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