人生にねこを迎えるしあわせ(後編) 〜CWCの活動でネコをなくす悲しみを乗り越える〜
2022/2/26 23:33
こちらの記事の続きです→「人生にねこを迎えるしあわせ(前編)」
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ずっと落ち込んで家に引き篭もっていても何も変わらない。
そのために今できることをしようと思い、CWCでネコのお世話をするボランティア活動を始めました。 いつもそっと寄り添ってくれてるかのような、たくさんのネコたちにだんだんと気持ちが和らいでいきました。
徐々にまたネコと暮らす日があっていいのかもと思うようになり、以前からずっと気になっていたCWCの看板ネコのムサシとアガットをお迎えすることに決めました。
人にもネコにも人気者だった看板ネコのムサシ。そんなムサシのことが大好きで、CWCに第一号として入所したアガット。代表の川越さんやスタッフさんの、2匹に対する愛着はとても大きなものだったと思います。自分が里親になって本当に良いのか、何度も考えました。
お迎えすることを決断してから、ネコのための貯金や、家の中を全てネコ使用にするため、準備に2ヶ月をかけました。
一週間のトライアルを無事に終えて家族の一員となったムサシとアガット。可愛がられてきた名前もそのままです。 今ではムサシとアガットが寄り添って眠る姿が日々の癒しになっています。我が家にお迎えできて本当に良かったです。
そんな2匹をお迎えした直後に、家の前で500gの衰弱した子猫と出会いました。
家へ連れて帰ってすぐにCWCへ連絡をして、お世話の方法や病院のことなど相談に乗って頂きました。一気に3匹飼うことを考えていなかったので、一度はCWCへの入所も考えましたが、これも何かの縁だと思い引き取ることを決めました。
自分らしく、本来の自然のなままにを意味したタオイズムから、タオと名付けました。 CWCがサポートしてくださったおかげで、名の通りネコらしく自由気ままで元気いっぱいに成長することができました。
3匹が我が家にやってきてから、家の中が明るくなり夫婦で笑い合えることがたくさん増えました。 亡くなったテオに対する悔しい気持ちも、悲しい気持ちも、言葉にならないぐらい辛い気持ちも、全て愛からきていることを今ようやく理解しています。
テオとお別れしてから、描けなくなっていた絵も少しずつ描けるようになりました。 私の人生において絵を描くことは自然なことで、それと同じようにいつもネコがそばにいることも、私の人生において自然なことです。
この先もCWCでのボランティア活動を通じてたくさんのネコとの出会いを楽しみながら、一匹でも多くのネコが幸せに暮らせることを願っております。
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