【応援メッセージ】tag.さん
2022/9/7 16:29
◆tag.さんからの応援メッセージ
30歳会社員のtag.です。
ASPJさんを知る前の僕は、なんの取り柄もないうえに、脱毛症という大きな悩みを抱えた、ただの学生でした。しかし、光子さんと出会い、ニューヨークでの国連プロジェクトを始めとした数多くの啓発活動を近くで拝見して、自身の病気に対する考え方が変わりました。
脱毛症はひとつの個性であり、強みであると。そう思っていいんだと。さらにもう一つ、ASPJさんは僕の固定観念を大きくひっくり返しました。
当時の僕は、同じ髪の悩みを持つ仲間を救うためには当事者本人の思考を変えるしかないと考えていました。しかし、ASPJさんは違いました。
当事者に寄り添うのはもちろんのこと、見た目問題に対する社会意識を根底から覆すことで仲間を救おうと挑戦されています。
凄すぎませんか…?仲間を想い、日々全力で取り組まれるASPJさんの新たな試みを、心から応援しています!
◆見える問題と見えない問題、そして受け取り手の状態
であった頃は20代だったtagさん、先日久しぶりにお会いした時には30代になりご結婚もされすっかり大人に(笑)当時も今も「髪がある自分になりたい」とまっすぐ意思表示をしてくださるtagさん。そのように意思表示できるのも「強さ」だと私は感じています。
ヘアロス当事者の方々と接していて感じるのは、気持ちのグラデーションがあるという事。気分や環境の変化によっても気持ちは常に揺らぎます。
髪のない自分を受け入れられる日もあれば、なぜ自分だけと悲しみに包まれる日も。ASPJはその揺らぎのどこにいても一緒に過ごせるような「サードプレイス」となることを目指しています。
見た目問題やジェンダーの事など、見えるものと、見えないものが折り重なって私たちは存在しています。しかし、どんなことも決して「一人ではない」と思うのです。それは同じ症状の人だけではなく、理解したいと思ってくださる皆さんがいてくださるからこそ前に進めています。
tagさんにもこれからも一緒に活動を広げていってほしいと思います。メッセージありがとうございました。
← 活動報告一覧へ戻る