このキャンペーンは継続寄付になります。

このキャンペーンでは継続(毎月)での寄付を集めています。初回の寄付決済以降、毎月1日に自動的に初回に寄付いただいた金額と同額で決済が行われますので予めご了承ください。

小さい子どもから障がいを持つ人まで、すべての人に「育つ活力」「生きる活力」となる音楽を届けたい!彼らの心の音楽を支えるマンスリーサポーター(心の音楽応援団)50人募集!

寄付先

認定NPO法人 心のおしゃべり音楽工房

小さい子どもから障がいを持つ人まで、すべての人に「育つ活力」「生きる活力」となる音楽を届けたい!彼らの心の音楽を支えるマンスリーサポーター(心の音楽応援団)50人募集!の画像

音楽療法のNPO法人 心のおしゃべり音楽工房

支援者数

51人

/ 50人

102%
100%
  • 支援総額

    53,882円

  • 支援者数

    51人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

25年通われた施設を異動されるある女性利用者さんのお話

2021/12/24 00:59

25年通われた施設を異動されるある女性利用者さんのお話のメインビジュアル

 今日は、クリスマスイブですね。そして昨日は、2年くらい前までは、祝日でしたね。

 昨日は、地域の、就労継続支援B型施設の皆さんとの月に一度の音楽療法でした。セッションに伺うセラピストは、3名+ボランティアさんで、施設の方は、今はコロナ禍で、いつも6〜10人ずつ3つのグループに分かれて1日3セッション行っていたのを、4グループにして1日2セッションずつ、みなさん、2ヶ月に一度ずつのセッションを待っていてくださいます。

 いつもは、リクエスト曲をベースにその日のストーリーを創って展開するのですが、今日だけはクリスマス・ソングを中心に。♪WISHで踊って、♪赤鼻のトナカイでトナカイさんを落とさないで!キャッチボール、ちょっとロマンチックな曲に浸るのがお好きな方がいるグループだったので、後半は♪メリクリ に♪Everythingと大曲(たいきょく)が続く中、1曲だけ、クリスマスソングではない曲を混ぜていました。

 ♪恋に落ちて-fall in love- この曲は、まもなく退所されるある女性の利用者さんと一緒に、前回セッションで「今度やりましょう」と決めた曲でした。

 1998年にこの施設に初めてセッションに伺い出した当初から通っておられたこの女性が、今月12月で施設を、生活介護施設に異動されるということで、今日が彼女とのこの施設での最後のセッションだったのです。

 ですが、彼女が次に通われる施設は、これはもちろん偶然ですが、実は私たち心のおしゃべり音楽工房が、2015年から月に2回ずつ、セッションに伺っている施設なんだそうです!

 B型施設は、利用者の皆さんが一定のお仕事をして対価を得るために、原則として自力で(つまり移動支援などを依頼せずに)通われている施設で、毎月、工賃が出ます。これに対して、生活介護施設は、中には工賃が出るような事業を営んでおられる施設もありますが、概ね、集団でよりよく暮らすことができるような日中活動の場で、バスの送迎があります。なので、高齢化による体力の衰え等により、B型施設にお一人では通えなくなった方が、生活介護施設に異動される、ということはよくあることです。

 同じ地域で長く音楽療法士をさせていただいておりますと、このように、一人の利用者さんが、ある長年通われた施設をお辞めになることが、会えなくなる別れにならないことも割と珍しくなくて、私たちにとってもこれが初めてではありません。「次の施設でも待ってるからね。また、一緒に音楽しようね。」とご挨拶をしましたら、にこーっと満面の笑みで応えてくださいました。


← 活動報告一覧へ戻る

〒1540016

東京都世田谷区弦巻二丁目12番28号

0334186612

https://kokorotalkmusic.or.jp/

代表:中井深雪

団体を見つける
  • 社会課題から探す
  • すべての団体から探す
  • キャンペーンを探す
Syncableについて
関連サービス

Syncable Logo Image
© 2021 STYZ Inc.All rights reserved