応援メッセージ Tsunagary Cafe(つながりカフェ) 代表 阪部 すみとさん
2022/1/24 17:10
身近な家族だからこそ、なかなか言えなくて、家でも安心して自分らしく過ごすことができず、ストレスを感じながら過ごしているセクシュアル・マイノリティの人は、少なからずいると思います。自宅においてさえも、秘密を抱えて暮らす日常は、やはりしんどいです。そこで、家族と離れて、部屋探しをしようとしても、またハードルがあります。
私もこれまで、同性のパートナーと一緒に住む賃貸物件探しを3度ほどした経験がありますが、いずれも、「友人とルームシェアする」という形で、不動産会社に相談しました。十数年前から数年前にかけてのことでしたが、社会ではまだまだ十分な理解が進んでおらず、そうせざるを得ないと感じていました。ささいなことと思われるかもしれませんが、本当のことを隠して部屋探しするのは、少なからずストレスを感じますし、何か自分が悪いことをしているように感じてしまい、自尊心が低下します。
今回、長年にわたってセクシュアル・マイノリティの人たちを支えてこられたQWRCで、シェアハウスを立ち上げられるとお聞きし、素敵な取組みだなと思いました。一人暮らしだったり、パートナーと一緒だったり、友人や仲間と一緒だったり、もちろん家族と一緒という形であったり、それぞれの望む形で、自分らしい日常を送られる住まいの選択肢が増えることは、大切だと思います。
このような貴重な活動をサポートするために、私も応援させていただいています。
Tsunagaryオフィス合同会社
Tsunagary Cafe(つながりカフェ) 代表 阪部 すみと
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