活動紹介ー「話を聞く」ー
2021/10/22 14:34
みなさん、こんにちは。
いつも応援ありがとうございます!
これから活動報告の中で、つなっぐの事業活動を詳しく紹介していきたいと思います。
今日は「話を聞く」ー司法面接技法を用いて子どもから話を聞くー
について、お伝えしようと思います。
みなさんは「司法面接」という言葉を聞いたことがありますか?
子どもたちが被害を話すことは大きな負担となります。
子どもたちは、自分が受けた被害について、警察、児童相談所、医療機関など、支援につながるために何度も話をしなければなりません。
つなっぐでは、中立的立場の民間NPO団体として「司法面接技法」を用いて、「司法面接」が実施できる団体です。
(子どもたちの負担を少しでも軽減しようと、検察、警察、児童相談所が「司法面接技法」を使って、一度に子どもから話を聞く「協同面接」という面接も行われるようになりました。)
司法面接では、出来るだけ子どもの負担を少なくするよう、また、誘導的な聞き取りにならないように、研修を受けたスタッフが聞き取ります。
多くの場合、子ども病院で行います(つなっぐ事務所で行う場合もあります)。
司法面接の後、子ども病院で、そのまま診察を受けることもできます。
その際、頭から足先まで全身の診察(系統的全身診察)をします。
その後、司法面接で子どもから聞いた話の内容や系統的全身診察の結果に応じて、必要な支援や、医療的ケア、心のケアやに繋ぎます。
また次の機会にご紹介する「支援の輪をつなぐ」に通じてきますが、司法面接を行うスタッフを養成する研修も実施しています。
なかなか多くの方には知られていない「司法面接」ですが、子どもの未来のために「正確な事実の調査」が行われる必要があり、そのためには「司法面接」は大切な面接といえますし、多くの方に知られることで、本来「司法面接」を必要とする人に、この面接を知ってもらえる機会になると思います。
毎月500円の寄付をしてくださる方が1年間に9人いらっしゃると、
一人のお子さんが
「司法面接」「系統的全身診察」
を受けることができます。
費用負担が難しい子どもに、「司法面接」「系統的全身診察」を届けるために、ぜひご支援いただけませんでしょうか?
よろしくお願いいたします!
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