母になっても、自分が自分らしく生きていくきっかけを

寄付先

認定NPO法人 マドレボニータ

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マドレのマドベ

支援総額

217,344円

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    217,344円

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    90人

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  • 開始日

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キャンペーンは終了しました

出産は女性の心身に大きな負担がかかるもの。

一方で、教育・啓発の不足から、産む本人も、そのパートナーも、産後の心身にどんなことが起きるか知らずに産後を迎えてしまうことが多く、その結果、母体の危機、赤ちゃんの危機、産後が起点となる3大危機(産後うつ、乳児虐待、夫婦の不和)が社会問題になっています。

また、本人の産後ケア不足で心身の状態が整わないため社会復帰が叶わない、というのも大きな社会的損失です。

本記事は、そんな産後ケアに取り組むインストラクター自身のストーリー。

どんな想いから、インストラクターになろうと決めたのか。

どんな想いで産後ケアプログラムを提供しているのか。背景と想いについて聞きました。

ストーリー

社長秘書からの転身


大学を卒業後、某企業に入社して、営業と人事を2年半ずつ経験。

2012年に長女を出産し、復職したのをきっかけに社長秘書に異動になりました。


そのあと、その社長が別会社を立ちあげたのですが、2014年に次女を出産したあとの育休復帰のタイミングで、社長についていく形で転職しました。

社員は40名くらいの小さな会社だったので、秘書をやりながら、総務を手伝ったりといろんな仕事をしていたんです。


2018年には長男を出産して、産休・育休から復帰したあとは営業サポートや広報も兼務していました。子どもたちは今、それぞれ9歳、7歳、3歳になっています。


そして2021年6月末まで、仕事を続けながら認定インストラクターの養成コースの勉強をしていましたが、課題をやりながらの両立が難しくて。

夫としっかり話し合った上で、養成コースに専念することを決めて退職しました。


喜びや可愛さよりも不安でいっぱいだった第一子産後


実は、第一子の妊娠前に1回流産を経験しているんです。

ありがたいことにすぐに妊娠したのですが、やっぱり心拍が確認できても、人の形になっていっても、そして出産してからも、常に不安が付きまとっていました。


一人目の産後って、日中、二人で一緒にいるといっても話が成り立つわけじゃないから、すごく孤独で。

それに、今思えばそんなの関係ないと思うんですけど、「こうしなきゃ!子どもにはこうしたほうがいいだろう!」ということにガチガチになっていたんですよね。

私自身は体も比較的に元気で、子育ても楽しめていたし、子どももかわいかったんですけど、同時に不安とか責任感とかプレッシャーみたいなものが強くあったなと思います。


汗をかきたい!それだけで参加を決めた


マドレボニータを初めて知ったのは、第二子の産後でした。


地方に住んでいた先輩が、吉田紫磨子さん(NPO法人マドレボニータ認定産後セルフケアインストラクター)のブログをFBでシェアしていたんです。

そこで初めて「あーこういう教室があるんだ!」と知って、調べてみたら、私の家から通える赤羽や池袋、小竹向原に教室があって、行ってみたい!と思ったのがきっかけです。


でも、正直よくわかってないまま、申し込んだんです。

運動は苦手だと思っていたけれど、体を動かすことが好きだったから、久々に汗をかきたくて。


バランスボールをやることはわかっていたけれど、セルフケアとかコミュニケーションって言われても何をやるのかわかっていなかったし、周りに行っている人もいなかったんです。

だから「産後ケア」というものがどういうものかを理解しないまま参加して、教室に通っていく中で徐々に理解していきました。


苦手だった対話が一番の推しに!


実際に参加してみて、赤ちゃんと一緒に行けて体を動かせたのがすごくよかったです。

そして、やっぱり仲間と繋がれるっていうのも!


