ストーリー
『誰もが毎日を生き生きと過ごせる世の中って、どんなだろう』
▲ 左は私、右は友人で「難民」
彼は、元会社経営者で、今はキリスト教の牧師さん。日本のニュースでは報道されない世界の出来事まで教えてくれる、とってもinspirationalな人物です。
でも彼は、日本の難民認定申請者1万7千人のうちの1人です。“難民=難しい人たち?“というネガティヴな言葉の裏で、本来もっている可能性が閉ざされた状況にいました。
私は誕生日に、これまでのあらゆる人との出会いに感謝したい。
ここ5年間は特に、多様な人と出会えば出会うほど、考えられることやできることがグンと広がり、やりたいことが増えてワクワクする毎日でした。
だからこそ、そんな出会いを、他の人にもつくりたい。
日本に希望を求めてやってきた難民・難民申請者を対象に、この想いを実現するため、私がメンバーとして活動する NPO法人格申請中 WELgee に、エールの寄付をお願いします!
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高校2年生の夏。
5年目を迎えるドイツ生活で未だに差別や偏見にビクつく自分を、外から見つめ直したくて、ネパールの首都カトマンズにある、少数民族の子たちが集まる全寮制の学校で、ボランティアをしに行きました。
これをきっかけに、将来は『人が自らの境遇に関係なく、やりたいことを実現できる世の中』をつくるために、働きたいと思ったのです。
大学入学後、先住民族の生徒やセクシャルマイノリティと呼ばれる人たち、いろんな課題の当事者と、それぞれが感じる生きづらさや、あったらいいなと思う変化について、話し合いました。
こんな多種多様な人たち全員が、それぞれやりたいことを実現できる世の中って、ものすごく豊かだろうな、という想いが募っていきました。
帰国後は、日本の多様性と社会課題をもっと知りたい。そう考えていた時、WELgeeの活動で出会ったのが、✌️の彼でした。
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初めて難民当事者の話を聞いたときは、ショックでした。
自国では、会社経営者、デザイナー、歌手、プログラマーだった、多種多様なスキルとストーリーがある生身の〇〇さんたち。
日本には、彼らを迎え入れる体制も、彼らの能力を活かす仕組みも、整っていません。
それどころか、最初路上生活を経験し、家と食事が手に入っても、することもなく誰とも話せず、孤独感と不安に押し潰れそうになっています。
WELgeeは、2016年より、日本に希望を求めてやってきた難民・難民申請者を対象に「すべての人が自分の可能性を信じられる世界」をつくることを団体のVISIONとして活動しています ⏬
**** 事業内容 ****
◎ WELgeeサロン:月に1度、難民の方当事者の生の声を聞き学ぶセッション。
【次回】WELgeeサロンvol13〜コンフロントワールドとのコラボ
👉 http://peatix.com/event/304260
◎ 難民ホームステイ:難民と日本人家庭をつなぎ、市民の受け入れを進めている。
【NHK取材動画】https://www.youtube.com/watch?v=ijUiwqESlNY
◎ 就労移行支援:ひとりひとりの本来もつ能力・スキル・性格に着目し、自立への後押しを。
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WELgeeでは、難民の人を「支援対象者」として見るのではなく、日本に多様性と寛容性をもたらす、それぞれの国や文化の「アンバサダー(大使)」と捉えます。
志ある日本の人と、志ある難民の人。一人一人の出会いの積み重ねが、新しい価値を生み、日本を豊かに変えていくと私は信じて、活動します。
人との出会いに感謝する誕生日。
この大切な日に、誰かの希望につながる出会いと、少しずつ生まれる変化を願う、ささやかな気持ちを乗せた一歩を、みんなにおねだりしたいと思います🙏
ご支援、よろしくお願いします!