【終了】令和3年8月の大雨で被災した佐賀県の方々に暖かな冬を届けたい

寄付先

任意団体 震災がつなぐ全国ネットワーク

震災がつなぐ全国ネットワーク 事務局

支援総額

445,604円

/ 850,000円

52%
  • 支援総額

    445,604円

  • 支援者数

    48人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2021年11月29日

  • 終了日

    2021年12月31日

キャンペーンは終了しました

■被災された住民の皆さまへ、暖房器具をお届けしました!

2021/11/30 20:24

令和3年8月の大雨により、武雄市だけでも1,800軒近くの家屋が浸水被害を受けました。甚大な被害により、家屋の修繕は、大工さんの順番待ちや昨今のウッドショックによる材料の入手困難・価格高騰による工期の遅れが生じています。そのため、今現在も床板がはがされ、壁の断熱材もカビ対策のため取り除かれた状態のお家もあります。

(震災がつなぐ全国ネットワーク会員・コミサポひろしまFacebookより)

武雄市はじめ佐賀の被災地では10月の後半から冷え込みが強くなり、被災された方たちは水害による家屋の修繕に加え、寒さ対策も必要となりました。地元で支援活動をつづける「おもやい」では、被災された方から1軒1軒丁寧にご希望される暖房器具をお伺いし、被災された方に心も体も温まる暖房器具をお届けしています。これまでに、15軒の住民の皆さまに、ホットカーペットや電気毛布、セラミックファンヒーターなどをお届けすることができました。今後も目標である50世帯にお届けできるよう、引き続き皆さまからの温かいご支援をお待ちしています!

■おもやい代表 鈴木隆太氏からのメッセージ

今年の8月の豪雨災害から、もう間も無く正月が訪れようとしております。ここ武雄市、そして大町町では少しずつ家屋の清掃や仮復旧などの作業は落ち着きつつありますが、寒さが日に日に増していく中、暖房器具やそれにまつわる要望が多数上がってきております。

私たちは2年で2回の被災をされた方々へ、ほんの少しでも精神的・経済的・体力的な負担を軽くしていただけるよう様々な取り組みを行なっておりますが、特にこれからの生活再建については「来年も水がやってくるかもしれない」という観測がこの地域に住む私たちの心の中に、どうしても拭きれない澱のように沈殿しています。

ただ、下を向きながら生活を続けていくのではなく、せっかくならやっぱり楽しい地域でありたい。その思いをしっかりと持ち続け、これからも私たちのできることを続けてまいります。

この度のご支援、本当にありがとうございます。お渡しした皆様には非常に喜んでいただいております。地元の多くの方々と連携をしながら、1世帯でも多くの方にお渡しできるようこれからもご支援のほど、どうかよろしくお願いいたします。

■住民さんの声

 
うちは今回床上浸水して、2年前より深かったけど、中規模半壊程度の判定。数日前にようやく畳が入って、ここにホットカーペットを敷いたりすれば何とか生活できるようになるかなと思っていました。でも、2年前の水害の時に家を修繕して、あらゆるものを買い替えたのに今回全部ダメになって。その時お金もだいぶ使ってしまったし、今回の水害後は、私や妻も大きく体調を崩して、しばらく働けなかった。それに来年また被災するかも知れないと思うと、家具や靴箱なども、もう間に合わせのものでいいかな、と思って。それに、他にももっと大変な人たちもいっぱいいるのに、支援が欲しいとこちから言うのは申し訳なく思っていたんです。でもその時、おもやいの方から「どうか遠慮せんでくださいね。」って言ってもらって。その言葉が本当にありがたかった。今日、ホットカーペットとヒーターを頂いて、これで何とか温かいお正月が迎えらそうだと思えました。実は今日、誕生日だったんですよ。いいプレゼントになりました。(60代・男性)


 棚も来て、布団もきて、徐々にやっと落ち着いてきました。建具も入って、扉も閉まるようになったので、久しぶりに1階の畳の部屋に寝られてよかった。これまで2階で娘とひとつの布団で二人で寝ていたのでようやくゆっくり寝られます。でもこれからどんどん寒くなるからね。暖房器具を買うのも大きな出費になるからどうしようかと思っていました。それに最近、食が細くなって、体重も45㎏を切ってしまったの。最初はやりたいこともあったけど、今回いろんなものが水害で流されたから、もう欲しいと思うものはなくなっちゃったな。前はお裁縫もやってたんだけど、ミシンもなくなっちゃったし、お正月用に新しく買ったもちつき機も。でもいつまでも後ろを向いちゃだめなんだ。前を向いて頑張るしかない。(80代・女性)


 大工さんに修繕に入ってもらっていますが、作業は部屋ごとに少しずつ進んでいくので、私たちは家の中を転々している状況です。1階は断熱性もまだ低いから寒くて。これから雪も降るし、暖房器具が無いと耐えられないだろうな。でもやっとキッチン回りが整理されて、料理が作れるようになりました。でも、夫と一緒に早寝早起きして、体調には気を付けていたのに、夫が病気が発覚して心配で夜眠れないの。私は前回の水害でも被災したの。家の修繕をしている間、私たちはアパートに一時滞在してたんだけど、狭くて閉鎖的な空間だし、知り合いも近くにいないから寂しくてね。今回はそれが嫌で、不便だけど自宅にとどまる選択をしました。やぱり地域のつながりって、何より大切だと思います。(70代・女性)



■これからも、ご支援よろしくお願いいたします!
今回、おかげさまで目標額85万円の約39%、333,423円もの温かいご寄付が集まりました!(2021年11月30日現在)
引き続き、ご要望いただいている50世帯の住民の皆さま全員に、暖房器具をお届けするため、キャンペーン期間を延長しております。
またあらためて、皆さまのご寄付による支援活動について、ご報告させていただきます。
引き続き、よろしくお願い申し上げます!


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任意団体

震災がつなぐ全国ネットワーク

〒4610001

愛知県名古屋市東区泉1-13-34名建協2階RSY内

052-253-7550

https://shintsuna.org/

代表:栗田暢之・松田曜子

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