真木リーダー経験者・鈴嶋千芳子(ちょこ)さんより応援メッセージをいただきました!
2021/7/25 13:45
本日も活動報告をご覧いただき、ありがとうございます!マンスリーサポーターチームのしまです。
今回は「真木」(長野県)でリーダーを務めた鈴嶋千芳子(ちょこ)さんから応援メッセージをいただいたのでご紹介します!
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私は2013年10月に長野県小谷村にある真木共働学舎でのワークキャンプにリーダーとして参加しました。
真木は車の入らない山道を1時間半歩いたところにあり、古き良き日本の風景を彷彿とさせる茅葺き屋根の母屋が立派に構えるとても小さな集落です。
真木でのワークキャンプについて今でも思い出すのは、農作業や住民との交流、寝食を共にする中で感じた、年齢やバックグラウンドも異なる住人が助け合いながら生活する、穏やかで拠り所のある空間のことです。
昔から日本の田舎のコミュニティでは、自然・その土地の信仰・文化伝統・村人などが密接に関わり合いながらそのコミュニティを維持してきました。
その繋がりも核家族化や高齢化、過疎化により以前から薄れてきてはいましたが、昨年から続くコロナの影響で繋がりの断絶が加速の一途をたどっています。リモートワークなどオンライン上での結びつきが活発化した反面、オフライン上では他者との関わりが抑制され個の意識が強まったのではないでしょうか。
田舎でも自粛の影響で密接な繋がりが少なくなり、祭り事などの地域の伝統的行事が中止になることもあり、このままだと何百年と受け継いできた各地の文化・伝統が失われてしまいます。
その中でNICEの活動はワークキャンプを通して真木のような限界集落を含め地方の里山に活気の風を送り込んできました。自粛ムードな世の中ですが、今動き続けないと手遅れになってしまう気がするのは私だけでしょうか。
いつも当たり前のように素晴らしいワークキャンプの場を提供してくれていたNICEの危機に、多くのみなさまが支援して下さるようどうぞよろしくお願いします!
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鈴嶋さん、素敵なメッセージをありがとうございます!
ワークキャンプの大きなテーマである共同生活を通じたお互いの価値観を理解し合い、協力し合っていく要素はコロナ禍の中でさらに大切な部分になっていると感じます。
これからもNICEが地域やボランティアとの絆を絶やさず活動を続けていくために、引き続きご支援よろしくお願い致します!
NICEマンスリーサポーターチーム
しま
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