100人のナラティブ・地域の変遷と社会の変化を伝える 記憶を記録する本 たまプラーザ「街のはなし」書籍化プロジェクト

寄付先

任意団体 街のはなし実行委員会

街のはなし  〜温故知新。街の記憶を語り継ぐ〜

支援総額

1,174,942円

/ 1,700,000円

69%
  • 支援総額

    1,174,942円

  • 支援者数

    161人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2022年6月9日

  • 終了日

    2022年9月10日

キャンペーンは終了しました

アーティストの本間純さん(アーティスト/AOBA+ART初代ディレクター)から応援メッセージをいただきました!

2022/9/4 18:23

本間純さんは、AOBA+ART(2008年〜2018年)の初代ディレクターで、様々な場所でその場所を活かす作品を発表しているアーティストです。「街のはなし」のそもそもの始まりはAOBA+ARTでした。本間さんの応援メッセージを読んでいただけると経緯がわかります!本間さん、ご支援、応援メッセージありがとうございます。

========

AOBA+ARTを始めた時のことを、つい昨日のことのように憶えている。

アーティストの谷山恭子さんは、その時から一緒にAOBA+ARTをつくり上げてきた仲間である。

住宅街を舞台にした展覧会を開催したいという構想を実現するため、谷山さんを含むアーティスト仲間とこの街に通い始めたのは2008年のことだった。住民の方々へのプレゼンテーションやワークショップを繰り返すうちに、少しずつだが、理解と協力を得られるようになっていった。そして何とか最初のAOBA+ARTを開催することができた。

アーティストたちは家の軒先、公園、空き地など住宅街ならではの環境を活かしたり、住まう人のインタビューを元にした参加型作品を制作しながら、この街の魅力を感じていたと思う。住宅街という日常空間だからこそ、作品として表出された「日常」と「非日常」は、美術館やギャラリーでのそれとはまた違う魅力を放っていた。

展覧会の最終日は、協力してくれた住民の方々だけでなく会期中に興味を持たれた方もたくさん参加してくれて、とても盛り上がった。慣れないディレクターを務める中でいろんなことはあったけれど、それがいっぺんに吹っ飛んだ日でもあった。

あれから14年。AOBA+ARTは終了したけれども「街のはなし」はAOBA+ARTを引き継ぐように(と僕としては勝手に思っている)この街に根付きながら継続してきた。

街は、一見しては見えてこない要素でできていると思う。

それは街で暮らす人同士の関わり、大切にしてきたもの、過ごしてきた時間などである。

美しが丘をかたちづくってきた親愛なる「はなし」たちが、書籍という形で残っていくことはとても嬉しい。

(アーティスト、AOBA+ART初代ディレクター・本間 純)


← 活動報告一覧へ戻る

任意団体

街のはなし実行委員会

http://machinohanashi.com

代表:谷山恭子

団体を見つける
  • 社会課題から探す
  • すべての団体から探す
  • キャンペーンを探す
Syncableについて
関連サービス

© 2021 STYZ Inc.All rights reserved