皆様、こんにちは！

こよりどうカフェマネージャーの大塚です。

早いもので、このクラウドファンディングの終了とこよりどうカフェのオープンから2週間が経ちました。

ご寄付をくださった皆様にはメールでもお礼と開店後の様子をお伝えいたしましたが、こちらでも改めて、応援くださった皆様への御礼をお伝えし、最後の活動報告とさせていただきます。

11/30をもって本キャンペーンを無事に終了し、クラウドファンディングのページを通して10/8からの54日間で合計326名の皆様より、2,409,674円のご寄付を頂戴いたしました。当初の目標としていた200万円に11/27に到達し、セカンドゴールとして設定した220万円を超えるご寄付となりました。

また、こまちカフェ設置した募金箱へのご寄付やこまちカフェやこよりどうカフェにお届けいただいたご寄付も合計292,307円頂戴し、総額2,701,981円のご寄付をこよりどうカフェの誕生のために多くの方より応援いただきました。

目標金額の達成はもちろん有り難いことではございますが、何よりも、これだけ多くの皆様にこの取り組みにご賛同、共感いただきましたこと、これまでこまちぷらすと様々な形で関わってくださった皆様や、これからの取り組みに関心を寄せてくださる皆様とのご縁を改めていただく機会になりましたことが、とても嬉しく大きな大きな力をいただきました。この取り組みは、「こよりどうカフェ」だけのものでも、「こまちぷらす」だけのものでもなく、関わってくださる皆さんとこれから作っていくプロジェクトだと、そうしていきたいと、改めて感じております。

皆様に「まちの小さなヨリドコロを作る」「まちに小さなヨリドコロを増やしていく」この取り組みを一緒に作るお仲間になっていただけましたこと、数々のあたたかいお言葉や応援をいただきましたこと、重ねて心より御礼申し上げます。

さて、皆様のおかげでスタートラインに立つことができましたこよりどうカフェですが、オープンから2週間が経ちました。オープン初日や初めての週末など、沢山の方々にご予約、ご来店いただき、嬉しい悲鳴のなか新しいスタッフをメインに試行錯誤の毎日です。

こまちカフェでのノウハウを元にシフトや、役割分担などは決めたものの、こまちカフェとはお店の広さもメニューもスタッフも異なる、新しい試みです。何かどこにあるのか、何が足りないのか、誰が何をどう動くのか、常に動きながら相談して決めている状態です。

それでも、開店をお祝いしてくださる方や楽しみにしてくださっていた方々がこんなにいらっしゃること、様々な方のシェアやご紹介により、こよりどうカフェを知ってくださる方が足を運んでくださることに、改めて嬉しさも噛みしめております。

そして、一昨日12/12は、オープンしてから初めてのこまちぷらすのスタッフミーティングでした。

もともと、こまちぷらすでは月に１回お店を閉めて、全員でコミュニケーションをとる時間を持つことを大切にしてきました。連日カフェを回すことのみに気持ちが集中してしまうと、何のためにやっているのか、お互いがどんな気持ちで働いているのか、見えにくくなってしまうのものです。

こよりどうカフェでも同様で、シフトや業務内容の違うメンバーと、初めてお互いの手を止めて話し合う時間を持つべく、こまちぷらすに全体ミーティングの前に、こよりどうカフェメンバーのみで1時間話し合いました。1時間という時間ではとても足りないくらい、改善点についてのアイデアが沢山でましたが、不安も含めて話せる時間を、今後こうしていきたいとアイデアを出し合える機会を、日頃もどう持てるか大切に考えていきたいです。

そして、こまちぷらす全体ミーティングでは、サプライズでの「こよりどうカフェ誕生祝い」から始まりました。代表森の作成した、こまちぷらすのこれまでとこよりどうカフェ誕生までをふり返ったムービーが流され、思わず涙でした。

クラウドファンディングの達成に向けて、そして開店後の連日の営業に、ずっと緊張していた気持ちがふっと緩んだ瞬間でもありました。どんなに大変な中でも、大変だからこそ、嬉しいことを嬉しい！！と皆で喜べる大切な時間でした。

新しいスタッフにとっては初めてのミーティングとなり、ひとりずつの自己紹介も。その後は、部門をミックスしてのスタッフどうしの「対話」のワークでした。ひとりひとり、どんな人で今どんなことを感じているのか、違いを前提としながら耳を傾け合うこと、日々のスタッフどうしのコミュニケーションはもちろんですが、カフェの中の人と人との関わりにも、まちの中での出会いでも大切にしていきたいです。

さて、こよりどうカフェの様子のご報告に戻りますが、店内奥のプレイスペースに近い座敷の席には連日、お子様連れのお客様がいらっしゃるのですが、店内をハイハイやよちよち歩きで回るお子さんを、隣り合わせのお席をご利用のご年配のお客様があたたかく見守り、声をかけてくださる場面も多く見られています。

「日頃自分のことは後回しになってしまう子育て中の方に、両手であったかいうちにご飯を食べてもらいたい」という思いで、こまちカフェではボランティアの方にお子さんの見守りをお願いしており、こよりどうでも徐々に整えていく予定ではあるのですが、ボランティアの方がいてもいなくても、こうしてお客様どうしがゆるやかに見守りあえる空気も大切にしたいと感じております。

また、善了寺さまをはじめとして、様々な方から食材の差し入れ等も頂戴しております。贈ってくださった方のお気持ちも大切に、私たちから次の方への贈り物ができればと考えております。本当にありがとうございます。

まだまだ手探りのことも多く、お客様にご迷惑をおかけしないように…と、スタッフも緊張しながらの毎日ではありますが、お客様のお力も借りながら、小さなお子様からご年配の方まで様々な方が同じ空間で隣り合わせになることを、ふれ合える嬉しさを、お互いを感じることを、心地よい空間の中で重ねていける場になっていきたいと改めて考えております。

そして、カフェの営業が安定して行える体制を整えながら、保育園等との連携も進めていきます。

皆様に、応援と期待をいただいた未来に向けて、少しずつですが歩んでいきます。

引き続き、こまちぷらす、こまちカフェ、こよりどうカフェの今後の活動にご関心をお寄せいただき、様々な形で一緒に未来を作っていただけるお仲間としてご一緒いただけますと幸いです。

そのひとつとして、これからも「こよりどうカフェ」を運営する「NPO法人こまちぷらす」を月500円～支えていただく「マンスリーサポーター」もご検討いただけますと嬉しいです。

また、こまちぷらすは認定NPO法人のため、確定申告における寄付金控除の対象となり、寄付額の最大約50％が減税されます。

詳細はこちらのページをご覧ください。

ぜひご参加・ご支援のほど、よろしくお願い致します。

最後になりましたが、10月初旬からの２ヶ月近くにわたり、私どもこまちぷらすの未来に向けた新しい挑戦を応援くださったこと、嬉しいお言葉を沢山頂戴しましたこと、心より御礼申し上げます。そしてこれからの歩みは、こまちぷらすだけのものではなく、ご一緒いただく皆様と分かち合うものにしたいと強く思っております。
引き続き、様々な形で皆様とご一緒していけますことを願っております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。