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日本の学校教育の中心に食育菜園を! 子どもたちに「エディブル・スクールヤード」を届けるためのマンスリーサポーターを100名募集します!

寄付先

一般社団法人 エディブル・スクールヤード・ジャパン

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RYUTARO.Y

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    107人

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ESYJメンバー紹介第5弾!浅井杏里

2022/1/14 16:50

ESYJメンバー紹介第5弾!浅井杏里のメインビジュアル

エディブル・スクールヤード・ジャパン(以下ESYJ)の浅井杏里(あんり)です。

私は以前、国際協力NGOでの仕事を退職し、自分の暮らしを見直す余白時間をとろうと、北欧・デンマークの学校に滞在していました。そこで、多種多様な植物や生き物、そして人々が集う美しいエディブルガーデンに恋をしました。そして、学校で大切にされていた、実践と対話をベースにした教育のあり方に感銘を受け、希望を感じていました。帰国後もそんな教育やガーデンに関われたら・・・と思っていたところ、友人を通じてESYJのことを知り、直感の赴くままにボランティア参加をしました。

それから1年ちょっとが経ち、エディブルの活動で日々感じているのは、“私にとって子どもたちは1番の先生である”ということ。ともに育て、ともに食べ、ともに学ぶエディブルの授業で、五感を使っていのちの繋がりを体感していく子どもたちから出てくる言葉は、とても感性豊かで、時にハッとするほど本質的です。そんな子どもたちの声をじっくり聞くこと、どんな小さな声にも耳を傾けることが、ティーチャーとしての一番の役割なのかもしれません。

先月、こんなことがありました。

小学校3年生のエディブル授業で、子どもたちと大豆でお豆腐づくりをしたときのことです。ある男の子は、出来上がったお豆腐を一口ずつ大切そうに味わいながら、こう呟きました。

「ぼく、このお豆腐にもしも泥がついちゃったとしても、ぜったい食べる。」

春に大豆の種まきをして、季節を越えて成長を見守り、1粒が100粒以上になった大豆のパワーを感じながら収穫して、力を合わせて調理をして味わって。

その一連の流れを体験する中で、大豆のいのちと向き合ってきたからこそ出てきた、愛のある言葉でした。


それを聞いた私は、数年前の記憶がふと蘇ってきました。 

とある有名ホテルで開催された様々な大企業の役員が集まるパーティーでのことです。

SDGsのバッジを胸元に掲げた大人たちが、「持続可能な社会」実現に向けた社会貢献の取り組みについて意気揚々と繰り広げるスピーチに、会場は盛大な拍手で包まれていました。一方で、ずらりと並べられた豪華な料理が大量に残され、最終的に手を付けることなく捨てられていきました。

大切な何かが置き去りにされている。そんな現実を前に感じた強烈な違和感に、「サステナブルとか嘘っぱちじゃん。」と毒づき、こんな世の中で私はいったい何ができるだろうと、やりきれない思いを抱えながら、とぼとぼ歩いて帰った記憶でした。

あれから数年。きっと、あの時もらった大きな問いへの私なりの答えの1つが、エディブル・スクールヤードでの活動なのだと、幸せそうにお豆腐を食べる子どもたちを見ながらストンと腑に落ちました。

目の前の食べ物は、どこからやってきたのか。

どんな環境でどんな人たちの手で育てられ、運ばれ、どんな思いで調理され、テーブルに並んでいるのか。

食べ物やいのちの繋がりに想いを馳せる想像力や、本質を問う思考力と行動力を育むことが、本当の意味で持続可能な未来を作る、大きな力になると信じています。

私が初めてESYJの授業に参加した際の授業計画書の冒頭には、こう書かれていました。

 ●この授業を通して育てたい力
「自分には世界を変える力があると信じ、叶えたい未来を描くことができる力」

ESYJは子どもたちと一緒に土を耕し、野菜を育てながら、そんな子どもたちの未来の姿を本気で願い活動しています。そして、その機会をすべての子どもたちに届けたいという思いで、あえて公立の学校からチャレンジを続けています。

この歩みを止めることなく、さらに進めていくために、1人でも多くの方からの継続的な応援が必要です。是非、マンスリーサポーターへのご協力をお願いいたします。


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