JIIは日本に避難してきた避難民の支援活動も行っています。
現在ウクライナから日本に避難してきた子育て中家族のサポートをしています。
子どものために避難を選らんだ彼らが避難先の日本で安心して暮らすために、金の支援だけではなくて、日常生活をサポートする人々がいてこそ、生きた支援になると気づかされました。
ストーリー
我々の多くは外国に避難することを経験していなく、どんな気持ちになのかも正直わからない部分も多いですが、しかし、避難する生活は不安定で、頼っていいかどうかも常に警戒し、心細く孤独だと思います。予想外のことや突発的なことが起きてしまったら、その日その日の暮らしが簡単に脅かされてしまいます。我々が支援している家族もこれまで、生活が脅かされるギリギリの事態を経験したのが一度、二度ではありませんでした。
日本を頼って、実際避難をすると、行政や公共にカバーされていない部分がまだたくさんありますし、約束される支援金が実際手に入るまでのプロセスが難しく、とても時間がかかることです。
そんな時に、我々のようなNPOが緊急時の一時支援ができることで、目の前の困難を乗り越えるために力になります。また、日本に入国してから生活の安定するまでの間、日常生活に欠かせない大事な手続き、支援につなげるためのサポート、日本語学習の支援など、支援を受けるための支援も欠かせません。
避難民の多くは英語もできず、また、母国語が日本でも少数外国語のため、通常見かける多言語対応でも対応できないことが多く、生活に必要な情報を集めるのはもっと難しくなります。
また、子育てに関する園や学校とのコミュニケーション、地域とのコミュニケーションなど、日常生活の中でも、誰かの手を差し伸べてあげなければどうにもならない場面が数えきれないほどあります。
金銭的な支援や物資支援は一定程度欠かせませんが、しかしそれだけでは生活ができず、社会の仕組みに則って日々の生活を営むためにも、周囲とのコミュニケーションにも、直接寄り添い、駆け付けられるサポーターが欠かせません。
我々には「おとなりさん」という地域の住民からなるボランティアネットワークがあります。これまでも多くのおとなりさんが力を合わせて避難民のサポート活動をしてきました。
「おとなりさん」たちは金銭的な支援だけではできない、人から人への直接なサポートができます。
我々は、これからも他の避難民の方々への日常生活のサポートができるになりたいと考えています。ぜひ活動へのご支援、ご応援をお願いいたします。