【“フィリピンとの友情の証”を25周年につなげたい!キャンペーン開催中~WE21ジャパン民際協力担当の思い】
2022/9/2 18:27
こんにちは!今年9月に24周年を迎えるWE21ジャパンの、フィリピンとの友好のフェアトレードを継続していくためのキャンペーンは、本日で開始から4日目を迎えます。
今回はフェアトレードの事業を担当している、民際協力担当から、いつも応援してくだる皆さまにお届けしたい思いをお伝えさせていただきます。
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認定NPO法人WE21ジャパン民際協力室の小池です。森育ちのしょうがパウダーフェアトレード事業の担当をしています。2013年度からWE21ジャパンに参加しました。
国際協力の現場で働きたい!という思いで、国際協力NGOでインターンしている時に出会ったのがWE21ジャパンでした。神奈川県の普通の女性たちがチャリティショップ「WEショップ」の活動を通して、パレスチナやカンボジア等に支援を行っている姿に感激したのを覚えています。国際協力に対して、「自分たちとは遠い世界」と考える人が未だ多くいる中で、「誰でも国際協力に一歩を踏み出せる」ことをアピールする活動に参加できたことをとても意義深く感じています。
森育ちのしょうがパウダーフェアトレード事業は、2014年から担当しています。活動地のフィリピン・ベンゲット州カパンガン郡を訪問するたびに感じてきたのは、住民の方たちの強さでした。住民の方たちは、病院がないという集落の課題を、住民組織を作り、自ら保健活動を行うことで解決してきました。そしてその学びを他の村々にも伝えることで、地域全体での課題解決にもつながっています。こうした活動を、現地の住民組織が行えていることは、本当にすごい事だと思い、住民の方たちを尊敬しています。
2020年初頭からのコロナ禍の折には、無医村が多い活動地では厳格なロックダウンが行われ、他の集落への移動が制限されたため、主要な生産物である野菜の生産が行えず、一時期は住民の方たちは収入がゼロになってしまいました。そうした中でもフェアトレードの基金があったことで、住民の方たちは自ら困窮世帯に義援金を贈ったり、食糧配給での支援を行っており、本当に感激しました。
これらの活動を、日本で森育ちのしょうがパウダーを買う事で、誰でもが気軽に応援できることにとても大きな価値を感じています。各地で起きている問題を、住民の方たちが自ら解決する、そしてそれを日本から私たちも応援ができる。国際協力は誰でもができるんだ!という事を象徴するような活動だと思います。住民の方たちは私たちとの関係を「友情」と評してくれました。私たち、WE21ジャパン・グループの他の支援先でも、こうした関係を作っていきたい!と思っています。
そのためにも、ぜひこの活動を応援して頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします!
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