11月16日の45歳となる誕生日にバースデードネーションに挑戦することにしました。
バースデードネーションとは誕生日プレゼントの代わりに寄付を集めるものです。
もうこの歳になると誕生日祝いも積極的ではなく、周りの友人や知人にプレゼントを送ることもお互い無くなっています。笑
そんな年々嫌がっている誕生日でしたが、これもみらいこども財団の仲間に言われた言葉で「誕生日は生まれたことをお祝いするだけでなく、今まで生きてきた年月を祝うものでもある」と。
その言葉を聞いて45年も生きてきたことは恥ずかしい事ではなく、45年も生きてきたんだと誇れるキッカケにもなりました!
そんな今月11月はオレンジリボン月間で、「児童虐待防止推進月間」です!
厚かましいお願いですが、そんな僕の誕生日のお祝いに、貧困や虐待に苦しむ児童養護施設の子ども達のための寄付をお願いできませんか?
画面右下の「支援する」ボタンで500円から寄付できるので、是非気軽な気持ちで寄付をお願いできると嬉しいです!
※ 寄付金は決済手数料を除いて全額みらいこども財団に寄付されます。
【みらいこども財団の活動についてはこちら】https://miraikyousou.com/
ストーリー
【ボランティアを始めたきっかけ】
僕は幼少の頃に両親が離婚し母親の手で育てられましたが、裕福とは程遠い貧困家庭と言える環境で育ちました。
色々と周囲とは違う環境に悩み、普通の家庭に育つ友達を羨ましく思った事は幾度となくありました。
学校生活や進路選択の場面でもそれは続き、当たり前の未来が想像出来ずにいましたが、ようやく25歳を過ぎたあたりから就職し、家庭を持ち子どもにも恵まれました。
そして40歳になった時に色んな状況が重なり、ようやく「自分は普通に幸せな環境にいる」という認識が出来て、初めて周りの人のために何かしたいという気持ちに芽生えました。
その時に思ったのが、自分のように若い時に苦労をしている人への支援をしたい!ということでした。
そして、親になった自分としてはニュースで見る虐待されている子どもたちへの支援も強く芽生えました。
【みらいこども財団との出会い】
そうしてボランティア活動を始めた僕は右も左も分からずに色んなNPO法人の活動に参加して、「こども食堂」や「居場所事業」に関わる活動や、定時制や通信制高校に通う子どもたちへの支援など、奈良や京都、大阪、滋賀と色んな場所で色んな活動をされる方々と繋がり、ボランティアの経験を重ねて滋賀のNPO法人で副理事長として参加させて頂いたりしました。
そんな時にコロナウイルスが蔓延し、NPO法人の活動が止まった時に「みらいこども財団」の活動に挑戦しようと決意しました。
実は初めにボランティアを探した時に知っていましたが、みらいこども財団の活動は当時の自分にはハードルが高いように思われて、経験を積んでからにしようと逃げていました。
みらいこども財団では「最初に手を繋いだ子どもが施設を卒業するまで一緒に見守る」というスローガンがあります。
当時まだ自身の子どもが小さい中で、毎月大阪までしっかりとした活動に通えるか?
児童養護施設の子どもたちを卒業するまで見届けることが出来るのか?
そんな当時の葛藤でしたが、この時には経験を積んだ自信と覚悟があり、コロナ禍での活動停止の環境、なによりもこの数年で学んだことはボランティア活動の楽しさでした。
この時の僕は、もうボランティア活動がなくてはならないものになっており、優しい人達に囲まれて楽しくて仕方がなく、もうこの先の人生のライフワークになると心に決めていました。
人の役に立つこと。人のために何かをするということが、こんなにも楽しくて幸せだということに、恥ずかしながら40を過ぎて知りました。笑
【みらいこども財団の活動】
そうして入った財団でしたが、やはりスタートはコロナ禍が続いており、施設にお伺いすることはなかなか出来なかったものの、同期の仲間の支えの中、裏方業務で数ヶ月経った後に大阪の施設に初訪問しました。
そして初めて手を握った笑顔の可愛い小さな男の子。現在も毎月会っているこの男の子は僕にとって特別で、その成長をいつまでも見守りたい存在です。
その後は京都の施設も担当し、日毎に財団の活動の楽しさ、仲間の素晴らしさ、なによりボランティア活動は自分の人生を豊かにしてくれる学びや幸せがあります。生活の中心になるくらいの中毒性がある心地良さです。笑
そんな中、去年末にはその大阪の施設のリーダーに任命され、今年に入ってはなんと大阪支部全体のリーダーにも任命されました。
長く活動されている仲間もいる中で大変恐縮なことでしたが、年齢だけは重ねておりますので、これを活動のチャンスと捉えて厚かましくもお受けさせて頂きました。
今は大阪、東京、そしてオンライン支部もあり、色んな活動をたくさんのクルーの仲間が日々奮闘しています。
今回のバースデードネーションの挑戦は、財団の活動資金の寄付だけが目的ではなく、僕の大事な友人・知人のみんなにもこうした社会課題を知り、みんなが当たり前のように寄付やボランティアをする社会になるようにとの願いでもあります。
よろしければ、皆さんのSNSにも「知り合いがこんなことしてる」と拡散して頂けたら嬉しく思います。
☆みらい基地プロジェクト☆児童養護施設を卒業した後の子どもたちの支援
500円
今回、もし皆さんから寄付を頂けたら我々みらいこども財団の活動の1つである「みらい基地」のプロジェクトを中心に使わせて頂こうと思っています。
みらい基地とは児童養護施設を卒業した子どもたちが気軽に集まれる居場所です。
「児童養護施設で育った子どもたちは、施設を出てから本当の意味で苦労することになる。」
みらいこども財団が訪問する施設の職員さんがよく口にされるお言葉です。
施設を出たあと、多くの子どもたちは一人暮らしをはじめます。
社会では、良くも悪くも子どもたちを特別扱いすることはありません。
周りに相談できる大人や同年代の子どもたちがいる環境は、子どもたちを社会的に守ってくれていますが、児童養護施設で育った子どもたちには困った時に相談できる人がいないことも少なくはありません。
「みらい基地プロジェクト」では、施設を卒業した子どもたちがいつでも戻ってこられる場所を作ります。
困ったとき、寂しいときにここに来れば、子どもの頃に遊んでもらった優しいお兄さんお姉さんがいる。
そんな場所が世界にたったひとつあるだけで、希望は絶対に消えない、消させない。みらい基地はそんな場所でありたいのです。
このプロジェクトを作り上げるための活動資金として、財団へ寄付したいと考えております。