【WE21ジャパンとフィリピンとの24年間の歴史を振り返る②~住民組織が村を作る~】
2022/9/21 10:06
こんにちは!WE21ジャパンのキャンペーンページをご覧いただきありがとうございます。フィリピンと日本をつなぐ、友好のフェアトレードを継続するためのキャンペーンは、残り10日となりました。ご支援をくださった皆様、メッセージをお寄せ下さった皆様に心より感謝申し上げます。
本日はWE21ジャパンとフィリピン、ベンゲット州の人びととの歴史を振り返るシリーズ第2回、「住民組織が村をつくる」をお届けします。フィリピンへの初めての現地調査から、2004年にベンゲット州で住民組織のネットワーク事業を行う現地NGOの支援を開始した、その続きをどうぞご覧ください。
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ベンゲット・ネットワークでは、農民の生活向上と住民組織の自立化を図ることを目的として、有機農業の研修や、マーケティングの拡大、リーダーのマネージメント力向上などの活動が行われました。 その間のWE21ジャパン地域NPO支援は、保健・医療・農業・教育など様々な分野に及びます。
さらに特徴的なのは、当初は、NGOへの支援でしたが、その後、住民組織への支援になり、より地域に根差した支援となっていったことです。
現地NGOへの支援
・シュントック財団への母子保健事業・有機農業
・IYAMANへの母子保健・環境教育事業
・UDIへの在来品種の保存事業、コミュニティ主体の保健医療事業
住民組織への支援
・ウバパス:多目的ホールの建設、フードフォーワーク・MICIP
・ダイヨコン:多目的センター建設
・ウバパス/ダイヨコン/ランパダ:母子保健3者間パートナーシップ
2008年、WE21ジャパンは、ベンゲット・ネットワークへの支援を終了します。 そこ後は住民組織の側面支援としてジンジャーティー事業が始まることになります。 その頃には、住民組織が自立し、中には小さなNGOと言ってもよいほど活発な活動をするところもできました。
建設された多目的センター(ダイヨコン)
UDIの保健医療事業
<住民組織の人びと>
●ウバパス
●ダイヨコン
●ランパダ
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