ストーリー
はじめまして!アフリカ最貧国のひとつ、マダガスカルの国際協力機関で働いているKと申します。
マダガスカルは、アフリカの南東部、インド洋に浮かぶ世界で4番目に大きい島です。バオバブの木やワオキツネザルなど、その固有の動植物や豊かな生物多様性で知られていますが、実は、世界で最も貧しい国のひとつでもあります。
支援をしようと思ったきっかけ:自分の子どもと同年代の子どもたちが、裸足で毎日物乞いをしている
マダガスカルの首都アンタナナリボで暮らしていると、物乞いをする子どもたちが毎日たくさん寄ってきます。
4歳くらいの子が、2歳くらいの子を抱きながら、ひどい排気ガスと土ぼこりまみれの道路の細い中央分離帯で一日中、行き交う車に物乞いをしていたり、もしくは12歳くらいの比較的大きい女の子でも、冬でも裸足で同じように物乞いをしていたりします
我が家の子どもたちはちょうどこの間くらいの年齢ですが、なぜこうも、物心つくかつかないかくらいの時点で、自らの人生を取り巻く環境がこんなにも違うのだろう?と、見るたびに泣きそうにもなりますし、胸が締め付けられます。
こういった、ある種自然で当たり前な感情から、私が毎日目にするこの子どもたちを救うにはどうしたら良いのだろうか、と考えるようになりました。
そこで思い出したのが、現地では有名なAkamasoaという村でした。
貧しい人を救う「奇跡の村」
Akamasoaとは、マダガスカルで現地の貧しい人たちを受け入れ、家と仕事と教育と医療を与える「村」を作り運営している現地の非政府組織(NGO)です。この村は、首都のアンタナナリボを中心に1989年から作られ始め、今では17の村に2万5千人が住むようになっています。そこにはAkamasoaが建てた学校もあり、1万5千人以上の子どもたちが通っています。
この団体・活動は、アルゼンチン人であるペドロ神父(Pedro Opeka:フランス語が使われるマダガスカルではPère Pedro、ペー・ペドロと親しまれています)が始めたもので、今もペドロ神父が最前線に立ち活動を続けています。
なお、Akamasoaはマダガスカル語で、「よき友」という意味です。アカマ「ソア」ではなく、アカマ「ス」と読みます。
遠くても、日本人だって貢献できる
Akamasoa Japonとは、この本家Akamasoaの活動を支援しようと私が立ち上げた団体です(団体といっても今のところ私ひとりですが)。
普段はフルタイムで国際協力機関の職員としての本業の仕事をしていますが、せっかく世界で最も貧しい国のひとつに、世界で最も裕福な国のひとつで生まれ育った人間が住んでいるのだから、仕事だけではなく、そのかたわらで私的な活動として出来ることをやってみよう、と立ち上げたものです。
出来ることと言っても、その村で私がボランティアをするというような事よりは、このように、日本の人たちにAkamasoaの事を発信して、繋げていくような事をしたいと思っています。
(この写真↓は、私がAkamasoaを訪問した際に、ペドロ神父に直々にご対応いただいた際のものです。この時の様子は、ページ最下部のFacebookページもご覧ください。)
なぜ、貧困や格差は解消されないのか
貧困という罠から人々を救うためにペドロ神父たちが30年以上前からどのように戦ってきたのか、貧困や格差はなぜ存在し、なぜ解消されないのか、などについても書いていますので、よろしければぜひホームページもご覧ください!
↓
https://www.akamasoa-japon-madagascar.net
■寄付金の使い道
頂いたお金は、すべてマダガスカルの本家Akamasoaに寄付します。
上記でご紹介した本家Akamasoaのホームページによると、100ユーロ(約1万3千円)あれば、一人の児童が1年間学校に通えるそうです。
5,000ユーロ(約80万円)あれば、新しい家を一軒たてて、貧困に苦しむ家族をもうひと家族受け入れられるそうです。
少しでも早く、多くの家族や子どもたちが人間らしい生活をできればと願います。
頂いた寄付は、本家Akamasoaに渡す際に、その証拠となるようなものを寄付者の皆様にご連絡する予定です。
そのご連絡はメールでさせて頂きますが、よろしければ以下のページもフォローください!
↓