勝山キャンプリーダー 有馬優友さんからの応援メッセージ
2021/7/11 00:01
去年の夏に、福井県勝山市で行われたワークキャンプのリーダーを務めさせていただきました。
小原集落という、現在はほとんど住人がいない、いわゆる限界集落での活動でした。
現地に着いて、スマホが圏外になってしまい、とんでもないところに来てしまったのではないかと思いました。
いざワーキャンが始まるとそんなことは杞憂に過ぎず、むしろスマホを使わない生活は幸せに満ちていました。
街灯りが少ないため、夜に見上げる空は今までの人生の中でも最高の景色の一つでした。
その他にも、山や川といった自然に囲まれて過ごした時間は、かけがえのない思い出となっています。
小原集落には、伝統的な建物、素晴らしい自然で溢れています。
勝山・小原の美しさが未来へ繋がることを祈ります。
2020年 福井県勝山ワークキャンプリーダー
有馬優友
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有馬さん、ありがとうございます!!
現地に入り実際にワークキャンプの活動してくれたメンバーたち。そしてその活動をまとめてくれているキャンプリーダーからの応援は、わたしたちに勇気と元気を与えてくれます!
福井県の勝山市は日本一の恐竜化石発掘地帯で、恐竜博物館は圧巻。集落は山間にあり標高は約500m。県内有数の豪雪地帯で湧き水は絶品で珍しいお茶もある自然豊かな集落。
小原集落は山あいにあり、昔は90戸に400人が住んでいましたが、現在住民は1人のみ(元住民が畑仕事等をしに来ることも)で建物は17戸が残存する地域です。
森林組合長と区長が中心になって2006年に立ち上げた小原ECOプロジェクトは、福井工業大学や大工さんと協力し、珍しい工法で建てられた貴重な民家を7戸修復されました。また、コミュニティ機能を維持や、交流人口増加に向けて、登山道の整備や耕作放棄地の再生に取り組み、豪雪体験や山菜採り等のエコツアーも実施されています。
NICEは夏の国際事業や定期的な週末ワークキャンプ、「田舎で働き隊!」で共催し、緊密に連携することで「限界集落の存続」のモデルケースづくりを目指しています。
こうしたNICE の活動はみなさんの応援で支えられています。
これからもワークキャンプを絶やさないため、継続して地域や人々の力になりつづけるため、みなさまの、ご協力、応援をよろしくお願いいたします。
マンスリーサポータープロジェクトチーム
katsu
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