ちひろの絵が見守るホスピタルモール 富山県リハビリテーション病院・こども支援センター
2022/8/24 11:04
長野県立こども病院での院内展示があることを知り、うちの病院でもぜひちひろさんの絵を患者さんやご家族に見てもらいたい、と富山県リハビリテーション病院・こども支援センターの方からお手紙をいただいたのが2017年秋のこと。ご相談を重ね、2018年から展示が始まりました。
メインの展示場所は、ホスピタルモールと呼ばれる、50メートルの長い連絡通路。歩行訓練など、患者さんたちのリハビリにも利用されているその場所に、花と子どもをはじめ、季節の中であそぶ子どもたちや物語の絵など、ちひろの作品が20点、展示されています。また、病院内の子ども棟の入口にも、2点飾っていただきました。
2019年に展示替えを行った時も、作業をしているとリハビリ中の患者さんが「新しい絵になるのね、楽しみ!」「この作品が好きなのよ」など、気軽に声をかけてくださり、こちらもうれしくなりました。
「病院にくるたびに、心がいやされます。」
「展示がずっと長く続いてくれるとうれしいです。」
「リハビリのための歩行訓練が楽しく、この廊下を何回も往復しました」
ちひろの作品との出会うひと時が、患者さんやご家族、そして病院のスタッフの皆様に、少しでも力になれることを願って取り組んでいます。
(ちひろピエゾグラフ院内展担当:川添)
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