英国の登録チャリティ大和日英基金とのご縁について

2021/12/21 23:47

　今日は、心のおしゃべり音楽工房がNPO法人として設立された2015年に、イギリスからの留学生だった作曲家でフルート奏者のフランチェスカ・ローズマリー・レロイさんをインターンとして実習させて欲しい、ということでご紹介いただき、以来フランチェスカを通じて暖かい親交を続けさせていただいている、河野順子氏からの応援メッセージをご紹介させていただきます。河野さんは、当時、大和日英基金の東京事務局副事務局長として上馬５丁目音楽室ご来室されました。

　今回の応援メッセージは大和日英基金のスタッフとして公式に頂戴いたしました。河野さん、ありがとうございました！

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　大和日英基金は1988年に大和証券株式会社（当時）の寄付により、設立された英国の登録チャリティで、日英交流促進の活動に助成金や奨学金を出している団体です。　 https://dajf.org.uk/ja/about

　音楽工房で音楽セラピーの体験をしてお世話になった英国人は大和日英基金の奨学生である大和スコラー（DS2015）として選考された6名のグループの一員として2015年9月に来日しました。１年間の日本語学習、１か月のホームステイを経て、6か月の無報酬の専門分野における研修の全課程を2017年3月に無事修了いたしました。

　彼女の専門分野は作曲で、研修は音楽セラピーの体験を希望していましたが、2016年当時はネットでもさほど有意義な情報は見つかりませんでした。そんな中で中井様にご連絡をして音楽工房で１時間半も2人で話しました。中井様は英国とはセラピーの事情が違うのを承知で、有意義な音楽セラピー体験をお願い出来る人でした。介護施設を初めて訪問する時の細かい注意点を予めお知らせ頂いたので、それがどれほど本人の安心材料になり、事務局でも順調な研修のスタートを確信できたことか計り知れません。

　認定NPO法人となった音楽工房がさらにパワーアップすることに期待し、音楽を通じて1人でも多くの悩める人の心に添って活動できるよう応援しています。

河野順子

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