プレハブを脱却し、五感に優しい「板倉の家」を有松の子どもたちに届けたい!

寄付先

一般社団法人 有松つなぐ会

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有松つなぐ会

支援総額

1,169,734円

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38%
  • 支援総額

    1,169,734円

  • 支援者数

    54人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

この度は有松学童のために多くの寄付を頂きありがとうございました!

寄付を頂いた方には後日個別でメールを差し上げます。(概ね2週間以内)

また、キャンペーンは終了しましたが、通常寄付は継続しておりますので引き続きよろしくお願いします!

有松学童保育所が新たなチャレンジをすることになりました。

夏は暑さの影響がひどく子どもたちの体調管理が難しいことや、大きすぎる音響による耳への影響も出ているプレハブの建物。

今回、無垢材を使用した「板倉の家」を新設することで、プレハブでの保育から脱却し、より快適な環境を子どもたちへ届けるため引越しの計画を立てております(2022年6月予定)。

当初、父母会のみで新築予算を作る予定でしたが、「板倉の家」の原料となる木材価格高騰により予算のやりくりが難しく、今回のクラウドファンディングにチャレンジすることを決めました。

ぜひ最後までお読みいただき、ご協力をお願いできましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

ストーリー

<有松学童保育所とは>

有松学童保育所は1985年に地元の父母・OBの皆さまによって創設された民設民営の組織です。

現在、約65名の子どもたちが放課後を元気に過ごしています。 共働き家庭や母子・父子家庭などの多様な生活環境の中でも、子どもたち一人ひとりが楽しくのびのびと過ごすことができる環境を届けるため、地域の皆さまと連携し活動しております。

<有松つなぐ会とは>

有松つなぐ会は、有松学童保育所を支援するため父母・OBが中心となって2020年に創設された非営利活動法人です。

その名前の通り「つなぐ」ことを目的としており、
 ① 子どもから高齢者まで、教育を通じて人を「つなぐ」
 ② 体験を通じて、地元の文化や歴史を後世に「つなぐ」
 ③ 成長する町の姿を情報発信し、温かな社会の輪を世界に「つなぐ」

これらの理念を掲げ、子どもの成長と共に町全体が明るくつながる環境づくりを目指し活動を開始しました。

創設から日が浅く活動実績に乏しい組織ではありますが、私どもの想いに共感していただける地元企業様の温かいご支援をいただき、今回のキャンペーンを打ち出すことが可能になりました。

今回ご協力をお願いするきっかけとなった学童保育所移転問題は、私どもの活動の第一歩にして最大の課題です。地元の子どもたちが直面している問題をご理解いただき、解決に向けた皆さまのご協力を心よりお待ち申し上げております。


<名古屋市と学童保育所>


名古屋市内には約200の学童保育所が存在しています。有松学童保育所と同様、父母やOBの皆さまが主体となって運営している施設が多く、市や地元の皆さまにご理解をいただき温かいご支援を受けて活動を続けています。 

少子高齢化が進む現代においても学童保育所を利用する子どもたちは年々増えており、多様化する生活様式の中で子どもたちが安心・安全に放課後を過ごす環境として、その必要性が益々高まっています。

その必要性に対する市の支援も年々手厚いものとなっており、地元の皆さまのご理解も温かく、子どもたちが毎日を楽しく過ごすことができていることに喜びを感じる一方で、長く抱えている課題がありました。それは「土地建物問題」です。


<プレハブ施設の問題点>



有松学童保育所は現在、地主様のご厚意でお借りした土地に市からの助成を受けたリースのプレハブ小屋を建てて運営を行っています。
鉄骨のプレハブ建築はコストが安く、組み立て・解体の利便性から多くの学童保育所で活用されている反面、子どもたちの生活に重大な2つのデメリットを抱えています。

1つは「暑さ」です。

名古屋市からの支援を受けている鉄骨プレハブ建築は遮熱性に乏しく、夏は非常に暑くなります。エアコン2台、扇風機、遮熱材を駆使して暑さを凌いでいますが、新型コロナウイルス感染対策のため十分な換気を行った後では室内気温が35℃近くまで上昇する日も少なくありません。

