◇NPO法人えびすバスケットボールクラブとは？

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こんにちは！私たちは、兵庫・大阪を中心に未就学児から中学生を対象としたバスケットボールスクールを運営するスポーツクラブです。子ども達の成功を第一に考え、各々の成長過程に寄り添うことを大切にしながら、スクールをはじめ地域活動やチャリティ活動に取り組んでいます。
2016年に任意団体「えびすバスケットボールクラブ」を発足し、2020年に特定非営利活動法人（NPO法人）となりました。

◇ユーススポーツクラブの在り方をアップデートする～私がえびすバスケットボールクラブを始めたワケ～

私は自分がバスケットボールをやっていた事もあり、大学卒業後から地域の子ども達へバスケットボールを教え始めました。世界を広げてくれたこの競技への恩返しと、将来を担う子ども達へ自身の経験を還元したかったからです。
しかし、指導を始めて間もなく、今の子どもが置かれている環境と、自分が経験してきたこととのあまりの違いに愕然とすることになります。

子どものスポーツなのに、主役が子どもではないのです。

コーチとして足を踏み入れたユーススポーツの領域は、あらゆる面で周囲の大人が介入し、チームの強い弱いに関わらず、大人主導の組織が大半でした。子ども達はその状況に慣れてしまい、指示されたことを従順に遂行することが良いことだと思い込んでいます。ひどいところでは介入は選手のプライヴェートや進路にまで及び、子どもの人生には余白が一切有りません。

「子どものために」を免罪符に、子どもの活躍により自己実現したい大人達が、ただ大好きなバスケットボールをしたいだけの子ども達に群がっている。。。私の眼には現在のユーススポーツの現場はそう映りました。本来多様な価値観に触れ、多様な体験をし、心身を大きく育むべき期間に、狭いコミュニティ内の偏った思想によって子ども達の人格が形成されている現状に、私は恐怖を感じました。

子どもの時間は1秒1秒がとても貴重です。
だからといって近視眼的な考えから早期に成果を求めすぎると、前述のような歪みを生んでしまいます。

バスケットボールが子どもを幸福にするためには、ユーススポーツクラブの在り方を時代に合わせてアップデートする必要がありました。子どもにバスケットボールをプレイすることの喜びを与えながら、長期目線に立った実践教育の機会を提供する組織を作ることを決心し、そうして生まれたのが『えびすバスケットボールクラブ』です。

◇バスケを入り口として、子どもたち自ら社会課題解決に取り組むクラブ

えびすバスケットボールクラブには活動の軸となる次の二つの考え方があります。

1. バスケットボールを楽しみながら、子ども自ら社会に価値を提供する環境と機会づくり

2. 行政・企業・大学など地域のステークホルダーとの協働

えびすのメンバーは、バスケを入り口として様々な事業(後述)を行い、社会課題の解決に取り組んでいます！加えて、地域からあらゆるステークホルダーを巻き込むことで、子どもたちが学校やコートの外で多様な人とのつながりができるオープンでインクルーシブな組織を実現しています。

〔バスケットボールスクール〕
３才から１５才を対象としたバスケットボールスクール。国内に７スクール、１２クラス。これまで約５００名が‟えびす”で学んできました。『子どもの未来に良いものだけを』をコンセプトに、長期的視野に則った育成を行っています。

〔HOPE HOOPs〕

国際的なチャリティ活動
貧困からスポーツができる環境にない東南アジアのこども達へ、クラブのこども達から寄付されたバッシュを届けます。国際的な貧困問題解決に、当事者として関わる機会を子ども達へ提供します。
これまでの活動で、フィリピンのストリートチルドレンやベトナムの少数民族の子ども達へ寄付を届けています。

〔子ども食堂えびす〕

子ども×まちのステークホルダーで作る、楽しい子ども食堂
多くのスクール生が運営側として参加する子ども食堂を毎月開催しています。地域を支える側、社会課題を解決する側としての経験を幼少期から経験してもらいます。
毎月１回、約１００名を対象に事業を実施し、１７社の地元企業・団体より協賛をいただいています（2022年6月現在）。さらに今事業は西宮市の後援を受けています。

