埼玉県飯能市中心市街地にあるランドマーク、
「旧 飯能織物協同組合事務所棟」。
2022年に築100年を迎える歴史的建造物を、
市民の協力で次世代に守り受継ぎたい!
まちの生きた歴史を未来へ繋ぎ、
飯能に育つ子どもたちの心のレガシーになるよう、
修復保全のための資金を集めます。
このキャンペーンは保全資金集めのための
「織協市民サポート基金」の<はじめの一歩>です!
皆さんのご理解とご協力を、心からお待ちしております。
ストーリー
英国の「ナショナル・トラスト」をご存知ですか?
1895年に、英国の自然景勝地と歴史的建造物を
次世代の子どもたちに残すために生まれたチャリティ組織です。
「ひとりの1万ポンドよりも1万人の1ポンドを」モットーに、
市民ひとり一人から託された募金で、残してゆきたい景勝地や歴史建築を守る。
そうして残された自然や歴史文化は、未来のこどもたちにとって有益な財産となり、
地域や国を潤しています。
長い歴史を刻んだ建物「旧 飯能織物協同組合事務所棟」は、
埼玉県飯能市の100年の産業文化の歴史を語る貴重な財産です。
私たちは、英国の「ナショナル・トラスト」を見習い、
市民の皆さまと一緒に、このまちの歴史的建造物を守るために
具体的に動き出すことを決心しました。
皆さまからの貴重なご寄付は、皆さまからの「信託(トラスト)」に
応えるべく、責任をもって「織協」がかつての栄華を極めた姿に蘇るための
修繕費用に役立たせていただきます。
飯能のまちの歴史、誇りを次世代の子どもたちに繋げるご理解とご協力を
心からお願い申し上げます。
15万円は何になるの?
150,000円
「織協」の現所有者は、毛呂にあるベアライズ株式会社ですが、今回の「はじめの一歩」キャンペーンで集まったご寄付は、ベアライズ社ではなく有志で立ち上げました、この「織協市民サポート基金」に積立てられます。
ベアライズ社が「市民がその歴史的価値を享受できる」ことを条件に、修復を考えております為、当基金としても、それを応援する気持ちでおりますが、そのお約束が守られない場合は、基金はほかの市内の歴史的建造物の保護資金になる予定です。
「市民のため」の修復が始まるのは、いずれにしてもかなり先のこととなりますが、その際は、ベアライズ社に寄付金受け入れの専用口座を設定してもらい、織協改修工事に係る支出に使われているという会計報告が、市や市民の皆さまにできるように取り決めをしておく予定です。
耐震構造など、わたしたち市民が歴史建築である「織協」を楽しむためには最低でもおよそ7千万円の修復費用がかかることが、有志建築家の調査によって明らかになっています。
そのための本当に小さな小さな一歩が、今回のキャンペーンです。