カンボジア・ラオスなどのアジアの国々ではコロナ禍により、弱い立場にある子どもたちや女性が更に困難な状況に追い込まれています。未来を拓くために必要な教育の機会を届けることを通じて、アジアの子どもたちを支えてください。
ストーリー
【子どもたちの可能性を信じ、寄り添う。】
カンボジア、ラオスでは内戦や紛争後、現在に至るまで、識字率や初等教育就学率は
向上をしててきている一方で、農村部や山岳地域では、学校が未だ整備されていなかったり、
家庭の経済的問題や文化的な理由により、学校に行くことができない子ども、
女の子が大勢います。
夢を実現したいと願いながらも、それを叶えることができない子どもたちです。
エファジャパンは、生まれながらにしても持つ成長しようとするちから
そして可能性を信じています。
子どもたち一人ひとりに寄り添うこと、安心して過ごせる場所や教育の機会を
届けることを通じて、子どもたちが自らの創造性を発揮して生きること=自立を
応援しています。
【今ある環境に負けずに学び続ける】
今、カンボジアでは、コロナ禍によりストリートチルドレンや
児童労働を強いられる子どもが増えています。
そして、農村部などでは今も、女の子への教育は必要はないと考える保護者もいます。
エファでは、児童保護施設や寺子屋教室などの居場所と学びの機会を届けています。
そして、女の子(女性)の就学もサポートしています。
【初めて本に触れる子どもたち】
本が子どもたちの教育と生活をかえる
カンボジア、ラオスの多くの小学校には図書室はありません。更に、教科書すら持っていない子ど
もたちも大勢います。エファでは、より多くの子どもたちが「本と触れる機会」を得られるように
活動を行っています。また自立的な図書室運営の技術指導も、学校や地域で丁寧に行っています。
”図書室に通って字が読めるようになった”
”本が良いことを教えてくれる友達になった”
”両親に本を読んであげられうれしい”
図書室で本に出会ったラオスの子どもたちからの声です。
皆さまのご支援が子どもたちの生きるちからになっています。
ビエンチャン事務所スタッフ
ソンパン
【取り残される子どもたち】
カンボジアでは内戦後、教育の復興が行われ、現在の初等教育修了率は約80%となっています。
しかし一方で「障害がある子ども」への教育は遅れをとっており、 障害児の小学校修了率は
約20%足らずです。エファでは、障害児のライフスキルの向上に向けた取り組みを
現地パートナー、行政、地域と進めています。
エファジャパン事務局長
関 尚士よりご支援のお願い
世界的なコロナ禍に直面し 「 人 と 会 っ て そ の 息 遣 い と 温 も り を 感 じ る こ と の大切さ」を今ほど感じたことはないように思います。人と関わることにどんな意味があったのか、海を隔てた国の人々や文化と触れることにどんな価値があったのか。人間にとって根源的なことを考える機会を与えられているようにさえ映ります。
人との出会いと交流のもとで互いが学び、成長する機会を創り出してきたエファの取り組みも、このような時代の中だからこそ、改めてその意味や価値が問われているように思います。
私たちエファは、今年「エファ改革 2020 ~子どもたちが生きる力を
十分に発揮できる社会をつくる団体になるために~」に着手、役職員が一丸となり描き出した新たなビジョン、ミッションの実現に向け、新たにスタートをきりました。
「誰一人取り残すことない」社会の実現のために、団体創立 17 年目との 2022 年度も進んでまいりたいと存じます。