共催団体・杉浦農園(奈良県御所)代表 杉浦英二さんから応援メッセージいただきました!
2021/8/5 07:14
本日も活動報告をご覧いただき、ありがとうございます!
マンスリーサポーターチームのせみちゃんです。
今日は赤目(三重県)ワークキャンプリーダーを経験され、現在は奈良県御所市の共催団体「杉浦農園」代表の杉浦英二さんからの応援メッセージをご紹介します!
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三重県赤目の森でナイスと出会って、もう8年になるでしょうか。私は奈良県の中山間地の棚田で農業を始めていましたが、およそ効率的な農業には向かない地域で、思うような成果もでず悶々と悩んでいた時期です。
そんな折、以前に訪ねたことのあった赤目の森をふらっと再訪しました。里山の農業の可能性について、何か少しでもヒントを見出したかったのです。ところがそこは私の知る滞在型のエコリゾートではなくなり、外国人と日本人の若者が入り乱れて森林管理の仕事をしていました。見たこともないカオスの状況に、大変驚いたのを覚えています。さらに驚くことに、再訪して間もなく、夏の台湾キャンプのリーダーを任されることになりました。台湾人学生14人、日本人学生3人、ロシア人1人の混成メンバーによる10日間の森林ワークです。英語を話せない、ナイスの取り組みも知らない、若くない(笑)の3ない。もうどうにでもなれと引き受けたのです。泣き笑いのキャンプの感想は、ものすごくしんどいけれど、めちゃくちゃに楽しい。あの味わった爽快感は学生の時のクラブ活動以来ですね。その後、農園は共催団体として国内外のボランティアを受け入れ、里山農業を発展させる礎を築きつつあります。
ナイスのプログラムの素晴らしさは、共催とボランティアがともに成長できることだと思います。赤目再訪からのナイスとの出会いがなければ私の農園もどうなっていたか。共催はボランティアを受けいれることで物理的な業務改善だけでなく、彼らとの交流から多くの学びを得るはずです。またボランティアにとってたとえ短い期間であっても開催地での活動は、その人の人生を豊かにして視野を広げることになるでしょう。
人生に悩んでいたり、刺激が足りないと感じている人達へ。ナイスが取り持つ世界に足を踏み出して見てください。きっと何かが起こるはず。
杉浦英二 プロフィール
1969年大阪生まれ
近畿大学農学部農学研究科修了。建設土木コンサルタントで主に緑化事業に従事。2003年脱サラし、奈良県御所市で里山再生のための農業を始める。
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