シリーズ「公害『PFOA』」の取材費を募集します!

寄付先

NPO法人 Tansa

Tokyo Investigative Newsroom Tansa

支援総額

1,128,088円

/ 1,500,000円

226%
200%
100%

支援総額

1,128,088円

支援者数

149人

残り

27日

寄付して支援する

「PFOA」は、フッ素加工のフライパンや撥水加工の衣服に使われている化学物質です。しかし、胎児への影響や、発がん性が判明。日本では2021年10月に製造が禁止されました。その矢先、大阪・摂津市の住民の血液から高濃度のPFOAが検出。近くにはPFOAを製造してきた「ダイキン工業」の工場が。なぜ、住民の体内に蓄積するまで製造を続けたのか。取材を進めると、大企業と行政が住民に伏せてきた事実が見つかりました。

探査報道シリーズ「公害PFOA」を徹底的に取材するための費用を募ります。

ストーリー

事業の目的

シリーズ「公害『PFOA』」は、製造企業や行政がこれまで住民に伏せてきたPFOA被害の実態を明らかにし、今も広がる環境汚染や人体への影響を報じます。Tansaの報道により、企業や行政による早急なPFOA対策を促すことを目指しています。

Tansaについて

探査報道に特化した独立メディアです

Tansaは、探査報道に特化したジャーナリズム組織です。「探査報道」とは、暴露しなければ永遠に伏せられる事実を、独自取材で掘り起こし報じることです。これまでは「調査報道」と呼ばれてきましたが、単なる調査ではなく、より深く取材するという意味を込め探査報道という言葉を使っています。

暴露するのは、政府や企業、犯罪集団組織などが隠蔽する不正です。テーマは、大きな力に虐げられている人々のために、何を変えたらいいかという視点で選びます。犠牲や被害の原因となる権力の不正を終わらせ、新たな被害の発生を防ぐため、着手したら事態が変わるまで報道を続けていきます。

国際ニューズルームです

Tansaではジャーナリズムのグローバルスタンダードである、世界規模での連携を重視します。探査報道が挑む国家権力や企業は、すでに国境を越えて広く活動しているからです。Tansaは2017年、探査ジャーナリズム組織でつくる国際的アソシエーション「探査報道ジャーナリズム世界ネットワーク(Global Investigative Journalism Network)」に日本で初めて加盟しました。報道機関としては国内唯一です。2022年7月現在、89カ国から235組織が加盟しています。記事は、日英2言語で発信しています。

事業の必要経費

Tansaの運営資金

Tansaでは、あらゆる権力から独立した立場を守るために、企業からの広告料を受け付けていません。また、経済状況に関わらず誰でも探査報道にアクセスできる社会をめざし、読者から購読料もとっていません。

Tansaの主な収入源は、①個人からの寄付、②財団などからの助成金、③探査報道ジャーナリスト養成学校「Tansa School」の受講料です。しかし、それぞれまだ脆弱です。

徹底的な取材のために資金が必要です

Tansaの徹底した取材による事実の発掘が評価され、これまでに「報道の自由推進省賞(日本外国特派員協会)」や「貧困ジャーナリズム大賞(反貧困ネットワーク)」、「ジャーナリズムXアワード大賞(ジャーナリズム支援市民基金)」を受賞しています。

一方で、Tansaは小さな報道機関です。今回のテーマである毒性物質「PFOA」を製造していた大企業「ダイキン工業」が巨象だとすれば、Tansaは小さな蟻です。もし訴訟が起きてTansaが負けてしまうと、賠償金は払えないでしょう。アリンコがゾウに立ち向かうには、緻密な取材が必要です。

何が起きても負けないよう、手間ひまを惜しまず、費用を削らず、決定的な証拠を掴まねばなりません。そのための取材資金を、みなさまにサポートいただきたいです。

予算の内訳

取材は2021年春にスタートしました。すでに数十万円の取材費用がかかっており、今はTansaに寄せられる寄付金でまかなっています。安定した取材費を得るために、日々の取材と並行して助成金や基金を探してきました。ところが、今回のテーマに深く関係している経産省や環境省とかかわりのある助成元が多く、さらに大企業ダイキンを相手にしたプロジェクトのため、申請すらできない助成金ばかりでした。そこで、本テーマに関心をもち、応援してくださる市民のみなさまからのサポートを募ることにしました。

今回のキャンペーンでは、50万円を集めたいと思います。また、50万円を達成した場合は、さらに目標金額を引き上げる予定です。内訳はこちらです。(2022年4月更新)

これまでの活動について

先日、11月26日からの連載に先駆けた速報記事をリリースしたところ、多くの反響が寄せられました。

アメリカでのPFOA公害を描いた映画『ダーク・ウォーターズ』が2021年に日本でも公開され、話題になっています。主人公はPFOA製造メーカーのデュポンを追及する弁護士ですが、そのモデルになった弁護士ロバート・ビロットさんがTansaの記事を見つけ、SNSで取り上げてくださいました。その後、ロバートさんへの取材が実現し、新たな情報を得ることができました。引き続き、ロバートさんと協力して取材を進めていきます。

「これまでのおさらい」(連載約20本分をわかりやすくまとめています)

前編 

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後編 

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連載ページ

日本語 

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英語 

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雑誌「週刊金曜日」で連載決定

雑誌「週刊金曜日」でも連載中です。ぜひ、お手にとってご覧ください。

NPO法人

Tansa

〒1050013

東京都港区浜松町2-2-15浜松町ダイヤビル2階

https://tansajp.org/

代表:渡辺周

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