もう1つは「音響」です。

子どもたちが学校を終えて学童へ帰ってくると、集団活動以外はそれぞれの時間を自由に過ごします。室内や屋外で元気に遊ぶ子もいれば、すぐに宿題や読書を始める子、疲れてお昼寝をする子もいます。

お互いが過ごしやすいよう部屋を分けて対応しますが、プレハブ建築の壁は薄く音が響くため、十分に休むことができなくてグズったり、学習に集中できず不機嫌になってしまう子もいます。過去には、学童内でたくさんの友達ができたのに、室内に響く音の大きさに耐えられず、学童に来ることをやめてしまったお子さんもいました。

<土地の移転とプレハブからの脱却>

有松学童保育所は前回の移転から6年間プレハブ建築の施設で過ごしてきました。しかしながら地主様の意向もあり、契約満了の2022年5月をもって引越しをすることとなりました。

新天地を探すにあたり「もっと過ごしやすい場所を子どもたちに残したい」という父母の希望を受けて協議を積み重ね、OBの皆さまや地元の支援者の協力を得て土地を購入し、プレハブ以外の建物を新設する計画が動き出しました。

そして、今後も有松学童保育所が永く愛される環境づくりを検討した結果、伊勢神宮に代表される、落とし板の構造特性を持つ伝統工法「板倉の家」のような木造構造であれば、日本の気候風土に適し地震に強く、プレハブ施設よりも調湿効果や断熱効果、防火性能に優れた建物を子どもたちに残すことができると知りました。


この構造であれば、万が一また引越しが必要となった場合でも移設が可能であり、長期的にはプレハブのリース費用と大差なく、プレハブでは叶わなかった2階建ての施設づくりが可能となるため、元気に遊ぶ子とゆっくり休む子が階を隔てて過ごすことで、音によるストレスを感じない生活環境を提供することが可能だと考えました。

実際の教育の場においても、学校施設新設の際に内装木質化も含めた木材の利用が推進されており、子どもの過ごす環境において木造建築が与える効果が期待されています。

参考資料:https://www.mext.go.jp/content/20201217-mxt-shisetsu-000011453_1.pdf
 

<今後のスケジュール>

12月上旬  建築申請許可 クラウドファンディングスタート
12月中旬  地鎮祭 基礎工事
2月上旬   建物工事
4月下旬   建物完成
5月     引越し
6月初旬   新家屋にて保育開始

※コロナ、天災、部材などの影響により工期が遅れることもございます。
その際は活動報告、HPなどにてお知らせをさせて頂きます。
   


<クラウドファンディングで学童を知ってもらうきっかけに>

新施設に向けて動き出している現状ではありますが、完成に向けて非常に大きな問題に直面してります。それは「初期投資費用」と「木材価格の高騰」です。

現在、名古屋市から受けられる補助制度では「プレハブを建てる」「賃貸物件を借りる」以外の選択肢がなく、保護者が運営する学童保育所にとって、およそ5000万円の建築費は莫大な初期投資です。

有松学童保育所は地産地消の考えから愛知県産の木材を使用することで準備を進めておりますが、2021年から始まったウッドショックの影響で国産材の価格も高騰を続けており、今回の移転計画にも多大な影響を受けています。

当初の建築予算は父母やOB、地元支援団体様のご協力で賄うことができましたが、木材価格の上昇幅が予想を大きく上回っており、約300万円の追加予算が必要となっています。

この追加予算をどのように補うか、検討に検討を重ねた結果「子どもたちの経験と地元の魅力を併せて広くアピールし、活動に対する支援を呼び掛けてみてはどうか」という案が浮かびました。

そこで、地元企業の方々にご協力をいただき「有松絞」と「桶狭間の戦い」という地元の大きな文化や歴史を、子どもの体験という形で皆さまにご覧いただき、私たちの活動に対し広くご支援をいただけるきっかけを作ろうと今回の企画が立ち上がりました。

