ミンガラーバー（ミャンマー語でこんにちは！）

地球市民の会のミャンマー駐在員、鈴木亜香里です。ミャンマーに駐在して12年になります。地球市民の会がクラウドファンディングをやるときに、先陣を切る人が私です(笑)。

■ミャンマーにいるのに、寄付集めの仕事をしている理由

普通、NGOの寄付を集めるのは本部の仕事です。現地駐在員は、支援の現場の仕事を一生懸命するのが一般的だと思います。ですが、私はミャンマーに居ながらにして、先陣を切って寄付集めをしています。村に行くのはローカルスタッフにお任せして、家でＰＣに向かいながら事務作業やオンラインイベントを実施する日々。ミャンマーにいるのに、日本人に向けて仕事をすることがほとんどです。

なぜ、そんなことをしているのか？

一つ目の理由は、数年前から、「営業をやりたい！！」という気持ちが大きくなったこと。前職では、新入社員の営業研修でぶっちぎりの1位でした。何かオススメのものがあると、全力で推したくなっちゃう性格なのです。

国際協力業界での「営業」と言えば、ファンドレイジング（寄付集め）です。ということで、2020年ごろからファンドレイジングの勉強を始めました。ちょうどコロナ禍になり、ミャンマーにいながらオンラインでファンドレイジングの勉強をすることができました。

これまで、学校を建てるクラウドファンディングや、ミャンマーのコーヒーがリターンでもらえるクラウドファンディングを実施してきました。誕生月に実施したバースデードネーションでは「寄付をもらう度に運動をする」という「寄付やせ」という企画を考えたりしました。2021年寄付月間では、「毎日寄付」という企画で寄付月間企画大賞を受賞！あのメルカリさんと並んでの受賞でした☆今は、「日本に寄付文化を広めたい！」という気持ちで、楽しくファンドレイジングをやっています。（この辺はちょっと自慢が入っているので、聞き流していただいても大丈夫です）

二つ目の理由は、現地にいるからこそ、多くの発信ができること。ミャンマーにいる私は、寄付をしてくださる支援者さんとは物理的に距離が遠いのですが、現地の人との距離は近いです。ミャンマー語を話し、ミャンマーの文化に漬かり切っています。だからこそ、現地のことを日本の皆さまにしっかり伝えて、つなぐことができると思っています。今はオンラインの時代ですから、自分の強みを生かして発信をしています。

■「寄付する喜び」を届けたい！

さて、今回は、サポートファンディングという形式のクラファンを実施しています。たくさんのサポーターさんがページを作ってくださり、周りの方に寄付を呼びかけてくださっています。このサポファンの表向きの目標はミャンマー教育支援金を300万円集めることです。しかし、私の裏目標は別のところにあります。

「たくさんのサポーターさんに、寄付集めの楽しさを感じてもらいたい！そして、寄付好きを増やしたい！！」

これが私の今回の目標です。サポーターの皆さんが目標金額を達成できるように、全力でフォローします。お祭りのように、どんどん盛り上げてたくさんの方に参加してもらいましょう。そして、地球市民の会だけではリーチしきれなかった新しい支援者さんとサポーターさん経由で出会い、なるべく多くの方に「寄付をする喜び」を感じていただきたいのです。

「寄付をすると、お金がなくなっちゃう」と思っていませんか？たしかに財布からお金は一時的に減るかもしれませんが、代わりに金額以上のたくさんのことを受け取ることができるんです。ハッピーな気持ちになる、ご縁がつながる、運が良くなる・・・他にもたくさん！やってみないとなかなか実感できない「寄付の喜び」。この機会に、あなたも味わってみませんか？