事業紹介ー「一緒に乗り越える」ー
2021/10/25 16:26
みなさん、こんにちは。今日は一段と寒さを感じます。
キャンペーン開始から11日目。
現在、14名の方に寄付者になっていただいています。
寄付者になっていただいたみなさん、本当にありがとうございます。
キャンペーンを応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
今日は、つなっぐの事業活動ー「一緒に乗り越える」ーについて、ご紹介します。
被害発覚直後の聞き取りが終わった後も、裁判が進む中で子どもたちは何度も被害について語ることを求められることがあります。
時には裁判所での証言をする必要があり、大きな負担となっています。
そんなときに、子どもたちが安心して話したいことを話せるように、また話したくないことを話さないでいられるための支援をしています。
また、話す前の苦しみも、話した後の苦しみも、そのあとの人生への影響を一緒に乗り越えるサポートを様々な手段で行います。つなっぐはそれが「一緒に乗り越える」ことだと考えています。
「一緒に乗り越える」ために、つなっぐの活動にはとても大事なパートナー
「付添犬」がいます。
付添犬とは
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被害を受けた子どもが、安心して自分の受けた出来事について、他者(司法関係者/医療従事者など)に伝えられるよう手助けをする犬です。虐待などでトラウマを受けた子どもが、事情聴取などでさらなるトラウマを受けないように精神的にサポートします。
獣医学的に健康であることや攻撃性がないことはもちろん、包容力のある穏やかな犬で、一般の犬が入ることのできない施設でも落ち着いて行動ができ、指示に適切に従う、などの十分な行動学的な安全性がすべての犬に求められます。その特殊な活動内容と日本の現状に適応した、犬への厳正なスクリーニングとハンドラーに対する研修教育などを経た上で、子ども達やご家族の笑顔のための優しい活動を目指しています。
現在、「つなっぐ」と連携を結んだ2つの団体、社会福祉法人 日本介助犬協会と公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)からそれぞれの専門機関で認定を受けた犬とハンドラーが、さらに付添犬認証委員会の認証を受けて、毎回依頼活動内容やニーズに合わせて活躍しています。
実際の活動を紹介した動画もご覧ください
つなっぐHP(https://tsunagg.com/chdjpn)より引用
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付添犬のキースくんです。
先日、たくさんの大人が緊張する場所に初めて行った時の写真なのですが、キースくんはこんなふうに、いつも通り、のんびりとリラックスしていました。
こんなふうに、いつでもどこでも、子どもたちに寄り添いながら、のんびり過ごしてくれるので、慣れない場所で、辛い話をしなければならない時も、付添犬の様子を見て、緊張がほぐれます。
付添犬のアンジェロくんです。小さいお子さんには、大きな犬種より小さい犬種が好まれることもあります。
アンジェロくんとふれあいをするお子さんは、長い毛をアレンジして楽しんだり、お散歩させたりしますが、アンジェロくんはじっと子どもに寄り添ってくれます。
犬が介在してくれることで、さまざまなメリットがあることが研究でもわかってきており、つなっぐの活動をしているなかでも、スタッフは犬のパワーを感じています。
付添犬の活動は始まったばかりですが、一人でもおおくのお子さんに、付添犬を届けられるように、一つ一つ事業を進めています。
そして、付添犬を派遣するためには、やはり費用が必要です。
毎月500円の寄付を1年(年間6,000円)の寄付をしてくださる方が5人いると、裁判や警察、検察の聞き取りの際に、1回付添犬を派遣することができます。
裁判の準備を含めると、1回の派遣では終わらないので、やはりたくさんの方々のお力が必要です。
皆さん、つなっぐの付添犬活動を支えていただけませんでしょうか?
何卒よろしくお願いいたします。
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