一人目の産後にベビーマッサージとかいろいろ行ったんですが、たいして仲良くもなれず、そんなに関係も続きもしなかったから、二人目の産後は「ママ友作らなきゃ!」という気持ちは全然なかったんですよね。

でも、マドレの友達はレッスンが終わっても、復職するまで毎月のように集まっていろんな話をしました。そうやって仲間と繋がっていく心強さがありました。


今は対話はめちゃくちゃいいですよ!って言えるんですけど、最初に通った時は、対話の良さを理解できなかったんです。

「なんだ?このみんな喋らない時の沈黙はどうしたらいいの?」って(笑)。当時はそれがすごく苦手でした。今は対話の良さも理解しているし、むしろそこを推したい!んですけどね。


その良さを学べたのは、NECワーキングマザーサロンに参加したことでした。

何が正しいとか良い悪いじゃなく、それぞれがそれぞれの価値観を大事にしていいんですよというグランドルールが共有されていたんです。

話してもいいし、話さなくてもいいし、自分の居心地の良いようにここにいていいんですよと言われたのが、私はすごくしっくりきて。ようやく対話の意味が理解ができました。


出産しても、自分が自分らしく生きられる


第三子の産後ケア教室卒業後も、定期的に単発レッスンに参加していて、2018年の年末に「さおりん、インストラクターとかいいんじゃない?」と言われたんです。

でも、まだ会社員として仕事をしていたし、それにもともと運動は苦手と思って生きてきたので、インストラクターは自分とは対局にあるような仕事だから、すぐにやろうとは思えなかったんです。


でも、いいなという気持ちはあったので、2019年はさまざまなイベントに参加して、「マドレはどういうものなんだ?インストラクターはどんな人たちがいて、どんなことをやっているんだ?」というのを改めて自分での目で見た上で「よし、ここなら!」と思えたからチャレンジしてみようと思ったんです。


母だから・・・とか、仕事をしていないから・・・とかではなく、女性も出産して母になっても、自分が自分らしく生きられるというのを体感しているから、それを広めていきたいと思っているのが私の原動力になっています。

マドレで出会った人たちはすごくいろんなことやっている人が多いから、最初はみんなすごーい!私なんて何もやってないわって思っていたけれど、今は別にそこを比較する必要はないなって思えるし、私は私で頑張っていることとか、好きなこととか、価値観があるし。それでいいんだよ!っていうことを伝えていきたいです。


与えるのではなく、気づいてもらえる場をつくりたい


12月からデビューして、これまで定期開催のなかった埼玉県の大宮教室を新規開講しました。来春までにはもう一つ教室を増やしたいと思っています。

そのほかにも、お子さんを交代で預かり合う相互保育でカップル講座をやってみたいです。

マドレに出会って、パートナーシップがすごく変わったから。夫婦で体を動かしたり、対話したりできる機会を作っていきたいなって。


産後ケア教室を通して、自分の人生を生きる母が増えてほしいです。

母になったから、自分が我慢することによって、この子が健全に育つんだって思っていたけれど、もちろん優先したり、我慢しなくていけないこともある中でも、自分のやりたいこととか自分の気持ちは大事にしてほしいなと思います。

すぐに動けなくても、じゃあできるようにどう工夫できるか?を考え出すだけでも違うと思うので、母になった人生こそ、楽しく豊かに生きてくれる母が増えてほしいですね。


また、そんなきっかけを私が与えたい!というよりは、ご参加者が自分でハッとしたり、あ、これいいなって思ったり、やってみたいなって思ってもらえるような場にしていきたいなって思います。


産後ケア大宮教室 12月より新規開講です

・日時:金曜日 10:00−12:00

・場所:スタジオタカミ

埼玉県さいたま市大宮区宮町2-88-1  ビルクリバラ1F

(大宮駅東口から徒歩約8分)

産後のバランスボール戸田公園教室 12月より新規開講です

・日時:不定期 10:00−11:00

・場所:JR埼京線戸田公園駅から徒歩8分


Blog「Be myself!」https://ameblo.jp/saorikirihara/


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