コンフロントワールドの活動地とは?~現地住民へのインタビュー①~
2022/10/7 20:21
こんにちは!社会人メンバーの渡井です。渡航から早くも2週間が経とうとしており
本当にあっという間だったなあというのと
職場の色んな人から「海外いたんでしょ?どこいたの?」「なんか渡井エネルギッシュになった」とか色々気にかけていただいて嬉しい限りです。
多くアウトプットできるように頑張ります!
さて、今回ですが、
渡航中に現地の住民の方に
・家庭用トイレが出来て生活にどのような変化があったのか?
・コロナ禍での変化
・家庭用トイレ以外の課題
など色々インタビューさせて頂いたので、その内容をご紹介できたらと思います!
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1世帯目
家庭用トイレの支援をしたブランバラ県の住民の方
①コンフロントワールドと現地NGOの行う活動に対して、どのようにお考えですか?
家庭用トイレを作る経済的余裕がなかったため、今回作っていただいてとてもとても感謝してるし、貧しい環境の人たちの支援を頑張っているので、これからも応援したい
②以前使っていたトイレと、新たに建設したトイレの変化はいかがですか?
以前使っていたトイレは、ドアがなくプライベートがない状態でした。
またバナナの皮で作られていた部分が多かったため、とても脆く安全とは言えませんでした。
また足の踏み場が悪いため、子供がトイレの穴に落ちてしまうという事故も起こってしまったこともありました。
ただ新たに建設したトイレは屋根もあり、ドアもある。セメントで作られているのでとても丈夫で
現代的な作りで安全だと思います。
③世帯の方々以外の他の住民の方も使われていますか?トイレの普及率などはこの辺りだといかがですか?
たまに地域の住民の方々も使いにくることもあります。
家庭用トイレの普及はあまりよくなく
私たちの家庭以外にも建設できていないおうちは多くあります。
中には、政府から警告書のようなものが来て
トイレを建てられないと逮捕されると言うケースもあります。
何故かと言うと、政府としてはトイレを建設しないと、村に病原菌が広がってしまうので
それを防いでいきたいとの考えがあるらしいです。
2年間に一定数の方々が逮捕されてしまいました。政府からのサポートはなにもないので
お金がないとトイレを立てるのが難しいと思います。
④コロナの影響で生活で変わったことや困ったことはありませんでしたか?
経済環境はやはり変わりました。
仕事が無くなったり、家計が苦しくなったりしました。
食料や衣服など日常に必要なことで家計が圧迫されるので、トイレはなかなか建設する余裕がありませんでした。
今はどうですか?
少しは状況が変わってきたけど、
かなり物価が高騰しているのであまり大きな変化はないです。
⑤家庭用トイレ以外にどういう課題がありますか?
私の家は8人の子供がいるのですが、大部屋で寝ているため、住居の部屋数が足りません。
また学校に行くためのブランケットや制服、教科書、ペンなどが足りず、その辺りに困っています。
⑥最後に、今はどのようにして生計を立てていますか?
家族で農業をしているので、
農家として作物を育て、それを販売して生計をたてています。
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1世帯目の住民の方にお伺いした内容は以上です!いかがでしたでしょうか。
やはり家庭用トイレは大きな課題の1つであって、それ以外にももっと生活面での課題があるということがわかりました。
今回は1つの世帯の方にインタビューを紹介しましたが、合計で2つの世帯の方、学校の先生へのインタビューなども行っているので
そちらも合わせて記事にできたらと思います。
以上です。
みなさんがこの記事を通じてなにか感じ取っていただく部分があれば嬉しいです。
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もっと現地の活動をよりよくしたいと少しでも思っていただける方は是非月額支援の方もよろしくお願いいたします!
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