神奈川ゆめ財団の支援事業について…学習支援編
2022/11/30 10:54
神奈川ゆめ社会福祉財団の支援事業には、奨学金とともに一人ひとりに寄り添ったさまざまな支援を行なっています。
今回は、「もっと勉強したい」という奨学生の声から生まれた「学習支援事業」について詳しくお伝えします。
◆奨学生の声から生まれた「学習支援編」
第1期の奨学生から「塾に通っていないので勉強についていけるか不安」「大学進学を考えているのでもっと勉強したい」など、学習についての悩みが多く寄せられました。
この奨学生の想いに応えたい、「学ぶことを諦めてほしくない!」から生まれた支援が「学習支援」でした。
1、まなびれっじ
年間11回程行っている「まなびれっじ」は大学生ボランティアに奨学生自身が学びたい教科を教えてもらいます。
「まなびれっじ」が行われた後は、必ず、奨学生、大学生ボランティアにアンケートを取り、感想や気が付いたことを書いてもらいます。
そこには、奨学生から大学生ボランティアへ、また大学生ボランティアから奨学生へのメッセージが書かれていることもしばしば。財団を通して微笑ましいやり取りをすることもあります。
勉強の事だけではなく、大学の事、受験の事、高校生活を過ごす上でのアドバイスなど、多岐に渡り話をできるのは歳の近い大学生ならではと感じています。
●この「まなびれっじ」は第1期生を教えてくれた大学生ボランティアのが考えてくれたものです。とてもいいネーミングですっかり定着しています。
2、ノートパソコンの提供
新型コロナウイルス感染症が拡大し、学校が休校になってしまった際に自宅にネット環境が整っていないため、学校のオンライン授業に対応できないとの声が多くありました。
財団では、希望者にノートパソコン、プリンターなどを提供し、自宅でも学習ができるようにしました。
現在では、学校や部活動で忙しくて「まなびれっじ」に実参加できない場合でも「zoomによるオンライン授業」が可能になっています。
3、家庭学習のフォロー
ノートパソコンの提供により、インターネットによる通信教育「スタディーサプリ」の受講が可能にりました。
希望者には「スタディーサプリ」を提供し、習熟度に合わせた家庭学習のフォローをしています。
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