江連千佳(エヅレチカ)( I _ for ME)さんからのメッセージ
2021/7/16 19:33
私は、NZに留学した時に受けた性教育をいまだに忘れられません。避妊具を男性器の模型につける実習があったのですが、私はどうしても抵抗がありました。「恥ずかしいから、やりたくない」そう実習を拒絶した私に、先生は「あなたのカラダは、あなたが守るのよ」と優しく教えてくださいました。そのとき初めて、自分は意思決定する「権利」を持っていると自覚できたのです。全ての性教育の課程を終えたとき、少し強くなれた、そんな気がしました。
いまだに日本では、性と真剣に向き合うことを恥じたり、むしろ悪いことのように扱ったりする傾向にあります。NZの教育は確かに素晴らしかったけれど、日本にNZの性教育をそのまま持ってきても、フィットするのは難しいのでは…?そう思っていた時に出会ったのがソウレッジさんの活動でした。プロダクトを通して、性に真剣に向き合う場を丁寧に作り上げていることに感銘を受けました。ソウレッジさんの提供する性教育を通して、少し強く優しくなれる人が日本に増えたら…そんな想いで活動を応援しています。
江連千佳(エヅレチカ) Essay inc. CEO 2000年に東京で生まれた。女性のデリケートゾーンの悩みがタブー視されている社会構造を問題視。「次の時代を生きる女性たちへ、私らしくある自由を届ける」をモットーに、エンパワメント・ブランド I _ for MEを立ち上げ、ショーツ機能付き部屋着、“おかえり“ショーツを販売している。
← 活動報告一覧へ戻る