〔えびすサークル〕

まちに暮らす人々を、世代を越えて結びつける場『えびすサークル』
地域の産官学民全ての方々へ交流と健康作りの場を提供するプログラムです。
毎月１回、バスケットボールというツールを通して、世代や業界を越えた交流が行われています。
協力：大手前大学　助成：一般財団法人大吉財団

〔自然体験・職業体験〕

職業体験、自然体験、農業体験、宿泊チームビルディング研修など、コートの中では学べない体験を提供するプログラム
のべ２００人が参加し、バスケットボールを入り口として、多様な体験を積んでいます。地域に暮らす人々や企業と協業し、子ども達とクラブ外の人材との社会関係資本を構築していきます。

えびすにとっての成功とは、競技成績で子どもや保護者を満足させることではありません。
バスケットボールを通して子どもたちの人生の成功に寄与することです。
えびすが作る仕組みの中で育った子ども達は広い視野と多様な社会経験を持ち、大いに世界に羽ばたくでしょう

クラブ生の声

地域のステークホルダー（協働者）からの声

現役プロバスケットボール選手からもメッセージをいただいています！

◇えびすが目指すユーススポーツの未来～クラブを軸に価値の循環をつくる～

私たちは、バスケットボールというスポーツ活動を基盤に地域の多様な人々と協働しながら子どもたち自らが社会に貢献する経験を通して、「子どもたち」の人としての成長や幸福の実現と、「地域社会」の課題解決や新たな価値を生む仕組みを作っていきます。

社会へ価値を還元し続けるえびすの子どもたちの元へ、地域社会や世の中から価値が還ってくる。この価値の循環が成立して初めて、えびすが目指すユーススポーツの未来が実現します。

ユーススポーツを軸に地域社会の価値循環が生まれることで、

■社会的弱者である子どもたちを取り巻く環境や教育の課題

■これまでの閉鎖的なスポーツクラブ環境の課題

■受益者負担が大きくなってしまう経済的な課題

これらの課題を解決する先進モデルを、えびすバスケットボールクラブから発信していきたいと思っています。

世界中にあるユーススポーツクラブが、社会課題解決の中心を担う。

それをステークホルダーが支援することで、地域の発展につながる。

その仕組みが、SDGsのように社会を変革する大きな力として認知される。

そのような機運をうみだすことが新しい時代のスポーツクラブであるえびすの役割だと考えています。

また、直近の目標として、えびすでは新しく「学習支援活動」と「地域の拡充」を目指して計画を進めております。

「学習支援活動」では、これまでの繋がりを活かした地域の企業様との連携により、アクションラーニング型教育の学習支援プログラムによって、子どもが自ら問題を見つけ、自ら解決する能力を身に付ける学習機会を提供します。

さらに、これまで子ども食堂などの地域イベントは西宮での開催に限られてきましたが、これからはクラブの拠点がある他の地域（大阪、東住吉など）でも展開し、活動により多くの子どもたちが参加できるようにしていきたいと考えています。

そんな新しいユーススポーツの仕組みをつくり、持続的に発展させるための仲間を募集します。マンスリーポーター としてバスケを愛する子どもたちに、そして地域社会に、価値の循環を生み出す未来を一緒につくっていきませんか？

皆様からいただいた支援と応援を、我々が社会変革を推進する力とします。

◇ 「マンスリーサポーター」としてクラブのメンバーになってください！

今回、私たちが目指すユーススポーツの未来を実現するために、えびすバスケットボールクラブの持続的な発展をご支援いただくマンスリーサポーター（月額寄付者）を募集いたします！月500円～のご支援が可能です。ぜひ、ランチ1回分のご支援を子どもたちと地域社会のより良い未来のために、託していただけませんか？

◆寄付金の使途

クラブの活動運営費、事業費、などに活用させていただきます。

◆マンスリーサポーター特典

ご支援をいただいた方には以下の特典をご用意しております。
◎お礼メール・動画
◎イベント参加権

◎「デジタル背番号」の授与
※寄付額によって会員証提示で得られる特典が異なります。詳しくはページ右側（スマートフォンではページ下部）の寄付ボタンをご覧ください。

ぜひ、私たちと一緒にバスケを楽しみ、価値の循環が生まれるユーススポーツを築き上げていく「仲間」になっていただけると嬉しいです！応援をよろしくお願いいたします！🏀