神奈川ゆめ財団の支援事業について…奨学金給付編
2022/11/29 12:15
神奈川ゆめ社会福祉財団の支援事業には、奨学金とともに一人ひとりに寄り添ったさまざまな支援を行なっています。
今回は、支援事業の中心柱の「奨学金給付事業」についてもう少し詳しくお伝えしようと思います。
◆支援の中心柱「奨学金給付編」
私たちの奨学金は、高校生在学中に、返済不要の給付金を支給しています。
神奈川ゆめ奨学生になるためには、基本的には(区分1の場合)、中学3年生の11月から1月中旬の毎年、この時期に奨学生募集に応募し、2月上旬に選考、3月上旬に神奈川ゆめ奨学生として採用されます。
1、毎月給付
毎月1万円、高校生本人の口座に振り込まれます。
口座に入金されたか、必ず本人に確認してもらい、受領書に捺印して郵送してもらいます。
これは、「期日までに書類を提出する」また「お金を管理する」ことを高校生の間に身に着けてもらいたいと思っています。
受領書の用紙には、近況報告も書いてもらい、奨学生とのコミュニケーション手段の1つとなっています。
毎月、継続してやり取りする中から、奨学生の状況や手書きでの文字の様子で、多くの情報が伝わってきます。
2、卒業お祝い金
高校卒業が決まると、新しい門出のお祝いとして、5万円の給付が支給されます。
これは、新しいスタートとしてのスーツを購入したり、新生活に向けての準備金として使用されています。
3、入学準備金
こちらは、本年度第5期生から給付が拡充されました。
奨学生や保護者からの相談、また神奈川ゆめ奨学生に募集していただいた方から多く寄せられた声から生まれました。
「高校に入学が決まっても制服や定期代など最初の準備に費用がかかってしまう」、「入学準備をしてあげられるか不安…」
公立高等学校が無償化になっていても、入学前にかかる費用が大きいこと、また補助金給付は入学後になってしまう状況があります。
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