熊本県水俣市 NPO法人植物資源の力理事長/MIFA・水俣市国際交流協会 金刺潤平さんからの応援メッセージ
2021/7/5 23:05
ワークキャンプは、これまで都市部の若者と地方の田舎を繋いできた。
若者たちは、ボランティアとして縦横無尽な活躍をして、地域の人々を感心させてきた。活動が定着し、その来訪を心待ちにしている人たちもたくさん居る。
現在、高齢化が進む田舎では、新型コロナ感染を心配し、都市部の若者を受け入れられない状況が続いているが、けっして、これは、活動の終了を意味しない。嵐が来たなら、通り過ぎるまで隠れて待てとこの辺りでは言う。
そのタイミングは、近いうちにやって来る。それ故にこれまで作り上げてきたネットワークの強化維持は、必須条件だ。
地球温暖化気候変動、マイクロプラスチックの海洋汚染、世界経済の動静等、時代が進むと人類が生存の危機を感じざるを得ない事態がやって来るかもしれない。
情報は、確かに現代社会の重要な道具であり要素だ。しかし、希望は、生物としての人間のリアルな生の中からしか生まれないように思う。
未来に生きる若者が汗して希望をその手に掴む日のために田舎で準備を進めます。
プロフィール
金刺潤平
NICEと1992年から短期ワークキャンプを、2011年から中長期ボランティアを共催。15年ほど前から、地域の小中学校の卒業証書を山間地(久木野)での原木の伐採から処理、紙漉きまで生徒たちと一緒に行っている。また、NPO植物資源の力理事長を務め、地元中学校での環境学習(海学校、山学校、川学校)、国内外からの青年ボランティアを受け入れ、竹林管理、竹炭焼き、援農等地域貢献活動をコーディネートしている。
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