”オンリーワン”　AYAがんに立ち向かう”たった一人の歯学生”

このページを見て下さった皆さまこんにちは！

私は後藤梨杏と申します。東京都にある昭和大学の歯学部・4年生です。将来、歯科医師になります。

なぜ歯学生が、AYAがん患者さんを支援する”スマイルハート”に！？

と思う方もたくさんいらっしゃると思います！

その理由にも触れながら、”私の想い”を2つ綴らせて下さい。

AYAがんを患った兄が他界。AYAがんと口腔ケアの観点から関わることを決意。

まず一つ目です。

今から約3年前、私の高校卒業式の2週間前にAYAがんを患った兄が他界しました。24歳というあまりにも早すぎる若さで、天国に行ってしまいました。

その時、既に私の進学先は歯学部に行くことが決定していました。医師としてがんと向き合えないと分かっていながらも、AYAがんに自分が関わり、社会に貢献できることはないかとずっと考えておりました。歯学部4年生にもなると、専門的な知識が蓄えられていきます。歯学部での学びの中で、口腔衛生と全身疾患は深い関わりがあることを知りました。（感染症、糖尿病、腎臓病、網膜症など）

また、がん患者さんの緩和ケアにも歯科分野は深く関わります。ここに！私は可能性を見出しています。将来は歯科医師として、AYAがんと口腔ケアの観点から関わり、向き合いたい！そして、私の発信や活動を通して世の全ての人に”AYAがん”を知ってもらいたい！と思っております。

大学生主体でAYAがんに向き合い社会貢献できることがスマイルハートの魅力。

続いて、二つ目です。

上記に述べたように、私は大学生主体でAYAがんに向き合い、社会貢献できる場をずっと探しておりました。そんな時に、出会ったのが”スマイルハート”でした。

代表の橋口さんと初めてお話させて頂いた際に、本気でAYAがん患者さんの抱える問題に向き合い、解決しようとする熱い気持ちに非常に共感しました。「”孤独”ながん患者さん・そのご家族に笑顔を広めたい」。私は、その対象であるがん患者（兄）・その家族（自分）を傍で見ており、かつ自分自身も経験したからこそ！「がん＝孤独」という社会に存在する見えない式をぶち壊したい！

さらに、小学生・中学生・高校生は徐々にではありますが、がん教育が普及しつつあります。しかし！大学生に対してのがん教育は抜けている、この事実に私は疑問を抱いています。

”がん”をもっと多くの大学生、国民に知って欲しい！

この想いから、大学生メインで活動するスマイルハートに強く惹かれ、メンバーに加わらせて頂く次第となりました。

がん患者さんの”孤独”をなくしたい。

【寄付を通して】

人間として生活する上で、1番の悪は”孤独”であるといいます。ただでさえ、大変ながん治療・治療による外見の変化など大きな問題がある中、さらに、ここに”孤独”が加わったらどうでしょうか？

少し想像しただけでも、非常に苦しくはありませんか？

しかし、がん患者さんは実際に経験しておられるのです。先に述べた2つの問題は、私たちがすぐに解決するのは簡単なことではないかもしれません。

では、”孤独”はどうでしょうか。

人と人が互いに思いやり、寄り添うことで達成できることだと思うのです。

スマイルハートでは、「がん患者さんの”孤独”をなくしたい。」という想いから、

がん患者さん同士が繋る場所＝オンラインカフェ　の場を設ける活動をしています。

オンラインの良いところは、場所を選ばないことです。地域を超えた人と人の繋がりが持てるのです。また、対面で相手に伝えることの難しい胸の内を打ち明かす機会にもなり得ます。

そして、実は！この企画は大学生メンバーが行っています。

大学生の明るさ・パワーをがん患者さんに届けて笑顔の輪を拡げたい！

世の中のがん患者さんが、少しでも明るい気持ちになって頂けるよう活動していきます。