コンフロントワールドでウクライナの寄付キャンペーンを行います。
いただいた寄付は、寄付ページの手数料・送金手数料を除いた全額ウクライナのために使わせていただきます。
(継続を選んでいただいた場合は、翌月移行はコンフロントワールドの別事業に使う可能性がありますので、ウクライナのみに使ってほしい場合は「今回のみ」を選択下さい)
ストーリー
こんにちは。コンフロントワールド代表理事の荒井です。
先日(2022/3/26)ウクライナ人と話しました。
ウクライナのキエフから電車でポーランドへ逃げて、今は別の国に滞在している人で、
zoomを使って会話しました。
その時お話いただいたことなども記載しておりますので、ぜひ最後までページをご覧ください。
ウクライナ人とお話ししました。
画像はイメージです
はじめに
日本の皆様が知りたいこと、今ウクライナがどうなっているかなどお話しいたします。
昨日で1か月になります。
軍が来て、家は壊され、たくさんの人が亡くなりました。
病院や医療施設なども射撃されています。
人々はシェルターへ逃げております。
これはウクライナの地図です。
ロシアは北からも南からも攻撃をしております。
とても悪い状況で、
水などのインフラも壊されております。
ロシアは破壊を続けていて、飛行機なども砲撃しております。
夜を過ごすのが怖いので、(シェルターの代わりに)地下鉄で過ごしている人もいます。
300万人の人が様々な国へ逃げております。
どのように国外に逃げたのですか?
キエフは攻撃された、住んでいる場所も安全ではなかったので逃げました。
とても精神的にも良くない状況だったので、国外に出ることを決めました。
電車で西へ、国境付近の街へ移動しました。電車は完全に動いていません。
電車は何時間も待たなくてはなりませんでした。
やっと来た電車も、一人分の席に三人で座りました。
日本人に出来ることはありますか?
多くの国がロシアへの経済制裁を行っております。(ロシアでの営業を止めるなど)
また、戦後の復興のために、私たちは資金を集めております。
ロシアの人に対してどう思いますか?
多くのロシアの友人がいます。国際的なイベントなどに参加して知り合いました。
ロシアの友人と良い関係を築くことが、ロシアとウクライナの良い関係に繋がると信じております。
シェルターは前からあったものですか?
キエフの政府はシェルターを用意していました。
戦争が起きることも考えていて、100%起こらないと思っていませんでした。
さいごに
ウクライナの人々から感謝の言葉を申し上げます。
ウクライナ人の話を聞いて私が思ったこと
以上が抜粋ですが、現地の写真や爆撃の動画なども見せてくれました。
あくまでこの場で聞いたことであり、これが正解でも事実でもないこともあるかもしれませんがご了承下さい。
すごい生々しい現地の状況を見て、怖くなりました。
正直なところ、話を聞くまでは他人事に思っている自分がいました。
そんな中、話を聞いてしまって「何かしたい」と思いました。
ただ、やることって寄付ぐらいしかないか、と思ったり、
正直今でも『自分には関係ない』
と思っている自分もいます。
ただ、このウクライナ人の話を聞く場で、日本人の方が言っていたことが印象的で、
「今のロシアとウクライナの状況は歴史の教科書に載るような出来事で、いつか子どもや孫に当時のことを話せないのは良くない。なのでほぼ無力でも何かしら関わりたい。」
自分なりに考えたことが、何年後かに、子どもとか孫とかに、
「ウクライナとロシアが争っていたの?」
と聞かれた時に。
「あーそうだったよね。」
と答えるよりも、
「こんなことがあってね、俺も寄付とかしたんだよ。」
とか言ったほうがカッコ良いなと。
別に争いを止めるということに直接的に繋がらないかもだけど、
いつか『自分事』として話せた方がカッコ良いなと。
そして、寄付することで誰も損しないなら色々言われても良いかなと思いました。
コンフロントワールドでウクライナ寄付キャンペーンを行います
コンフロントワールドでウクライナの寄付キャンペーンを行うことになりました。
いただいた寄付は、寄付ページの手数料・送金手数料を除いた全額ウクライナのために使わせていただきます。
(継続を選んでいただいた場合は、翌月以降はコンフロントワールドの別事業に使う可能性がありますので、ウクライナのみに使ってほしい場合は「今回のみ」を選択下さい)
寄付先は、
昨日お話しする機会をいただいた団体や、在日ウクライナ人の団体、ウクライナの大使館や、緊急支援を行っている団体などの中から
コンフロントワールドが決定いたします。一つの団体ではなく複数団体に寄付する予定です。
もちろん、こういう支援が必要だ、ここの団体に支援したい、
という方は、コンフロントワールドではなくそちらの団体に寄付下さい。
ただ、私も含め、どこに寄付したら良いか分からないという方は、コンフロントワールドを通じて寄付するという選択肢を選んでいただければと思います。
大手のNGOに偏るのを防ぐために、小さめのNGO中心に選定する予定です。
いつかこの出来事を話す時に、少しは『自分事』として話せる人が増えれば、
そしてウクライナ・ロシアや全世界の平和を願っております。
NPO法人コンフロントワールド代表理事 荒井昭則