【WE21ジャパンとフィリピンとの24年間の歴史を振り返る③~ジンジャーティフェアトレードのはじまり~】
2022/9/22 17:28
こんにちは!WE21ジャパンのキャンペーンページをご覧いただきありがとうございます。フィリピンと日本をつなぐ、友好のフェアトレードを継続するためのキャンペーンは、残り9日となりました。これまでご支援をくださった皆様、メッセージをお寄せ下さった皆様に心より感謝申し上げます。
本日はWE21ジャパンとフィリピン、ベンゲット州の人びととの歴史を振り返るシリーズ第3回、「ジンジャーティフェアトレードのはじまり」をお届けします!前回までのお話は活動報告の過去の記事に投稿しています。ぜひ遡ってご覧ください。
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2009年、WE21ジャパン・グループがフィリピンのベンゲット州の方たちを支援し初めてから約10年が経ったころには、それぞれの住民組織の方たちは、「小さなNGO」と呼んでも良いほどに組織としての自立を高めていました。
それに伴い、地域保健事業への助成支援と合わせて、活動の側面支援として開始したのが、ジンジャーティ・フェアトレード事業です。
2009年開始当初の「ジンジャーティ」
ジンジャーティとは、すり潰した生姜から作った汁に、ブラウンシュガーを混ぜて、じっくりと煮込んで作ったしょうがのパウダー(しょうが糖)で、地域保健事業では、風邪の予防のための薬草として飲まれていました。
そのジンジャーティを、スタディツアーでフィリピンを訪れていたWE21ジャパンのメンバーがお土産で持ち帰ったところ、しょうが好きには堪らない味として大好評!住民組織の方たちが作るジンジャーティを、公正な価格で買い取ることで、より住民組織の皆さんの自立した活動を応援できるのではないか、とジンジャーティ・フェアトレード事業が2009年に開始しました。
村で採れたしょうがから丁寧に作っています。
住民組織ウバパス、ダイヨコン、ランパダの人びとは、ジンジャーティの売上から材料費や労賃を除いた金額を基金として貯め、地域保健基金として活用しています。基金は地域保健事業で行われるマッサージや鍼灸の機材費や、技術研修に使われる他、病院への交通費や治療費の貸し出しにも使われており、ジンジャーティを買う事で、村の健康を応援できる仕組みになっています。近くて遠いフィリピンの人びとへ日本から想いを寄せ、活動を身近に感じるためのグッズにもなりました。
鍼灸の治療の様子
次回は明日23日(金)お昼ごろに投稿予定です!
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