<有松学区の魅力多くの方に> 

・室町時代以前は窯元として栄え、多くの古窯跡が残る「南陵」
・歴史の教科書で誰もが一度は見たことがある、戦国時代の代表地「桶狭間」
・江戸時代から続き、国の伝統工芸品にも指定されている絞の街「有松」
有松学童保育所は、これらの歴史が残る3学区の子どもたちが1つの場所に集まって生活を送っています。

有松つなぐ会は、歴史あるこの場所に暮らす子どもたちの成長を町全体で見守るとともに、子どもたちが町の歴史や文化に触れる機会を作り、地元を愛し、地元に愛される環境づくりを提案し続けます。

そこで子どもたちが体験した内容を、今回ご支援いただけた際のお礼として用意させていただきました。新しい施設の完成と共に、成長する子どもたちの姿を多くの皆さまにご覧いただけることを期待し、私どもが住む町に少しでも興味をお持ちいただけると嬉しく思います。

皆さまの温かいご支援を心よりお待ち申し上げております。

<寄付金の使途>

皆さまからいただきました温かいご支援は、手数料・返礼費用・消費税を除く全てを有松学童保育所の新施設建築費用に充当させていただきます。

現在の建築費用不足分は約300万円となっておりますが、子どもたちが過ごしやすい環境を整えるには家具や遊具が必要不可欠です。

希望金額を上回るご支援をいただけた際には、今後設置を検討しているロッカー設置や遊具購入のための資金として活用させていただきます。

建築の進捗や遊具購入などの活動内容は、有松学童保育所のホームページや継続支援者様募集用ページで随時ご報告いたします。楽しみにお待ちください。
・有松学童保育所HP:https://sites.google.com/site/arimatugakudo/home?authuser=0
・有松つなぐ会 支援者様用URL:https://syncable.biz/associate/arimatutunagukai/
・有松つなぐ会HP:https://sites.google.com/view/arimatutunagu/

<活動を応援してくださる企業様のご紹介>

今回の企画でご用意いたしましたお返しには、以下の地元企業や団体の皆さまの協力をいただいております。
ご紹介をさせていただくとともに、あらためて感謝申し上げます。
・有松絞商工協同組合 HP:https://shibori-kaikan.com/
・NPO法人 桶狭間古戦場保存会 HP:https://www.okehazama.net/
・有限会社 絞染色 久野染工場 HP:https://shibori-zome.com/

<寄付をいただく際の注意点>

〇御礼特典を間違いなくお届けするため、寄付をいただいた方には後日メールをお送りいたします。
感謝の気持ちをお伝えするとともに、選択いただいた特典に間違いが無いかを確認させていただくためです。
寄付の際にはメールアドレスの入力をお願い致します。

〇メールでの確認が取れない際はお電話にて確認させていただくことがございます。

〇特典をご希望の場合は、必ず1回の寄付で特典希望額を入力してください。
複数回にわたる寄付金額の合計が希望される特典の額に達していたとしても、集計の都合上お送りの手続きをとることができません。

〇御礼特典の発送は2022年8月頃より予定をしております。(建物が出来上がってから作成する特典もあるため)今後の建築予定などに関しましては随時追記をさせて頂きます。


ご理解とご協力をお願い申し上げます。

<税額控除について>

当法人は非営利一般社団法人です。

個人でご寄付をいただいた際の所得控除や税額控除といった税務上の優遇対象ではありません。

法人としてご寄付をいただいた際の損金算入は、一般寄付金の損金算入限度額までとなります。

〇一般寄付金の損金算入限度額計算式
(資本金等の額×当期の月数/12×0.25%+所得の金額×2.5%)×1/4
例:資本金等の額1000万円、所得金額1500万円の場合・・・損金算入限度額10万円

詳しくはこちらをご参照ください。
国税庁HP:https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/04_3.htm

〒4580920

愛知県名古屋市緑区桶狭間巻山41番地4

0526217170

https://sites.google.com/view/arimatutunagu/

代表:田中友基

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